いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の表 八
薔薇の香りを纏った人物に引き寄せられるようです。前句の
ミイラさえそうなのかと。
次も雑で恋の句で読んでください。
【名残の表】
三 AIのプラトンと夜対話して 知枝(雑)
四 ブルーカラーの時代到来 茉胡(雑)
五 原発が再稼働する古団扇 真樹子(夏)
六 一匹の蚊に眠り邪魔され 真知子(夏)
七 発掘のファラオの墓にミイラ無く 真樹子(雑)
八 手招きをする薔薇の香水 みつこ(雑)
九
〇
手招きをする薔薇の香水(みつこ)
△
お龍の機転龍馬逃げ延ぶ(茉胡)
ふるる指先落ちるスカラベ(知枝)
そつと抜け出し逢瀬へ急ぐ(桃瑪)
・
形見の櫛も質に流して
王と妃は砂漠の旅に
翡翠色して輝く瞳
生きてまぐはふ星潤む夜
鐘焼き尽す恋の一念
愛ささやかれ異国の言葉
絶世の美女かのネフェルティティ
君に逢はんと日はまた昇る
