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いどばた歌仙 善哉

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いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の裏 四                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

映画「国宝」が、今話題になっています。
稀代の女形(おやま)ということで、その所作も女性より美しいです。
そのような彼氏とは。

次も雑で詠んでください。前句にひっぱられないように転じてください。

【初折の表】
五   月仰ぐ新教皇の声清か      貝太(秋・月)
六    葉陰の下に葡萄色づく     みつこ(秋)
【初折の裏】
初句  湖へ明けゆく空を雁の列     久美(秋)
二    目覚めて気づく今日から一人  真樹子(雑)
三   美しき転校生にどよめきて    史生(雑・恋)
四    指の先まで女形の彼氏     美津子(雑・恋)
五

      
〇
指の先まで女形の彼氏(美津子)

△
GPTに託す恋文(史生)
片恋どちと知らぬ十年(茉胡)(片恋のまま還暦となり)
次の言葉を攫ふ踏み切り(踏み切り→踏切)

・
あの日のことに今もときめく
君が教えてくれし星の名
登校路変へ君ん家の前
思ひもよらぬ人を妻とし
壁ドンされて初めてのキス
二度目の恋は還暦の妻
カレーライスも喉を通らぬ

投稿日:2025年7月15日 作成者: kinosita2025年7月15日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の裏 三                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

転校生はどよめきが起こるほどの美少女(少年)。
思春期の恋の始まりを感じます。
次も雑で恋を詠んでください。続きにならないように転じてください。

締切は、月曜日の午後8時です。

【初折の表】
四    何処へ行くにも徒歩か自転車  真知子(雑)
五   月仰ぐ新教皇の声清か      貝太(秋・月)
六    葉陰の下に葡萄色づく     みつこ(秋)
【初折の裏】
初句  湖へ明けゆく空を雁の列     久美(秋)
二    目覚めて気づく今日から一人  真樹子(雑)
三   美しき転校生にどよめきて    史生(雑)
四

      
〇
美しき転校生にどよめきて(史生)

△
モーニングカップは誰にあげやうか(尾燈子)

・
LINE で届く妻の「おはよう」
塀越しにあなたへ飛ばすラブレター
毎日の国際電話高額に
肉じゃがを鍋いっぱいの恋心
冷めきらぬコパカバーナの恋の熱
恨めしき夫は女と駆落ちす
薬指リングの跡がくっきりと
十八才六畳一間目玉焼
転校生すぐに友達つくらんと
細々と夫の遺言戸惑うて

投稿日:2025年7月12日 作成者: kinosita2025年7月12日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の裏 二                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

「今日から一人」の解釈は人によって違うと思います。
このあたりで、「恋」を出してもいいですよ。
次も雑で詠んでください。

【初折の表】
第三  温暖化対策会議始まつて     眞理子(雑)
四    何処へ行くにも徒歩か自転車  真知子(雑)
五   月仰ぐ新教皇の声清か      貝太(秋・月)
六    葉陰の下に葡萄色づく     みつこ(秋)
【初折の裏】
初句  湖へ明けゆく空を雁の列     久美(秋)
二    目覚めて気づく今日から一人  真樹子(雑)
三

      
〇
目覚め気付く一人暮らしと(真樹子)(目覚めて気づく今日から一人)

△
クラスで一人故郷離れて(貝太)

・
一人暮しの老父引き取る
少し乱るる朝礼の列(いいのですが、前句に「列」があるので)
北の大地を想ふ少年
けふのたつきを捕りて帰らん
茶粥の味に母なつかしく
古城を巡りひとり旅する
ノンフィクションの4Kテレビ
ちくわを齧り小腹満たして
遺愛の杖が下駄箱の上
黙して歩く吟行の人

投稿日:2025年7月11日 作成者: kinosita2025年7月11日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の裏 初句                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

湖に雁が飛来してくると冬が近づいているなと実感できます。
次は雑です。

【初折の表】
脇句   東山から生るる夏雲      一郎(夏)
第三  温暖化対策会議始まつて     眞理子(雑)
四    何処へ行くにも徒歩か自転車  真知子(雑)
五   月仰ぐ新教皇の声清か      貝太(秋・月)
六    葉陰の下に葡萄色づく     みつこ(秋)
【初折の裏】
初句  湖へ明けゆく空を雁の列     久美(秋)
二

      
〇
淡海へ明けゆく空を雁の列(久美)(淡海→湖)

△
鶴の群来たりて覆ふ青き空(尾燈子)
秋寒し駅の吐き出す人の群れ(美津子)
鹿の角伐る男らの腕確か(桃瑪)(男ら→神人)

・
いよいよ余生深みゆく秋
乾盃の音頭をとりて新走
生活のたつきのよなべ掛け持ちて
学校へ朝寒の道急ぎゆく
松茸が招く信濃に旅をして
たまさかの逢瀬たのしむ秋時雨
芋煮会に国中の人集まりて

投稿日:2025年7月10日 作成者: kinosita2025年7月10日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の表 六                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

初折の裏に入ります。伸び伸び詠んでください。
秋の長句です。季節がすすむので晩秋になります。

【初折の表】
発句  鉾にのる人のきほひも都かな   其角(夏)
脇句   東山から生るる夏雲      一郎(夏)
第三  温暖化対策会議始まつて     眞理子(雑)
四    何処へ行くにも徒歩か自転車  真知子(雑)
五   月仰ぐ新教皇の声清か      貝太(秋・月)
六    葉陰の下に葡萄色づく     みつこ(秋)
【初折の裏】
初句      

〇
葉陰の奥に葡萄色づく(みつこ)(葉陰の下に葡萄色づく)

△
ヒロシマの地にすさぶ秋風(久美)(戦禍の街に秋風すさぶ)
風の分けゆく芒原の道(美津子)(芒原分け風通り行く)
平和の願ひ遠き晩秋(茉胡)(平和を祈り深みゆく秋)

・
秋刀魚の煙る夕暮れの町
テレビ見ながら新豆腐食ぶ
大地豊かな収穫のとき
焼き栗売りに並ぶ人々
秋の海へと小舟漕ぎだす

投稿日:2025年7月9日 作成者: kinosita2025年7月9日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の表 五再募集                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

月仰ぐ新教皇の声を「さえて聞こえる」の「清か」にしました。
新教皇の胸中に去来する思いはいかにと想います。

次は秋の短句です。

【初折の表】
発句  鉾にのる人のきほひも都かな   其角(夏)
脇句   東山から生るる夏雲      一郎(夏)
第三  温暖化対策会議始まつて     眞理子(雑)
四    何処へ行くにも徒歩か自転車  真知子(雑)
五   月仰ぐ新教皇の声清か      貝太(秋・月)
六   

〇
月今宵新教皇の声高し(貝太)(月仰ぐ新教皇の声清か)

△
月涼し復活兆す二刀流(茉胡)(月涼しは夏の月です。今日の月ふたたび投打二刀流)
父の夢見ては目覚めて月仰ぐ(眞理子)(父の夢見ては目が覚め月仰ぐ)
月の出に野外ステージ始まりて(みつこ)(月の出に→月今宵)

・
月祀る中二の孫がすすき採り
月の影草木を照らす道しるべ
願掛けす明け三日月の消えぬうち
錆色のテアトル照らすけふの月
身ひとつ外湯にあづけ望の月
けふの月八十で知る酒の味
釣り糸を垂らす海辺にけふの月
名月に白鷺城の際立ちて

投稿日:2025年7月8日 作成者: kinosita2025年7月8日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の表 五                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

再募集です。
これまでによくありそうな句ではなく。

土日はお休みですので、締め切りは月曜日の午後8時です。

【初折の表】
発句  鉾にのる人のきほひも都かな   其角(夏)
脇句   東山から生るる夏雲      一郎(夏)
第三  温暖化対策会議始まつて     眞理子(雑)
四    何処へ行くにも徒歩か自転車  真知子(雑)
五   

〇

△
月明り日課の素振り今日もまた(一郎)(日が重なるのですが、姿はよく見えます)

・
月光と監視カメラをくぐり抜け(サスペンスで初折の裏あたりで)
蠟燭の灯火消して月仰ぐ
月祀る一升瓶に大すすき(月の定座なので、大すすきが迫力ありすぎかと)
満月がうまさうに見え卵割る
月こよひ今年は家族ひとり増え(いいのですがこよひと今年が重なる感じ)
月今宵家業継がんと古里へ
ぼんやりと草木を照らす月の影(ぼんやりとを別の表現で)
久々の故郷で仰ぐけふの月
月照らすわだつみの間の小さき島

投稿日:2025年7月5日 作成者: kinosita2025年7月5日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の表 四                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

第三を受けて軽く送りバントで、「シンプルな暮らしが一番」と思わせる主体に
なりました。
第五は、月の定座です。秋の月を詠んでください。

【初折の表】
発句  鉾にのる人のきほひも都かな   其角(夏)
脇句   東山から生るる夏雲      一郎(夏)
第三  温暖化対策会議始まつて     眞理子(雑)
四    何処へ行くにも徒歩か自転車  真知子(雑)
五
  

〇
何処へ行くにも徒歩か自転車(真知子)

△
北極海は自陣争ひ(桃瑪)(北極海は→北極海の)
ミニスカートの流行り再び(貝太)

・
瓶の牛乳湯上がりに飲む
急を知らせる狼煙ひと筋
未の刻に睡魔が来たる
子どもの遊ぶ声ほがらかに
選挙区行脚党の顔とし
腹拵へにピザを頬張り
もう後がない王手飛車取り
排出権も商売の種
少女の声は世界をめぐる

投稿日:2025年7月3日 作成者: kinosita2025年7月4日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の表 第三再募集                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

大きく転じて、温暖化の問題解決をめざします。
四は、雑で軽くさらりと付けてください。
短句(七七)の、下七は句調を整えるため「4・3」「2・5」の形はなるべく
避けてください。

【初折の表】
発句  鉾にのる人のきほひも都かな   其角
脇句   東山から生るる夏雲      一郎
第三  温暖化対策会議始まつて     眞理子
四
  

〇
温暖化地球の行方如何ならん(眞理子)(温暖化対策会議始まつて)

△
田んぼ道弟背負ひ急ぐらん(貝太)(避難所へ弟背負ひ急ぐらん)

・
園児らは将来の夢口々に
狼煙一条急を知らせて(いいのですが、77になっています)
潮騒に明けゆく沖を拝みて
三角の恐竜の骨掘り出して
卓球のペアは眼と眼で合図して
犬の子の貰われ先も定まりて
逃げてゆく泥棒猫を追ひかけて
思ひたちリユツク一つで旅に出て
日本一周自転車に幟立て

投稿日:2025年7月3日 作成者: kinosita2025年7月3日

いどばた歌仙 善哉「鉾祭の巻」 初折の表 第三                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

第三が今後の歌仙の行方に関わってきますので、大きく転じて、次の句を誘い出す
ような句を考えてください。
再募集です。

【初折の表】
発句  鉾にのる人のきほひも都かな   其角
脇句   東山から生るる夏雲      一郎
第三
  

〇

△

・
ざざ降りの大海原へ漕ぎ出でて(巻のはじまりに旅立ちはいいのですが、夏雲
のあとにざざ降りがいいのかどうか)
山里に呼び声はるか木魂して(いいのですが、挙句のようなおだやかさ)
海渡る日本のアニメ学ばむと(今後の展開が期待できる内容の方が)
温暖化暑し暑しと騒めきて(雑でいいので、季節をいれなくていいですよ)
夕暮れの縁から船にとび乗つて(縁?桟橋とかでは)
アメリカへ野球留学夢乗せて(東山のあとなのでアメリカの固有名詞でない方が)
首里城の紅の屋根光るらん(東山のあとなので首里城の固有名詞でない方が)
宗達の風神もゐて雷神も(建仁寺を思いうかべるので、京都を離れた方が)
渾身の豪速球を投げ込みて(集中してゆくので、ひろがりを)

投稿日:2025年7月2日 作成者: kinosita2025年7月2日

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