いどばた歌仙 善哉「花の巻」初折の裏 二
「のろし」でなく「ろうえん」として、体言止めにしました。
緊急事態を知らせ、団結を呼びかける手段としての狼煙に今後の展開
がどうなるのか楽しみです。
次の次あたりで雑の恋を詠んでいただきたいので、恋を誘うような恋の
呼び出しでもいいです。
【初折の表】
第三 春風に乗りて祝電届くらん みつこ(春)
四 初日の朝は豆腐味噌汁 久美(雑)
五 母と子の寝息安らかけふの月 美津子(秋・月)
六 あきんど集ふ豊年の村 貝太(秋)
【初折の裏】
一 長き夜にコンクラーベの始まりて 史生(秋)
二 山から山へ上がる狼煙 尾燈子(雑)
〇
山あひに立つ狼煙一本(尾燈子)(山から山へ上がる狼煙))
△
そっと手渡す会食土産(貝太)
・
街に並びてピザ売る出店
嘘をつくとき鼻がふくらむ
胸ポケットに薫る胃薬
下戸がワインの蘊蓄語る
早々済ます席題投句