いどばた歌仙 善哉「花の巻」初折の表 脇 再募集
発句の余情に呼応した詩情のある脇です。
発句と脇でひとつの世界を作った感じがあります。
第三は、飛躍して別の世界へ転じてください。
留め方として(に、て、にて、らん、もなし)などが多く使われますが
発句が「で」の留なので、こだわらなくてもいいです。
春の長句(575)です。
【初折の表】
発句 残生やひと日は花を鋤きこんで 飴山實(春・花)
脇 白き蝶々あそぶ川舟 真樹子(春)
第三
〇
白き蝶々あそぶ川舟(真樹子)
△
春の祭りの長閑な囃子(貝太)(春の祭はのんびり囃し)
・
春惜しみつつリハビリの試歩
はるか見晴らす菜の花の岸
抱き上ぐる子に若き草の香
朝を知らせる子雀の声
誰もゐぬ日は大朝寝して
白きたくあん目刺に添へて