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いどばた歌仙 さへづり

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いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初裏/三

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月15日 作成者: muramatu2025年5月15日

【初折の表】
六    相撲中継衛星放送       菊子(秋)
【初折の裏】
初句  沁みわたる出所祝ひの新走    千閑(秋)
二    ヒッチハイクの旅はジグザグ  由美子(雑)
三

【付句候補】
果ての島病に臥せし男看て
拓郎を照れくささうに弾き語り
北リムへクレメンタイン追ひかけて
白檀の仄かに香るエアメール
ペンションの軒先借りて雨宿り
相席の君の睫毛にうつとりと
忍れど寅さんの恋見え見えに
ダイナーのウェイトレスはつつけんどん
竹刀振る後ろ姿に一目惚れ
惚れしのち迷ふ心はなほさらに
男まさりのトラック姉御
世界中に3000の子を持つ男
夏遍路ときには海へ飛び込んで

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初裏/二

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月14日 作成者: muramatu2025年5月15日

【初折の表】
五   月赤し草原にゲルちりばめて   玲子(秋・月)
六    相撲中継衛星放送       菊子(秋)
【初折の裏】
初句  沁みわたる出所祝ひの新走    千閑(秋)
二    ヒッチハイクの旅はジグザグ  由美子(雑)

次も雑

そろそろ恋でも

恋の呼び出しでも

【付句候補】
・◎
ヒッチハイクの旅はジグザグ
・
手垢のつきし新約聖書
いかにおはすやふるさとのひと
どこへ行つたか森の石松
小説書きてたちまちスター
今日は話せた豆腐屋さんと
玉のやうなる双子生まれて
しつかり者のできた女房
ためつすがみつ下貼りを読む
仕事探しの現実わびし
日記に記す友の忠告
縁切寺へ駆け込みて
令和騒がす米騒動へ

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初裏/初句

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月13日 作成者: muramatu2025年5月14日

【初折の表】
四    皿にたつぷり生ヨーグルト   淳(雑)
五   月赤し草原にゲルちりばめて   玲子(秋・月)
六    相撲中継衛星放送       菊子(秋)
【初折の裏】
初句  沁みわたる出所祝ひの新走    千閑(秋)

次は雑

【付句候補】
・◎
腹に沁む出所祝ひの新走
・〇
白妙の法衣まばゆき秋灯(玲子)
・
秋高し大サーカスがやって来る
秋空をはつしと睨む毘沙門天
秋晴の天気予報は大当り
富有柿実るコーヒー園の隅
炉火恋し里のたよりの届くころ
晩秋のケネディ狙撃実像で
秋潮にハングル文字のペットボトル
行水の名残の月の尖りたる
長き夜のネットに仕込むフィッシング

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初表/六

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月12日 作成者: muramatu2025年5月13日

【初折の表】
第三  明けきらぬうちから廊下拭きあげて 玲子(雑)
四    皿にたつぷり生ヨーグルト   淳(雑)
五   月赤し草原にゲルちりばめて   玲子(秋・月)
六    相撲中継衛星放送       菊子(秋)

次も秋

ここからなんでも詠めます

【付句候補】
・◎
衛星で見る相撲実況
・
上差の矢を秋天に射る
夕映えの空虫の合唱
花野の道を揺らすそよ風
尻隆々と肥えし馬なり
母の指笛秋風に乗る
芒戦ぐ野潜む軍勢
スーホの馬の絵本読む秋
風の凪ぎし夜雁は雲居に
ながながき夜のスターウオーズ
黄金の右天覧すまふ

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初表/五

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月11日 作成者: muramatu2025年5月12日

【初折の表】
脇    植田の面を渡るさざなみ    眞理子(夏) 
第三  明けきらぬうちから廊下拭きあげて 玲子(雑)
四    皿にたつぷり生ヨーグルト   淳(雑)
五   月赤し草原にゲルちりばめて   玲子(秋・月)

ヨーグルト→長寿 という発想(連想?)が多いのでは

次も秋

【付句候補】
・◎
月赤し草原にゲルちりばめて
・
次も秋卓袱台を囲みし屋根の月清か
放送の習ひ正さん上り月
八十は儲けものなり芋名月
牧場の月を見上ぐる孕み牛
六十の手習喇叭月に向け
膝上の猫と見上ぐるけふの月
歌合せ月に判者を頼まれて
望の月手を擦り合はせぼけ封じ
月白や愚直のままに八十路
供へもの盆に山積み望の月
月の道ふと立ち止まるソクラテス
喜寿迎へ月正面にウオーキング

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初表/四

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月10日 作成者: muramatu2025年5月12日

【初折の表】
発句  バリカンの一気に走る立夏かな  由美子(夏) 
脇    植田の面を渡るさざなみ    眞理子(夏) 
第三  明けきらぬうちから廊下拭きあげて 玲子(雑)
四    皿にたつぷり生ヨーグルト   淳(雑)

次は秋の月

調子が出てきました

【付句候補】
・◎
皿にたつぷり生ヨーグルト
・〇
笊にこんもり産みたて卵(玲子)
・
見合いの席の善男善女
茶杓の銘は日月新
口も茶碗もすすぐ毎日
小枝に揺るるてるてる坊主
山の恵みを手に手に集ふ
朝餉の卓を家族そろつて
拡大鏡は読むに欠かせぬ
開門を待つ参禅の人
数確かむる針山の針
結納の宴滞りなく

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初表/第三

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月9日 作成者: muramatu2025年5月10日

【初折の表】
発句  バリカンの一気に走る立夏かな  由美子(夏) 
脇    植田の面を渡るさざなみ    眞理子(夏) 
第三  明けきらぬうちから廊下拭きあげて 玲子(雑)

次も雑

あっさりと

【付句候補】
・◎
明けきらぬうちから廊下拭きあげて
・
蜥蜴の尾何ら思案の様相なり
ちよい悪の男がつまむパンチェッタ
村の子の素読の声の高らかに
ボレロ聴く大音量の頂点に
酒樽のえつさほいさと下るらん
大川へどんと花火を打ち上げて
煙突に白き煙のたなびける
また一つ予定の増ゆる月の末
初めての餅のこねどり十歳にして
白河をスマホ片手に越ゆる旅

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初表/脇/再募集①

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月8日 作成者: muramatu2025年5月12日

【初折の表】
発句  バリカンの一気に走る立夏かな  由美子(夏) 
脇    植田の面を渡るさざなみ    眞理子(夏) 

次は雑

第三は大きく転じる

【付句候補】
・◎
植田の畔に座るおじさん
・
緑の風にのり紡ぎ歌
グランドゴルフ静かな薄暑
出羽三山にかかる夏雲
忽ち隠る沢蟹の朱
時に荒ぶる青田のうねり
スタンプくつきり富士山頂
のんびりと聞く草刈りの唄
考への末新馬鈴薯を煮る
七つボタンへいざ更衣
風薫る軍港の街

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初表/脇

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月7日 作成者: muramatu2025年5月8日

【初折の表】
発句  バリカンの一気に走る立夏かな  由美子(夏) 
脇

再募集

頭から離れる

表現の重複を避ける

お決りの発想を抜け出す

【付句候補】
鏡に写る外に里若葉
はち切れさうにトマト完熟
夏日に遊ぶサァーファーの群れ
待ち通しきはおやつのゼリー
快気祝ひのそら豆ご飯
麦藁帽は兄のお下がり
塾にずらりと並ぶ白靴
首筋一過なでる薫風
六根清浄山開きたり
我らは目指す全国制覇
父の額に一筋の汗

いどばた歌仙 さへづり/「バリカン」の巻/初表/発句/再募集①

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2025年5月6日 作成者: muramatu2025年5月7日

【初折の表】
発句  バリカンの一気に走る立夏かな  由美子(夏) 
 

バリカンの巻 始まりました

脇は発句に寄り添うように

夏の句を

【付句候補】
・◎
バリカンの一気呵成や夏来る
・
白山やクレーンに吊るす鯉幟
相撲取り番付にらむ夏来る
はしやぐ子を追ひかけまはす立夏かな
あやめ草かきわけ入る菖蒲の湯
雲ひとつぽこんと浮かび夏来る
今朝よりは老の字がつくホーホケキョ
潮目読む海人の眼や初鰹
初夏の甘きかほりの瓊花かな
わくわくの巨人阪神夏に入る
万緑やためつすがめつ鼠志野

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