いどばた歌仙 善哉「花の巻」初折の裏 六
「鼻詰まり」からの「声」関係は、どうしても付き過ぎになります。
日常のスケッチで半熟卵をつくりました。
次も雑で詠んでください。
【初折の表】
六 あきんど集ふ豊年の村 貝太(秋)
【初折の裏】
一 長き夜にコンクラーベの始まりて 史生(秋)
二 山から山へ上がる狼煙 尾燈子(雑)
三 後宮に貴妃の奏づる琵琶の音が 真知子(雑)
四 和歌の上手な恋の狩人 茉胡(雑・恋)
五 くどくには今宵はひどき鼻詰まり みつこ(雑・恋)
六 余熱でつくる半熟卵 史生(雑)
七
〇
七分計り玉子を茹でて(史生)(余熱でつくる半熟卵)
△
余生のんびり元探知犬(美津子)
日曜日には撮り鉄となり(真知子)
・
大人への一歩戸惑ふ変声期
孫と言われて預金を下ろす
闇の宙へと宇宙船消ゆ
拍手で結ぶ襲名披露(役者が出ているので)
泣きの一手で親に無心を
ミャクミャクが呼ぶ大屋根の空(大屋根の空→大屋根リング)