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カフェきごさい「ネット句会」(2月)のお知らせ

caffe kigosai 投稿日:2021年1月2日 作成者: mitsue2021年1月4日

新年あけまして おめでとう ございます

カフェきごさい「ネット句会」は、どなたでも参加自由です。次回2月の句会の投句締切りは1月31日です。このサイトの「ネット投句欄」より、1月31日までに3句を投句ください。2月1日中にサイトへ投句一覧をアップしますので、2月4日までに参加者は3句を選び、投句と同じ方法で選句をお送りください。サイトへ、参加者の互選と店長・飛岡光枝の選をアップいたします。

コロナ禍の中の新年となりました。様々な思いで過ごされているお正月、ぜひ果敢に詠んでみてください。

なお、朝日カルチャーセンター受講の方の「カフェネット投句」は、今まで通り毎月20日までにご投句ください。(店長)

カフェネット投句(十二月)飛岡光枝選

caffe kigosai 投稿日:2020年12月24日 作成者: mitsue2020年12月24日

【入選】
老いが好き真紅の薔薇がもつと好き  弘道

選評不要の一句。この作者の新境地。夏の句。

滅びゆく天地の叫び雪嵐  和子

自身の存在すら危うく感じる自然の激しさ。原句は「滅びゆく大地の叫び雪嵐」。

朝起きて素足冷たき畳かな  守彦

畳のひやりとした感触に一瞬にして冬の到来を感じた。原句は「朝起きて素足に冷たき畳かな」。

ガス燈はハマの名物牛鍋食ぶ  涼子

「ハマの名物」と説明だけになってしまったのが残念。

寒林に淡き日の差す冬桜  涼子

「淡き日の差す」が冬桜らしい。「寒林」と「冬桜」、安易に季語を二つ入れないようにしたい。「街中に淡き日の差す冬桜」など。

朝日カルチャーセンター「カフェきごさい句会」十一月

caffe kigosai 投稿日:2020年12月24日 作成者: mitsue2020年12月24日

新宿朝日カルチャーセンター「カフェきごさい句会」。今月の兼題は十一月のサイトより、今月の季語「初冬の花」、今月の花「冬林檎」、浪速の味「紅葉の天ぷら」です。(店長)

【特選】
残る虫ときどき消えて蘇る  涼子

「ときどき消えて」がまさに残る虫の様。おかしみがありながら物悲しい。

黒潮にのりて歌ふよ恋鯨  涼子

鯨の歌はよく知られているが、「黒潮にのり」が一句を存在感あるものにした。「黒潮にのりて鯨の恋の歌」。

【入選】
路地裏へ枯葉ころころ一等賞  和子

幼い子どもと遊んでいるような一句。冬の一場面をいきいきと描いた。

母の墓北山しぐれ隠しけり  弘道

母上への思いが伝わるしみじみとした一句。

まつすぐに届く明るさ石蕗の花  涼子

花の少ない冬に鮮やかな色を見せる石蕗の花。比較的表現が難しい花を的確に捉えた。

妻縫ひし服着て子らの七五三  弘道

子どもの服の多くが手作りの時代の七五三。お下がりにも手を加えて。

落葉踏む音それぞれの日暮かな  和子

晩秋の心のありようまで思いが至る一句。原句は「落葉踏む音それぞれの日暮あり」。

冬ぬくし山寺にある鯨墓  涼子

山寺に鯨の墓とは。「にある」が余計なので一工夫を。

まほらより毀れし紅葉天ぷらに  光枝

浪速の味 江戸の味 一月 【七草粥(江戸)】

caffe kigosai 投稿日:2020年12月23日 作成者: mitsue2020年12月23日

一月七日は五節句のひとつ「七種(ななくさ)」です。この日の朝、〈芹、薺、御形、繫縷(はこべら)、仏の座、鈴菜、清白(すずしろ)〉を入れた七草粥(七種粥・七日粥)をいただき、無病息災を祈ります。

六日の夜「七草なずな唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に」と唄いながら七草を俎の上で叩き刻む七草粥の風習は全国にありますが、囃し詞や粥の中身は様々です。私が育った葛飾区では、かつては名産の小松菜を入れていたそうです。

旧暦の「七種」は、新暦よりひと月ほど後、ちょうど立春のころで、野山に若菜が萌える時分でした。新暦では寒中ですから栽培した七草を使うことになります。

東京都の東端、千葉県に接する江戸川区は、江戸時代には市中への野菜供給地でした。小松菜発祥の地として知られ、現在でも都心に近い野菜の生産地です。その一角、花卉栽培が盛んな「鹿骨(ししぼね)」地域では毎年十二月になると「七草籠」の生産に追われます。

ちなみに「鹿骨」の地名の由来は、奈良時代、春日大社の創建に際し常陸の鹿島神宮から多くの神鹿を春日大社へ引き連れて行く際、道半ばで死んだ鹿をこの地に葬ったことからとされています。

ビニールハウスで育てた七草を鉢に並べ籠に収めた七草籠は、正月の飾りとして全国に出荷されます。青々とした七草が初々しい籠は、初春を寿ぐ空気が自ずと生まれるようです。

いつの時代も人々は、疫病退散の願いを込めて七草を叩き、一椀の粥に新しき年の幸いを願ったのでしょう。

暁や七草はやす手の白く  光枝

新刊のお知らせ 『Koka A Passion for Ikebana』(英語版)福島光加著

caffe kigosai 投稿日:2020年12月20日 作成者: mitsue2020年12月20日

Koka A Passion for
Ikebana

「カフェきごさい」で花のエッセイを連載中の福島光加さんの英語版新刊『Koka A Passion for Ikebana』(定価:本体2,909円+税)が刊行されました。サイトのエッセイをまとめた『花のテラスで』(2014年刊)、『花のテラスでⅡ』(2018年刊)〈共に花神社〉から48のエッセイを厳選、日本の古典文学の研究者で長年日本の大学で教鞭をとるジャニーン・バイチマンさんが英訳を担当しました。光加さんのいけばな作品もふんだんに掲載されたフルカラーの一冊をぜひご覧ください。
(店長)     
【問合せ】福島事務所 book@kokanote.com

今月の花(一月) 松

caffe kigosai 投稿日:2020年12月20日 作成者: mitsue2020年12月20日

今月は福島光加さんの新刊『Koka A Passion for Ikebana 』(「新刊のお知らせ」を参照ください)の出版を記念して、本書の最後を飾る「松」(Pine)(「カフェきごさい」2013年1月)をアーカイブ掲載いたします。(店長)

「今年の松は何にします?」
年末も近づいたお稽古の日には、こんな質問を生徒にする。

 すっと伸びた若松、根がついて売られることの多い枝振りの面白い根引き松、黄色など斑の入った蛇の目松、一箇所から五枚の小さな葉が出ている五葉松、長い葉の大王松などがお正月花にはよく使われる。そのうちのどの松にするかがいける側にとっては大きな問題なのである。

 (去年いけたのが若松だったから今年は根引き松)、(私は来年が巳年だから蛇の目松にしようかな)と、年末にはそんな会話がかわされていた。

 新しい年をはじめるのだから松はだらしなくいけないようにね、折れた葉や茶色くなった葉はぬいてからいけてください。いろいろな注意が飛び交う教室には、手袋のない人の手についた松脂をとるためのハンドクリームが用意される。クリームでこすり、テイッシュでふきとりお湯で洗う。年に一度の松を使った稽古風景である。

 照葉樹林文化の日本では、晩冬のすっかり葉を落とした木々の中で常緑樹の存在がなんといっても目立つ。中でも松は依代として、また門松をたてる風習といったこともあり、身近な存在である。緑の葉が長い大王松は北米が原産であるが、日本には今あげた正月花にいける松のほかにもさまざまな種類の松が生息する。そして日本ばかりでなく世界にも松はかなり分布している。私がすぐ思い浮かべるのがローマの傘松。結構大きくて、頭は傘のようになっている。そういえばレスピーギの(ローマの松)という交響曲もある。

 市場で一斉に松が入荷する、いわゆる松の市が立つのは12月にはいって間もない一日。この12月は東京では9日だったらしい。この日に競り落とされる松は、仕入れておいてタイミングを見計らい花屋の店頭に並べられる。だから、店先にでたら松だけは早く買っておいたほうが、たくさんの中からいいものが手に入る。

 年末のお稽古のあと、私は松と一緒にいけるように紅白または金銀の、一番長い6尺の水引をクラスの全員にプレゼントする。松の緑に真新しい水引が加わると、とたんに「お正月!」という雰囲気になる。直前まで仕事をしてきて教室に駆け込んできた生徒たちがそれを見るとパッと表情を輝かす。そんな時、来る年もこの人たちに幸多かれと願うのである。(光加)

カフェきごさい「ネット句会」(12月)互選+飛岡光枝選

caffe kigosai 投稿日:2020年12月6日 作成者: mitsue2020年12月12日

(連中)
すみえ 裕子 良子 桂 雅子 守彦 都 和子 弘道 涼子 ひろ女 隆子 光尾 光枝

【互選】
すみえ選
茶の花の上に烏城のどんとあり  和子
からからと枯葉は先を急ぎけり  雅子
プラタナス我が顔ほどの大枯葉  雅子

裕子選
英文の絵馬も掛けあり小六月  良子
あかあかと氷の薔薇の開きけり  光枝
セーターに編み込んでゆく赤ずきん  都

良子選
縄暖簾先ずは煮大根熱燗で  弘道
からからと枯葉は先を急ぎけり  雅子
繰り言に相槌うつて日向ぼこ  すみえ

桂選
野心とふ尊きものや冬桜  涼子
長命の手相の母と日向ぼこ  裕子
真白な馬の鼻息棒のごと  光枝

雅子選
菜を刻む音も小春のきげんかな  隆子
繰り言に相槌うつて日向ぼこ  すみえ
あかあかと氷の薔薇の開きけり  光枝

都選
からからと枯葉は先を急ぎけり  雅子
真白な馬の鼻息棒のごと  光枝
闇の中凍てつく地球漂流し  和子

和子選
大枯野一直線に雉の声  桂
真白な馬の鼻息棒のごと  光枝
原木に前世の記憶冬桜  ひろ女

弘道選
繰り言に相槌うつて日向ぼこ  すみえ
闇の中凍てつく地球漂流し  和子
タンカーの行き交う海や大根引く  雅子

涼子選
からからと枯葉は先を急ぎけり  雅子
水鳥の水より上がる赤き足  裕子
はぐれ鴉寒夕焼の懐へ  桂

ひろ女選
大枯野一直線に雉の声  桂
からからと枯葉は先を急ぎけり  雅子
タンカーの行き交う海や大根引く  雅子

光尾選
短日や診療台に口開けて  良子
菜を刻む音も小春のきげんかな  隆子
マスクして空手道場冬稽古  弘道

隆子選
聞きなれた千曲の瀬音秋深し  守彦
長命の手相の母と日向ぼこ  裕子
からからと枯葉は先を急ぎけり  雅子

【飛岡光枝選】
《特選》
己断つごとく白菜真二つ  都

原句は「何か断つごと白菜を真つ二つ」。白菜をただ切るのではなく「真二つに断つ」とした思いに目が留まりました。「何か」が何かを言うことが俳句、遠慮せずぐぐっと踏み込みましょう。

タンカーの行き交う海や大根引く  雅子

一読三浦半島を思いました。引いているのは大きな三浦大根。すっきりとした句の形が冬の空、海に相応しい。

《入選》
聞きなれた千曲の瀬音秋深し  守彦

「瀬音」で切れる取り合わせの句。上五中七がまさに静かに流れる瀬音のようです。

縄暖簾先ずは煮大根熱燗で  弘道

美味しそうな一句ですが、全て述べてしまったのが惜しい。「縄暖簾」のような既存の言葉に変えて、心情を表現するなど工夫を。

大枯野一直線に雉の声  桂

枯野を響かせる鳥の声。雉の声はまさに一直線に響きます。ただし「雉」は春の大きな季語です。「大枯野一直線に鳥の声」などなど検討を。

からからと枯葉は先を急ぎけり  雅子

この時期の心情とも呼応した一句。

水鳥の水より上がる赤き足  裕子

水の上と陸上で水鳥の印象はかなり違います。陸上での白鳥の黒い脚が特に印象的ですが、句は赤い足。水の冷たさをも感じさせる赤です。

菜を刻む音のきげんや小六月  隆子

軽やかな包丁の音に小春の思いを重ねました。原句は「菜を刻む音も小春のきげんかな」。中七下五をすっきりと。

黄落やハイヒールの音また乱れ  光尾

銀杏並木でしょうか、黄葉に足をとられながらも闊歩する女性が目に浮かびます。原句は「黄落やハイヒールの音乱れけり」。「けり」では動きが止まってしまうので工夫を。

闇の中凍てつく地球漂流す  和子

大きく詠んでいるのは結構なのですが、焦点が今一歩合わないのが残念。原句は「闇の中凍てつく地球漂流し」。

マスクして空手道場初稽古  弘道

来年のオリンピックには大きな気合を聞きたいものです。原句は「冬稽古」ですが、より焦点の合う季語を。

プラタナス我が顔ほどの枯葉かな  雅子

原句は「大枯葉」。この「大」の一字で、自分の顔くらい大きいのですよという説明になってしまいます。

はやぶさ2舵を地球へ霜の夜  すみえ

「霜の夜」が上々。はやぶさ2はカプセルを投げた後、また宇宙の旅へ戻るとか。大宇宙の孤独。

それぞれがみんな違つてもみぢの葉  光尾

言われてなるほどと気が付くことがあります。「紅葉」ならではの一句。

【投句より】
「英文の絵馬も掛けあり小六月」

「小六月」「短日」「日脚伸ぶ」などの時候の季語は、極端に言えばどんな内容でも合ったように句が作れるので、注意が必要です。この句も「日脚伸ぶ」でも「冬はじめ」でもなんとなく合う。句の内容はわかるようにきちんと出来ていますが、より緊密に作る必要があります。「も」は以下参照。

「赤ちゃんも足バタバタと師走かな」

この句は「も」が問題です。「師走」に引っ張られて、赤ちゃん「も」まるで走っているようだと説明してしまいました。句の中に「も」が入ったら要注意です。

「天窓を叩く凍星旅の宿」

上五中七がとてもいいだけに惜しい一句です。「旅の宿」が悪いわけではなく使うべきところで使えば活きますが、この句ではただの場所の説明になっています。

カフェきごさい「ネット句会」(12月) 投句一覧

caffe kigosai 投稿日:2020年12月2日 作成者: mitsue2020年12月2日

12月「ネット句会」の投句一覧です。以下から3句を選び、このサイトのネット投句欄に番号と俳句を記入して送信してください。選句締め切りは12月4日(金)です。みなさんの選と店長(飛岡光枝)の選はこのサイトにアップします。(飛岡光枝)

(投句一覧)
1 舫はれて船はギャラリー冬鷗
2 渾身の紅いとほしき冬薔薇
3 野心とふ尊きものや冬桜
4 聞きなれた千曲の瀬音秋深し
5 縄暖簾先ずは煮大根熱燗で
6 天窓を叩く凍星旅の宿
7 長命の手相の母と日向ぼこ
8 茶の花の上に烏城のどんとあり
9 短日や診療台に口開けて
10 大枯野一直線に雉の声
11 からからと枯葉は先を急ぎけり
12 然ふ言へば昨夜の音は初時雨
13 雪の原谿水響く潺湲と
14 赤ちゃんも足バタバタと師走かな
15 水鳥の水より上がる赤き足
16 水枯れて魚の群れはいずこへや
17 真白な馬の鼻息棒のごと
18 宿坊の隅に一輪冬の薔薇
19 散り急ぐ山茶花くべて落葉焚
20 菜を刻む音も小春のきげんかな 
21 公園の時計動かぬ枯葉かな
22 原木に前世の記憶冬桜
23 繰り言に相槌うつて日向ぼこ
24 極月の胼の手でする喜捨ならむ
25 極月の孤独色なる夜空かな
26 何か断つごと白菜を真つ二つ
27 黄落やハイヒールの音乱れけり
28 英文の絵馬も掛けあり小六月
29 闇の中凍てつく地球漂流し
30 マスクして空手道場冬稽古
31 プラタナス我が顔ほどの大枯葉
32 はやぶさ2舵を地球へ霜の夜
33 はぐれ鴉寒夕焼の懐へ
34 あかあかと氷の薔薇の開きけり
35 おおかみの遠吠え聞こゆ冬満月
36 タンカーの行き交う海や大根引く
37 それぞれがみんな違ってもみじの葉
38 セーターに編み込んでゆく赤ずきん
39 すき焼や師の御内儀は母に似て
40 シナモンの香り微かや枇杷の花
41 しぐるるや駅の灯りのなつかしき
42 からり晴れそば屋の午後の温め酒

カフェきごさい「ネット句会」(12月)のお知らせ★来年度の予定

caffe kigosai 投稿日:2020年11月27日 作成者: mitsue2020年11月28日

「ネット句会」は、どなたでも参加自由です。このサイトの「ネット投句欄」より、11月30日までに3句を投句ください。12月1日中にサイトへ投句一覧をアップしますので、12月4日までに参加者は3句を選び、投句と同じ方法で選句をお送りください。サイトへ、参加者の互選と店長・飛岡光枝の選をアップいたします。

29日は満月。関東地方は雲が出そうですが、雲の間の冬満月を堪能してください。風邪などひかないように気を付けて。

カフェきごさい「ネット句会」は来年度は隔月(偶数月)の開催となり、原則奇数月月末に投句いただきます。句会の開催は今まで通りサイトでお知らせいたします。

なお、朝日カルチャーセンター受講の方の「カフェネット投句」は、今まで通り毎月20日までにご投句ください。

カフェネット投句(11月)飛岡光枝選

caffe kigosai 投稿日:2020年11月25日 作成者: mitsue2020年11月25日

【特選】
後の月煌々として妻と在り  守彦

十三夜の冷やかな光のもと、妻と己の存在の確かさ。名月では句にはなりません。作者の新境地を予感させる一句。

待つといふ嬉しさもあり冬林檎  涼子

中七で切れる一句。「冬林檎」がとても効いています。

【入選】
陽の暮るる時際やかに富士の雪  和子

残照の中の冬の富士。原句は「陽も暮るる富士の白雪際やかに」。

山茶花や自転車置き場ピンク色  涼子

驚くほどの山茶花の花びら。原句は「山茶花や自転車置き場はピンク色」。この「は」を取れるように。

髭を剃る刃に忍び寄る寒さかな  弘道

髭剃りの刃はいろいろに詠まれますが、この句は髭を剃っている最中の刃というところが新鮮です。

八十路なんぞ序の口冬迎へ  弘道

音としては「八十歳」としたいところですが、それではなぜかつまらなくなります。「冬迎へ」では状況の説明に終わってしまうので具体的な季語(冬の植物など)を。

トラ猫に遊んでもらふ秋の夜  守彦

原句は「猫の子に」ですが、春の大きな季語なので工夫を。

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カフェ_ネット投句

・このネット投句は、朝日カルチャーセンター新宿教室(講師_飛岡光枝)の受講者が対象になります。
・毎月20日の夜12時が締め切りです。
・選者はカフェ店長の飛岡光枝、入選作品・選評は月末までに発表します。
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スタッフのプロフィール

飛岡光枝(とびおかみつえ)
 
5月生まれのふたご座。句集に『白玉』。朝日カルチャーセンター「句会入門」講師。好きなお茶は「ジンジャーティ」
岩井善子(いわいよしこ)

5月生まれのふたご座。華道池坊教授。句集に『春炉』
高田正子(たかだまさこ)
 
7月生まれのしし座。句集に『玩具』『花実』。著書に『子どもの一句』。和光大・成蹊大講師。俳句結社「藍生」所属。
福島光加(ふくしまこうか)
4月生まれのおひつじ座。草月流本部講師。ワークショップなどで50カ国近くを訪問。作る俳句は、植物の句と食物の句が多い。
木下洋子(きのしたようこ)
12月生まれのいて座。句集に『初戎』。好きなものは狂言と落語。
趙栄順(ちょうよんすん)
同人誌『鳳仙花』編集長、6月生まれのふたご座好きなことは料理、孫と遊ぶこと。

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