いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 初句
「色変へぬ松」は晩秋の季語で、紅葉・黄葉の景色の中でその緑は凜とした
美しさがあります。参道のイメージがありますが、真っ先に浮かんだのが
三保の松原へ続く道でした。
ここからは、自由に転じてください。次は雑で詠んでください。
【初折の表】
脇 庭に積もりし明け方の雪 真知子(冬)
第三 大店の丁稚奉公にも慣れて 茉胡(雑)
四 土産と言へば赤福餅よ 史生(雑)
五 叢雲をすいと躱して今日の月 久美(秋・月)
六 野外フェスでは虫も合唱 眞理子(秋)
【初折の裏】
初句 浜辺まで色変へぬ松続く道 桃瑪(秋)
二
〇
谷ひとつ色かへぬ松続く道(桃瑪)(谷ひとつ→浜辺まで)
△
行く秋の焼き立て塩パン列並び(真樹子)(秋惜しみ焼き立てパンに行列す)
・
すつかり肥えた稲雀たち(77になっています)
ななかまど怪談好きの家主ゐて
秋深む人気ラーメン店舗閉づ
古き友来て古酒を酌み交はし
本好きが本屋に檸檬そつと置く
接待の終はれし後は新走
柿の実のやうやく熟れて山の寺
木の実なき山より熊の現れて
メトロより銀杏黄葉の街へ出て
