「飛梅」歌仙、次の巻の発句(春)を募集します。「いどばた歌仙 飛梅」の投句フォームから、春の句をお送りください。
締切は1月25日(土)午後8時です。
初めて参加される方は「いどばた歌仙 飛梅」参加フォームからお申込みください。
「飛梅」歌仙、次の巻の発句(春)を募集します。「いどばた歌仙 飛梅」の投句フォームから、春の句をお送りください。
締切は1月25日(土)午後8時です。
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《連衆》 安藤文、土谷眞理子、三玉一郎、松川まさみ、青沼尾燈子、葛西美津子(ミツコ)、上田雅子、密田妖子、佐藤森恵、西川遊歩、飛岡光枝(捌)
二〇二四年十一月七日~二〇二五年一月十九日
【初折の表】
発句 年の夜や大津絵の鬼うす笑ひ 妖子 (冬)
脇 軒端に干しておねしよの蒲団 遊歩 (冬)
第三 しののめの風林火山旗印 一郎 (雑)
四 今日より打たん山の新蕎麦 遊歩 (秋)
五 水を汲む灌漑池は月抱き 妖子 (秋・月)
六 眉根やさしき後の雛さま 妖子 (秋)
【初折の裏】
初句 富士を越え飛行機雲はどこまでも 一郎 (雑)
二 歌い継がれる鉄腕アトム 一郎 (雑)
三 ジャングルのゴリラ調査も十年目 雅子 (雑)
四 おぼろおぼろと君の面影 雅子 (春・恋)
五 巡りくる三月十一日の空 一郎 (春)
六 茶摘みの唄の流れ来る道 遊歩 (春)
七 足軽くツッコミ同士二人旅 まさみ(雑)
八 ぶらんこ乗りの夫婦老いたり まさみ(雑・恋)
九 夏の月はな子のゐない動物園 一郎 (夏・月)
十 激戦の跡仏桑華咲き 尾燈子(夏)
十一 光りさす海よマンタのひるがへり ミツコ(雑)
折端 夢のごとくに春の大虹 文 (春)
【名残の表】
初句 赤ん坊に初めての靴花の山 尾燈子(春・花)
二 甘茶を浴びて日にてらてらと 妖子 (春)
三 アメリカにふんぞり返るがまがへる 文 (夏)
四 腹の核弾頭つぎつぎ破裂 ミツコ(雑)
五 はばからずアダムとイブはキス交はし 文 (雑・恋)
六 迷ひこんだる万華鏡の中 まさみ(雑)
七 雫して朝日に溶ける軒氷柱 妖子 (冬)
八 いぶりがつこのいよよ色良く 一郎 (冬)
九 また届く見合写真を山と積み 一郎 (雑・恋)
十 新酒酌むにも餡パンが友 まさみ(秋)
十一 月射して賢治童話の朗読会 森恵 (秋・月)
十二 まだあをあをと鵙の早贄 文 (秋)
【名残の裏】
初句 百歳を超えていよいよ盛んなり 文 (雑)
二 玉のごとくに調べすがしき 一郎 (雑)
三 ちらちらと木洩れ日遊ぶ白き顔 尾燈子(雑)
四 栄螺かかげて海女浮かび出づ 文 (春)
五 飛花落花のこる瓦礫に狂ほしく まさみ(春・花)
挙句 筆のびらかに招く春風 森恵 (春)
いどばた歌仙「飛梅」の、次の巻の発句(冬)を募集します。「いどばた歌仙 飛梅」の投句フォームからお送りください。締切は11月7日(木・立冬)です。
初めて参加される方は「いどばた歌仙 飛梅」参加フォームからお申込みください。
《連衆》安藤文、土谷眞理子、青沼尾燈子、葛西美津子(ミツコ)、上田雅子、松川まさみ、密田妖子、佐藤森恵、西川遊歩、飛岡光枝(捌)
二〇二四年九月一日~十月三十一日
【初折の表】
発句 星飛んで吾も飛びゆく夢の中 眞理子(秋)
二 川面くろぐろ鮭上るなり 妖子 (秋)
三 月餅の山と積まれて今日の月 遊歩 (秋・月)
四 タワーマンションまた買ひ漁る 文 (雑)
五 独房の固きベッドのよく眠れ 文 (雑)
六 巨大流氷接岸の朝 ミツコ(春)
【初折の裏】
初句 花ふぶく崖に伐りだす硯石 遊歩 (春・花)
二 句を付けかねて草庵の春 文 (春)
三 若き妻おほどかに乳ふくまする まさみ(雑・恋)
四 寝覚めのヨガは猫のポーズで 妖子 (雑)
五 ガンジスの畔ヒッピー大夕焼け 遊歩 (夏)
六 大拙はるか夏柳ゆれ 森恵 (夏)
七 雲流れゆく方形の水鏡 まさみ(雑)
八 グランドゼロを照らす凍月 遊歩 (冬・月)
九 雨垂れのピアノの音色残し逝く 眞理子(雑)
十 花野を駆ける君を追ひかけ 文 (秋・恋)
十一 地芝居のお軽卒寿のあたり役 まさみ(秋)
十二 金毘羅の樽秋の波間に ミツコ(秋)
【名残の表】
初句 身に巣食ふ病倒さん酒をつぐ 文 (雑)
二 けふも売り切れ言問団子 雅子 (雑)
三 手花火にぐつと近づく顔と顔 文 (夏・恋)
四 袖振り合ふも山小屋の客 妖子 (夏)
五 しんしんと夜を降り積む火山灰 雅子 (雑)
六 しろもんの壺はや梅香り 妖子 (春)
七 薬売りのおやじ差し出す紙風船 遊歩 (春)
八 沖に大和の蜃気楼燃ゆ 遊歩 (春)
九 年寄りも若きもまじりデモの列 文 (雑)
十 遅すぎた気もする平和賞 尾燈子(雑)
十一 月まどか光り流るる鯨の背 森恵 (秋・月)
十二 秋の茄子の色よく漬かる 文 (秋)
【名残の裏】
初句 冷まじき顔ぞろぞろと選挙戦 文 (秋)
二 コビトカバの尻糞まき散らし 森恵 (雑)
三 すくすくと婆のほまちの野菜どち 眞理子(雑)
四 軒のさるぼぼ春風に揺れ 尾燈子(春)
五 舞ひ上がる花よ嵐よ吉野建 雅子 (春・花)
挙句 鼾とよもし眠る佐保姫 文 (春)
いどばた歌仙「飛梅」の次の巻の発句を募集します。
参加ご希望の方は「飛梅」参加フォームからお申し込みの上、メニューの飛梅をクリック、「投句する」から秋の発句をお送りください。
締切は9月1日(日)午後8時です。
《連衆》松川まさみ、上田雅子、葛西美津子(ミツコ)、青沼尾燈子、佐藤森恵、土谷眞理子、密田妖子、西川遊歩、藤倉 桂、安藤 文、飛岡光枝(捌)
二〇二四年六月十七日~八月二十四日
【初折の表】
発句 父の日やカードで開ける父の墓 雅子 (夏)
脇 泡の溢れて缶生ビール 尾燈子(夏)
第三 カナリアの何に昂ぶるよく啼きて 妖子 (雑)
四 壁に畳に走る稲妻 まさみ(秋)
五 渾身の王位の一手望の月 遊歩 (秋・月)
六 花野を荒らす風吹き始む 森恵 (秋)
【初折の裏】
初句 五輪待つエッフェル塔は灯をともし 遊歩 (雑)
二 老いを楽しむ真つ赤なルージュ 桂 (雑)
三 ロケットの発射轟く夏の島 遊歩 (夏)
四 樹下に涼しき新妻の顔 文 (夏・恋)
五 素描画のモデルにこころ奪はれて まさみ(雑・恋)
六 瓢徳利とくとく鳴りぬ まさみ(雑)
七 月冴ゆる牛の分娩予定表 ミツコ(冬・月)
八 嫁入り箪笥雪橇に乗せ 文 (冬・恋)
九 南極シェフカレーライスが評判で 眞理子(雑)
十 ただ食ひ流行る自衛隊員 尾燈子(雑)
十一 によつぽりと富士を浮かべて花の雲 文 (春・花)
折端 新しい殻さがす寄居虫 文 (春)
【名残の表】
初句 唸り上げばらもん凧は大空へ ミツコ(春)
二 五つ子揃うて大き産声 妖子 (雑)
三 夕立後スカイツリーの映る路地 文 (夏)
四 業平橋も玉ノ井も消え 森恵 (雑)
五 形見とてバロック真珠ネックレス 遊歩 (雑)
六 打ち上げられて恋文の瓶 雅子 (雑・恋)
七 隣国よりゴミ風船の三百個 ミツコ(雑)
八 佐渡の金山けさあをあをと 文 (夏)
九 荒波の断崖を行く破戒僧 まさみ(雑)
十 鎌に飛び散る露草の露 ミツコ(秋)
十一 抱き上げて母の軽さよ月今宵 文 (秋・月)
十二 蜩の声透き通りゆく 森恵 (秋)
【名残の裏】
初句 列島は朝な夕なに地震の報 尾燈子(雑)
二 原発再稼働雪降りしきる 文 (冬)
三 あかあかと草原染めて入日落つ 雅子 (雑)
四 進退かけて大阪春場所 ミツコ(春)
五 満開の花ごとゆるる花の山 雅子 (春・花)
挙句 草餅持つてけふは何処まで 眞理子(春)
週明けより「父の日の巻」がスタートします。
発句 「父の日やカードで開ける父の墓 上田雅子」(夏)
脇の締め切りは6月17日(月)午後8時です。夏の短句(七七)をお送りください。
参加される方は、「いどばた歌仙 飛梅」参加フォームからお申し込みください。「飛梅の巻」に参加された方も、あらためて参加申し込みをお願いします。