新しいパソコンの設定ができましたので、再開しました。
よろしくお願いいたします。
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いどばた歌仙 さへづりの次の巻の発句(夏)を募集します。「いどばた歌仙 さへづり」の投句フォームから、夏の句をお送りください。
締切は5月5日(月・立夏)午後8時です。
初めて参加される方は「いどばた歌仙 さへづり」参加フォームからお申込みください。
「飛梅」歌仙、次の巻の発句(夏)を募集します。「いどばた歌仙 飛梅」の投句フォームから、夏の句をお送りください。
締切は5月1日(木・八十八夜)午後8時です。
初めて参加される方は「いどばた歌仙 飛梅」参加フォームからお申込みください。
《連衆》 安藤文、松川まさみ、青沼尾燈子、葛西美津子(ミツコ)、上田雅子、密田妖子、佐藤森恵、西川遊歩、飛岡光枝(捌)
二〇二五年一月二十五日~四月二十日
【初折の表】
発句 白木蓮ともに空見る朝かな 尾燈子(春)
脇 糞愛らしき軒の巣燕 文 (春)
第三 春節の龍躍りでる銅鑼一打 遊歩 (春)
四 九十億人海山越えて 尾燈子(雑)
五 メサイアの大合唱を月照らす ミツコ(秋・月)
六 原初の炎あびる火祭 森恵 (秋)
【初折の裏]
初句 紺天にけさ初雪の富士の山 まさみ(秋)
二 フレンチトーストシナモン香り 妖子 (雑)
三 ラクダ操る少年に心奪はれて ミツコ(雑・恋)
四 ああ青春のハンモック揺れ 文 (夏)
五 思ひ切り食べ歩きするチートデー 妖子 (雑)
六 減反のツケ令和米騒動 まさみ(雑)
七 しらじらと瓦礫の山に月凍てて まさみ(冬・月)
八 沖合はるか鯨号吼 ミツコ(冬)
九 昭和基地けふは金曜カレーの日 遊歩 (雑)
十 春一番がカラオケの締め 森恵 (春)
十一 花ふぶき満員電車慣れもせず 文 (春・花)
折端 朝寝の窓に遊ぶ雀ら まさみ(春)
【名残の表】
初句 十四年たちて復興まだ遠く 雅子 (雑)
二 蛇のポーズでヨガの瞑想 ミツコ(雑)
三 ブラジルへサンバ踊りにひとつ飛び まさみ(雑)
四 百歳が歌ふニッポンの歌 雅子 (雑)
五 蛍火の乱舞の中を二人ゆく 文 (夏・恋)
六 息を殺して敗走の兵 森恵 (雑)
七 まぼろしの満州華やか撮影所 遊歩 (雑)
八 舟の上から見る赤い月 尾燈子(秋・月)
九 ふる里の秋の彼岸は焼野原 尾燈子(秋)
十 番狂はせに沸く草相撲 文 (秋)
十一 漆黒の蓋裏ぱつと金蒔絵 まさみ(雑)
十二 流刑の島怒涛渦巻く 遊歩 (雑)
【名残の裏】
初句 沸き立てるサムライブルーのスタジアム まさみ(雑)
二 額にピタと照準合はせ 森恵 (雑)
三 日暮れまでビー玉遊び昭和の子 妖子 (雑)
四 ひばりの卵そつと見つけて ミツコ(春)
五 誰をまつ深山に花の老大樹 まさみ(春・花)
挙句 今年は早き茶摘み女の歌 遊歩 (春)
めでたく満尾を迎えました
皆さんのおかげで今回も見どころのある一巻となりました
ありがとうございました
次の発句の締切は
立夏 5月5日 20時
新たな心でお詠みください
《連衆》高平玲子、杉東優子、青沼尾燈子、きだりえこ、伊藤 空、花井 淳、安立由美子、園田靖彦、石川桃瑪、宗芳房子、鈴木千閑、三玉一郎、土谷眞理子
《捌き》村松二本
二〇二五年三月四日~四月十七日
【初折の表】
発句 また歌仙はじまるまでの朝寝かな 一郎(春)
脇 霞の立つと結ぶ靴紐 房子(春)
第三 声高く金時山と笑ふらん 一郎(春)
四 ひよこ色なるフルーツ牛乳 由美子(雑)
五 月青しプロレスを見に隣まで 玲子(秋)
六 田水を落す頃合の良し 桃瑪(秋)
【初折の裏】
初句 磨崖仏の視線の先を赤蜻蛉 眞理子(秋)
二 少年兵の担ぐライフル 玲子(雑)
三 こそこそとポルノ雑誌を回し読み 一郎(雑)
四 部屋の女将の指はしなやか 玲子(雑)
五 五線譜にきみへの思ひ滔々と 一郎(雑・恋)
六 嫁入舟を見送るあやめ 一郎(夏・恋)
七 掬ひたる金魚の尾鰭月に見せ 房子(夏)
八 子役の笑みにうなる監督 玲子(雑)
九 幌馬車に金鉱石を積み込んで 玲子(雑)
十 酒場の前の昼の決闘 千閑(雑)
十一 うつりゆく花を惜んで菰かぶり 由美子(春・花)
折端 佐保姫ねむる峰の浮雲 一郎(春)
【名残の表】
初句 鷹鳩と化してあはうみ澄みわたる 靖彦(春)
二 大地を北へ測量の杭 一郎(雑)
三 照準をぴたりと合はす狙撃兵 りえこ(雑)
四 ミニスカートの脚組みかへる 空 (雑・恋)
五 親友の妻としつぽり冬座敷 玲子(冬・恋)
六 雪より白き浄蓮の滝 由美子(冬)
七 蔵ぼつこ旅の一座にしんがりに 玲子(雑)
八 青空高く放る学帽 千閑(雑)
九 巴里の灯の小さな窓に見え初むる 淳 (雑)
十 旅の土産はイトカワの砂 房子(雑)
十一 万博のガラスケースへ月明り 眞理子(秋・月)
十二 秋天をゆく水素自動車 空(秋)
【名残の裏】
初句 爽やかにペン走らせる執務室 玲子(秋)
二 溶鉱炉から鉄ほとばしる 一郎(雑)
三 守札晒し木綿に縫ひつけて 玲子(雑)
四 流れも清き神宮の森 優子(雑)
五 さまざまの思ひをのせて花筏 尾燈子(春・花)
挙句 一本松を過る春風 玲子(春)
「初空の巻」満尾となりました。
次は「花の巻」です。
発句は 残生やひと日は花を鋤きこんで 飴山實
4月15日(火)午後8時投句締め切りです。
《連衆》
青沼尾燈子 安藤久美 石川桃瑪 斉藤真知子 高橋真樹子 田村史生
永井貝太 中野美津子 氷室茉胡 三玉一郎 山下うた子
《捌き》木下洋子
2025年1月23日~3月25日
【初折の表】
発句 初空や一夜で白き伊吹山 洋子(新年)
脇 籠いつぱいに若菜摘みゆく 久美(新年)
第三 入魂のバットで挑む海越えて 史生(雑)
四 毎朝妻の絶品カレー 尾燈子(雑)
五 従へる雲の中から小望月 桃瑪(秋・月)
六 水辺に響く菱喰の声 美津子(秋)
【初折の裏】
初句 小坊主も猫も総出の冬支度 一郎(秋)
二 うろ覚えなるいろはにほへと 真知子(雑)
三 釣書の写真の顔とかけ離れ 真知子(雑・恋)
四 金が物言ふ愛の巣二つ 貝太(雑・恋)
五 秘書官は早も火消しに大わらわ 真樹子(雑)
六 犬も通さぬ国境の壁 貝太(雑)
七 戦時下の穀倉地帯風涼し 茉胡(夏)
八 バンドゥーラ鳴る七月の月 一郎(夏・月)
九 平成の大修理終へ鳳凰堂 史生(雑)
十 未だなじめぬ新札三人 うた子(雑)
十一 花追うて北へ北へとドサ回り 貝太(春・花)
折端 箱いつぱいに届く草餅 真知子(春)
【名残の表】
初句 兄嫁が守りし生家炉の名残 茉胡(春)
二 坂をのぼれば見ゆる黒船 久美(雑)
三 乱発の大統領令劫火揺れ 一郎(雑)
四 パソコン閉ぢてお茶を一服 史生(雑)
五 さつきから裏口叩く雪女 真知子(冬)
六 炬燵の中で足絡ませる 真樹子(冬・恋)
七 遠く見るポーカーフェイス恋しくて 尾燈子(雑・恋)
八 ネットカジノで稼ぐ大金 うた子(雑)
九 求人はリゾートバイト実は詐欺 美津子(雑)
十 夢にまで見る母の肉じやが 真樹子(雑)
十一 柴又へふらりと帰る月の夜 一郎(秋・月)
十二 蓮の実飛ぶを眺む縁側 桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句 この国は何処へ向かふ冬隣 茉胡(秋)
二 彼の日のままに太陽の塔 史生(雑)
三 カラオケの十八番のはずが音外し 貝太(雑)
四 売り切れとなる翔平グッズ 桃瑪(雑)
五 腹の子も一緒に浴びる花吹雪 真知子(春・花)
挙句 春風受けて万国旗揺れ 久美(春)
《連衆》高平玲子、杉東優子、青沼尾燈子、きだりえこ、伊藤 空、花井 淳、安立由美子、園田靖彦、石川桃瑪、宗芳房子、鈴木千閑
《捌き》村松二本
二〇二五年一月七日~二〇二五年二月一九日
【初折の表】
発句 復興へ歩むや能登の初山河 淳(新年)
脇 朱塗の椀に汲める若水 房子(新年)
第三 洋行の絵師に牛鍋ふるまひて 玲子(雑)
四 にこりともせぬ下宿の主 玲子(雑)
五 月今宵海に向かひてカンツォーネ 玲子(秋・月)
六 蔓梅擬ぱんと弾ける 玲子(秋)
【初折の裏】
初句 稲光飛車より龍へとびうつり 由美子(秋)
二 女房にねだるけふの酒代 玲子(雑)
三 ペン胼胝のある中指に口づけて 玲子(雑・恋)
四 未完のままの第三楽章 玲子(雑)
五 黄昏の乗り換えバスの停留所 桃瑪(雑)
六 トトロの寝息そよ風となる 由美子(雑)
七 ぐるぐるとくぬぎを回る麦わら帽 房子(夏)
八 防空壕に夏の月影 玲子(夏・月)
九 妹の葉書はみ出すほどのまる 房子(雑)
十 婆の入歯の白さ際立つ 桃瑪(雑)
十一 敷島を咥へて花の博覧会 玲子(春・花)
折端 永き日刻むからくり時計 空(春)
【名残の表】
初句 センバツの初陣かざれ壱岐の春 靖彦(春)
二 眠りを覚ます風の旅人 靖彦(雑)
三 大ねずみ天井裏を駆け回り 桃瑪(雑)
四 けふか明日かと迫る心中 りえこ(雑・恋)
五 生まれ来し赤子舅に瓜二つ 玲子(雑)
六 楊枝くはへて木枯に消ゆ 千閑(冬)
七 大粒の牡蠣をもとめてジャズ通り 淳(冬)
八 弁天さまのお顔ほころぶ 由美子(雑)
九 自叙伝のあつといふ間に百万部 玲子(雑)
十 眩しいばかりリビエラの海 りえこ(雑)
十一 皿洗ひ終へて見上ぐる暁の月 房子(秋・月)
十二 焼栗ふたつポケットの中 千閑(秋)
【名残の裏】
初句 秋の雨火おこしの火を守りぬく 空(秋)
二 きりりと立つる折鶴の羽 由美子(雑)
三 島唄の珊瑚の海を渡りゆく 優子(雑)
四 牛の尻尾に戯るる風 千閑(雑)
五 幾重にも胡粉を重ね花の山 玲子(春・花)
挙句 海女の通へる貝殻の道 由美子(春)
「飛梅」歌仙、次の巻の発句(春)を募集します。「いどばた歌仙 飛梅」の投句フォームから、春の句をお送りください。
締切は1月25日(土)午後8時です。
初めて参加される方は「いどばた歌仙 飛梅」参加フォームからお申込みください。
《連衆》 安藤文、土谷眞理子、三玉一郎、松川まさみ、青沼尾燈子、葛西美津子(ミツコ)、上田雅子、密田妖子、佐藤森恵、西川遊歩、飛岡光枝(捌)
二〇二四年十一月七日~二〇二五年一月十九日
【初折の表】
発句 年の夜や大津絵の鬼うす笑ひ 妖子 (冬)
脇 軒端に干しておねしよの蒲団 遊歩 (冬)
第三 しののめの風林火山旗印 一郎 (雑)
四 今日より打たん山の新蕎麦 遊歩 (秋)
五 水を汲む灌漑池は月抱き 妖子 (秋・月)
六 眉根やさしき後の雛さま 妖子 (秋)
【初折の裏】
初句 富士を越え飛行機雲はどこまでも 一郎 (雑)
二 歌い継がれる鉄腕アトム 一郎 (雑)
三 ジャングルのゴリラ調査も十年目 雅子 (雑)
四 おぼろおぼろと君の面影 雅子 (春・恋)
五 巡りくる三月十一日の空 一郎 (春)
六 茶摘みの唄の流れ来る道 遊歩 (春)
七 足軽くツッコミ同士二人旅 まさみ(雑)
八 ぶらんこ乗りの夫婦老いたり まさみ(雑・恋)
九 夏の月はな子のゐない動物園 一郎 (夏・月)
十 激戦の跡仏桑華咲き 尾燈子(夏)
十一 光りさす海よマンタのひるがへり ミツコ(雑)
折端 夢のごとくに春の大虹 文 (春)
【名残の表】
初句 赤ん坊に初めての靴花の山 尾燈子(春・花)
二 甘茶を浴びて日にてらてらと 妖子 (春)
三 アメリカにふんぞり返るがまがへる 文 (夏)
四 腹の核弾頭つぎつぎ破裂 ミツコ(雑)
五 はばからずアダムとイブはキス交はし 文 (雑・恋)
六 迷ひこんだる万華鏡の中 まさみ(雑)
七 雫して朝日に溶ける軒氷柱 妖子 (冬)
八 いぶりがつこのいよよ色良く 一郎 (冬)
九 また届く見合写真を山と積み 一郎 (雑・恋)
十 新酒酌むにも餡パンが友 まさみ(秋)
十一 月射して賢治童話の朗読会 森恵 (秋・月)
十二 まだあをあをと鵙の早贄 文 (秋)
【名残の裏】
初句 百歳を超えていよいよ盛んなり 文 (雑)
二 玉のごとくに調べすがしき 一郎 (雑)
三 ちらちらと木洩れ日遊ぶ白き顔 尾燈子(雑)
四 栄螺かかげて海女浮かび出づ 文 (春)
五 飛花落花のこる瓦礫に狂ほしく まさみ(春・花)
挙句 筆のびらかに招く春風 森恵 (春)