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いどばた歌仙 善哉

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いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」名残の表 八                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年8月8日 作成者: kinosita2026年8月8日

前句に付きすぎにならぬよう、「復員」「生きて還れど」以外の
表現で、次の句につなげます。
もう一句恋の句を詠んでください。
締切は月曜日の午後8時です。

【名残の表】 
三  還暦はまだ若いとて俳句会    うたこ(雑)
四   愛車を駆つて遠距離介護    美津子(雑)
五  草刈機刈り甲斐のある草の丈   眞理子(夏)
六   冷し麦茶が六腑にしみる    久美(夏)
七  赤紙が到頭届き眠られず     一郎(雑)
八   君そつくりの子を抱きしめて  一郎(雑・恋)
九

〇
君そつくりの子を抱きしめて(一郎)

△
胎の子と待つ君の復員(真樹子)(君の帰りを胎の子と待つ)
結納だけは早々に為し(桃瑪)

・
遠方赴任君に告げたる
ひと針ごとに深まる思ひ
一時間ごとにメールチェックす恋心(77に)
夢の中では亭主関白
愛する人の写真を眺む
生きて還れど弟の妻
やうやく交はす熱き口づけ
震える指で君へダイヤル

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」名残の表 七                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年8月7日 作成者: kinosita2026年8月7日

赤紙は「臨時招集令状」。戦場に行かなければならないという
事態に不安と恐れはいかばかりだったか。
「到頭」は「とうとう」(「たうたう」)。
次も雑で、恋の句を。

【名残の表】 
二   村をあげての村社再建     桃瑪(雑)
三  還暦はまだ若いとて俳句会    うたこ(雑)
四   愛車を駆つて遠距離介護    美津子(雑)
五  草刈機刈り甲斐のある草の丈   眞理子(夏)
六   冷し麦茶が六腑にしみる    久美(夏)
七  赤紙が到頭届き眠られず     一郎(雑)
八

〇
赤紙を枕の下に眠られず(一郎)(赤紙が到頭届き眠られず)

△
ニュース見て一念発起ボランティア(茉胡)(ボランティア→デモへ行く)
過ちと知りつつ核の傘の中(美津子)(被爆国なれども核の傘の中)

・
困るのはペットボトルのあと始末
大女優家族に笑顔遺し逝く
紛争地対話重ねて交渉す
広島の原爆慰霊式を見る
支持率を回復せんと税減らし
日曜は流行の映画見にいかむ
外出と言へば病院仲間居て
みはるかす北の大地を切り拓き

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」名残の表 六                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年8月5日 作成者: kinosita2026年8月6日

夏ならではの生き返る感覚。
次は雑で大きく転じてください。

【名残の表】
初句 春の夜の地震アラート鳴り止まず 真知子(春) 
二   村をあげての村社再建     桃瑪(雑)
三  還暦はまだ若いとて俳句会    うたこ(雑)
四   愛車を駆つて遠距離介護    美津子(雑)
五  草刈機刈り甲斐のある草の丈   眞理子(夏)
六   冷し麦茶が六腑にしみる    久美(夏)
七

〇
冷し麦茶に生き返るなり(久美)(冷し麦茶が六腑にしみる)

△
プール帰りの子どもらの声(真知子)
西日の部屋に賢治の詩集(知枝)

・
蟬の声降る壺の碑
風に戦げるひなげしの花
ソフトクリームペロペロなめて
山小屋で見る朝の雲海
あせる終活遅き梅雨明け
夏は涼風モンゴル高原
実家の庭に踊るサンダル
半日かけて泳いで帰る

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」名残の表 五                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年8月4日 作成者: kinosita2026年8月4日

伸び放題の草を刈るのはつらい作業ですが、百人力の草刈機を
使い「刈り甲斐のある」ととらえる心意気がいいですね。
もう一句夏で詠んでください。

【初折の裏】
十二  辛子酢味噌で分葱を和へて   史生(春)
【名残の表】
初句 春の夜の地震アラート鳴り止まず 真知子(春) 
二   村をあげての村社再建     桃瑪(雑)
三  還暦はまだ若いとて俳句会    うたこ(雑)
四   愛車を駆つて遠距離介護    美津子(雑)
五  草刈機刈り甲斐のある草の丈   眞理子(夏)
六

〇
草刈機刈りがひのある草の丈(眞理子)(かひ→甲斐)

△
あの夏の軍国少女今どこに(久美)(今どこに→そのままに)

・
老衰で逝きたる犬や雲の峰
地元では言はずと知れた陸サーファー
果てし無き親族会議みな疲弊
炎天下天使の背中汗しとど
分身のロボが働く夏のカフェ
食卓の思ひ出回る走馬灯
まだ眠き早朝からの蝉時雨
円安に海外行けぬ夏休み

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」名残の表 三                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年8月1日 作成者: kinosita2026年8月1日

還暦(60歳)は、定年のイメージが強いですが、俳句会では
「まだ若い」です。70・80・90代活躍中ゆえ。
次も雑で詠んでください。
締切は、月曜日の午後8時です。

【初折の裏】
十   赤ネクタイのくねくねダンス  うたこ(雑)
十一 再会の三千本の花ふぶき     久美(春・花)
十二  辛子酢味噌で分葱を和へて   史生(春)
【名残の表】
初句 春の夜の地震アラート鳴り止まず 真知子(春) 
二   村をあげての村社再建     桃瑪(雑)
三  還暦はまだ若いとて俳句会    うたこ(雑)

〇
還暦もまだ若いとて祭り上げ(うたこ)(還暦はまだ若いとて俳句会)

△
世界遺産の高き目標(茉胡)(高き目標→登録目指し)
田園の水に映れる雲と山(眞理子)(湖に映る青空逆さ富士)

・
神仏の混淆いまだひきづつて
青い目の地域おこしの救世主
八十の夫婦切盛り定食屋
校庭にタイムカプセル掘り起こし
長老の五人の意見まとまらず
中年のゴールキーパー英雄に
憧れのドローンパイロットとなりて
絶滅の恐竜の骨掘りあてて

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」名残の表 二                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年7月31日 作成者: kinosita2026年7月31日

村の鎮守の神様の社再建は、村人の悲願。
「村社」は、明治時代から第二次世界大戦後まであった「旧社格」
(神社の格付け)の一つで、「そんしゃ」です。
次も雑で詠んでください。

【初折の裏】
九  禅僧は心しづかに只管打坐    眞理子(雑)
十   赤ネクタイのくねくねダンス  うたこ(雑)
十一 再会の三千本の花ふぶき     久美(春・花)
十二  辛子酢味噌で分葱を和へて   史生(春)
【名残の表】
初句 春の夜の地震アラート鳴り止まず 真知子(春) 
二   村をあげての村社再建     桃瑪(雑)
三

〇
村社再建ほっと一息(桃瑪)(村をあげての村社再建)

△
膝を離れぬ吾輩は猫(真樹子)
朝日へつづく奥能登の道(一郎)

・
防衛大臣もつたいぶつて
北のミサイル頭上を通過
通じぬスマホ道路寸断
駅のモールでワンピース買ふ
大盛況の大絶滅展
規則正しく列に並びて
白粉はたくすつぴんの顔
しづまりたまへ火の国の神

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」名残の表 初句                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年7月29日 作成者: kinosita2026年7月30日

地震で被災された方々に心よりお見舞申し上げます。
熊本は十年前の地震の復興が進む中でのことで胸が痛みます。
本日の投句でも地震の句がいくつか詠まれていました。
前句の日常の食卓が緊急事態に変わる瞬間を詠まれた句を
いただきました。
次は雑で詠んでください。

【初折の裏】
八   足音凍る天心の月       うたこ(冬・月)
九  禅僧は心しづかに只管打坐    眞理子(雑)
十   赤ネクタイのくねくねダンス  うたこ(雑)
十一 再会の三千本の花ふぶき     久美(春・花)
十二  辛子酢味噌で分葱を和へて   史生(春)
【名残の表】
初句 春の夜の地震アラート鳴り止まず 真知子(春) 
二 

〇
春の夜の地震アラート鳴り止まず(真知子)

△
飛び起きて地震に脅えるむつごらう(美津子)
目を閉ぢて朝日に祈るむつごらう(一郎)

・
めいめいに口開けて待つ雀の子
刺繍入り春日傘さし皿買ひに
磯開国旗はためく船のゆく
お囃子の稽古充分春祭
草餅のレシピ再現母の味
春の月瓦礫の街を撫でてゆく
春雷の番狂わせや国技館

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」初折の裏 十二再募集                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年7月28日 作成者: kinosita2026年7月29日

菜の花は、前句が「花」なので避けます。
分葱(わけぎ)の独特の香りが辛子酢味噌によく合います。

名残の表に入ります。
三春か晩春で詠んでください。

【初折の裏】
七  姫宮は白き息まで愛らしく   真樹子(冬)
八   足音凍る天心の月      うたこ(冬・月)
九  禅僧は心しづかに只管打坐   眞理子(雑)
十   赤ネクタイのくねくねダンス うたこ(雑)
十一 再会の三千本の花ふぶき    久美(春・花)
十二  辛子酢味噌で分葱を和へて  史生(春)
【名残の表】
初句  

〇
芥子と味噌で和える菜の花(史生)(辛子酢味噌で分葱を和へて)

△
ひねもす春の海を故国へ(茉胡)(海を故国へ→海を帆走)
復活祭の色初め卵(桃瑪)(色初め卵→七色卵)

・
北へ南へ涅槃西風
記念写真に春の夕焼け
春の鳥待つ口笛さやか
太平洋へふらここを漕ぐ
酒の機嫌で鶯の真似
蝌蚪の群みな同じ方むき
大賑わいの草餅の店
番狂はせに荒るる春場所

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」初折の裏 十二                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年7月28日 作成者: kinosita2026年7月28日

再募集です。

【初折の裏】
七  姫宮は白き息まで愛らしく   真樹子(冬)
八   足音凍る天心の月      うたこ(冬・月)
九  禅僧は心しづかに只管打坐   眞理子(雑)
十   赤ネクタイのくねくねダンス うたこ(雑)
十一 再会の三千本の花ふぶき    久美(春・花)
十二  

〇

△
白鳥帰る子を待つ母よ(知枝)(白鳥帰る子も赴任地へ)
春風受けて白拍子舞ふ(久美)(前々句に「ダンス」があるので
               「舞ふ」は避けます。)

・
つばめ飛び交ふふるさとの空(「ふるさとの」既出)
独り立ちする野生の仔馬
頓に忙しき憲法記念日
不時着したる春の旅客機
青春の夢海市に消えて
ビルの谷間に鶯の声
友と仰ぎしけふの朧夜
拉致被害者の深き春愁

いどばた歌仙 善哉「風鈴の巻」初折の裏 十一                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

いどばた歌仙 善哉 投稿日:2026年7月25日 作成者: kinosita2026年7月25日

ポトマック河畔の桜も三千本あまり。
花ふぶきにそれぞれの思いをのせて、あと二句春です。
締切は、月曜日の午後8時です。

【初折の裏】
六   頑なに守る男系男子     美津子(雑)
七  姫宮は白き息まで愛らしく   真樹子(冬)
八   足音凍る天心の月      うたこ(冬・月)
九  禅僧は心しづかに只管打坐   眞理子(雑)
十   赤ネクタイのくねくねダンス うたこ(雑)
十一 再会の三千本の花ふぶき    久美(春・花)

〇
再会の三千本の花ふぶき(久美)

△
首都飾る河畔の並木花万朶(桃瑪)
大家さん鉢巻き捩り花の宴(尾燈子)(鉢巻き捩り→ねじり鉢巻)
ポトマック桜並木の満開に(真知子)

・
高々とトロフィー掲げ花の昼
サッカーの試合にまでも挟む口
モスクワの気候に耐えて花盛り
花の宴食べすぎて今ダイエット
大家さん鉢巻き捩り花の宴
花ふぶきパレードに沸く夢の国
花の山うなるシュートが決まるたび

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