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いどばた歌仙 さへづり

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いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/満尾

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月13日 作成者: muramatu2026年4月13日

めでたく満尾を迎えました。それにしても連句は前句の見定めが肝心。

虚心に前句に入ってゆけると、良い付けが生まれるのではないでしょうか。

次の発句を募集します。締め切は少し間が空きますが、

5月5日(立夏)20時

奮ってご応募ください。

《連衆》高平玲子、杉東優子、青沼尾燈子、きだりえこ、花井 淳、安立由美子、園田靖彦、石川桃瑪、宗芳房子、鈴木千閑、三玉一郎、田原眞知
《捌き》村松二本
二〇二六年三月三日~二〇二六年四月十三日

【初折の表】
発句 うつし世の朝日まぶしむ雛かな 一郎(春)
脇   春風つかむ小さきてのひら  玲子(春)
第三 水の玉乗せたる芹を摘み取りて 房子(春)
四   口ずさみたる万葉の歌    玲子(雑)
五  月の出に岸を離るる櫓の静か  優子(秋・月)
六   花野に眠る何やらの骨    桃瑪(秋)
【初折の裏】
初句 墨衣今宵は鹿の声の中     房子(秋)
二   ツァラストゥストラが朝日に叫ぶ 由美子(雑)
三  二十億光年先に膝抱へ     房子(雑)
四   君に届けとリクエスト曲   房子(雑)
五  ラッシュアワー手話で囁くアイラブユー 玲子(雑・恋)
六   水着の紐を外す指先     一郎(夏・恋)
七  月明に馬鈴薯の花咲き満ちて  桃瑪(夏・月)
八   アブサンを手にポルカ踊るよ 玲子(雑)
九  思ひつくまま書きなぐる散文詩 一郎(雑)
十   朝刊に読む折々のうた    尾燈子(雑)
十一 豊かなることば流るる花筏   一郎(春・花)
折端  ぴんと立ちたる乗込の鰭   由美子(春)
【名残の表】
初句 いまは亡き父母の棲む蜃気楼  一郎(春)
二   鳴り出だしたるグランドピアノ 玲子(雑)
三  ファントムの髪にこの指挿し入れて 房子(雑)
四   盲の瞼くちびるで撫づ    玲子(雑・恋)
五  経典を胸に抱きて冬銀河    玲子(冬)
六   湯豆腐割つて醤油を垂らす  眞知(冬)
七  春団治羽織の紐をすつと解き  りえこ(雑)
八   質に流れし形見のダイヤ   一郎(雑)
九  一族の秘め事飯の種にして   玲子(雑)
十   讃美歌うたふ日曜の朝    一郎(雑)
十一 月浴びて故郷の星をなつかしむ 玲子(秋・月)
十二  膝下はなれて六十の秋    靖彦(秋)
【名残の裏】
初句 ふるまひを莞爾と受けて菊の酒 りえこ(秋)
二   地震に崩れし漆工房     淳(雑)
三  読みさしの徒然草に貼る付箋  桃瑪(雑)
四   畑のみどりを汁に散らして  房子(雑)
五  洛中は花の宴の三番叟     淳(春・花)
挙句  種井の底に星の静もる    由美子(春)

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名裏/挙句

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月12日 作成者: muramatu2026年4月13日

【名残の裏】
三  読みさしの徒然草に貼る付箋   桃瑪(雑)
四   畑のみどりを汁に散らして   房子(雑)
五  洛中は花の宴の三番叟      淳(春・花)
挙句  種井の底に星の静もる     由美子(春)

めでたく満尾を迎えました

それにしても連句は前句の見定めが肝心

虚心に前句に入ってゆけると

良い付けが生まれるのではないでしょうか

では次の発句を募集します

締め切は少し間が空きますが 

5月5日(立夏)20時

奮ってご応募ください

【付句候補】
・◎
種井の底に星の静もる
・
富士の眺めに香る草餅
春風を行く若き虚無僧
今朝掘つて来て春の筍
行く春送る媼と翁
休み返上春田を鋤けり
鏡の海に桜鯛跳ぬ
駆け上がりたる春の坂道
光の春は空に暮れゆく
目抜き通りをゆく燕

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名裏/五

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月11日 作成者: muramatu2026年4月12日

【名残の裏】
二   地震に崩れし漆工房      淳(雑)
三  読みさしの徒然草に貼る付箋   桃瑪(雑)
四   畑のみどりを汁に散らして   房子(雑)
五  洛中は花の宴の三番叟      淳(春・花)

次も春

いよいよ挙句

【付句候補】
・◎
京洛は花の宴の三番叟
・
花びらを袂に隠し
せせらぎの石に留まる花筏
花吹雪ちよんと佇む道祖神
真ん中で笑ふ赤ん坊花筵
摺り足に翁出で来る花篝
帰り来よ花満つ山の懐に
花受けて膾明るくなりにけり
木のもとに忍びの者も花まみれ

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名裏/四

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月10日 作成者: muramatu2026年4月11日

【名残の裏】
初句 ふるまひを莞爾と受けて菊の酒  りえこ(秋)
二   地震に崩れし漆工房      淳(雑)
三  読みさしの徒然草に貼る付箋   桃瑪(雑)
四   畑のみどりを汁に散らして   房子(雑)

次は花の座  

【付句候補】
・◎
畑のみどりを汁に散らせて
・
富士山頂の朝日待ちつつ
退屈な日々筆もて過ごさん
八人部屋に寝息安らか
ひさびさ向かう八つ橋の寺
質屋へ預ける金鵄勲章
覚えきれないパスワード群
露天風呂には朝日の差して
二人分炊く癖まだ抜けず

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名裏/三

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月9日 作成者: muramatu2026年4月10日

【名残の表】
十二  膝下はなれて六十の秋     靖彦(秋)
【名残の裏】
初句 ふるまひを莞爾と受けて菊の酒  りえこ(秋)
二   地震に崩れし漆工房      淳(雑)
三  読みさしの徒然草に貼る付箋   桃瑪(雑)

次も雑

【付句候補】
・◎
読みさしの徒然草に貼る付箋
・〇
晩飯の礼に一曲弾き語り(玲子)
×
代々に受け継がれゆく伝統芸(前句の説明)
・
薪風呂築百年の床柱
朝市に大漁旗の翻り
越の地にときの飛び立つ朝ぼらけ
とれとれの魚とろ箱を跳ね出でて
参加する炊出し調理自ずから
寄り添へる天皇一家浜通り
にぎわひし朝市通り深閑と
大鍋に炊き出す日本中の幸

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名裏/二

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月8日 作成者: muramatu2026年4月9日

【名残の表】
十一 月浴びて故郷の星をなつかしむ  玲子(秋・月)
十二  膝下はなれて六十の秋     靖彦(秋)
【名残の裏】
初句 ふるまひを莞爾と受けて菊の酒  りえこ(秋)
二   地震に崩れし漆工房      淳(雑)

次も雑

【付句候補】
・◎
地震に形無し漆工房
・〇
日の丸を振る福島行幸(一郎)
・
荒壁に吊る良寛の書
長寿者増える未来のプラン
源氏の君の琴の音を聴く
きりりと結ぶ菅笠の紐
一子相伝この唐辛子
善きも悪しきも過ぎ去りしこと
鉋を引ける無骨な手背
家に伝はる黒田節舞ふ
澄み渡りたる沖縄の海
論語素読に始まる朝

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名裏/初句

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月7日 作成者: muramatu2026年4月8日

【名残の表】
十   讃美歌うたふ日曜の朝     一郎(雑)
十一 月浴びて故郷の星をなつかしむ  玲子(秋・月)
十二  膝下はなれて六十の秋     靖彦(秋)
【名残の裏】
初句 ふるまひを莞爾と受けて菊の酒  りえこ(秋)

次は雑

【付句候補】
・◎
ふるまひを莞爾と受けて菊の酒
・
塩舐めてちびりちびりと濁り酒
白地図を埋め尽くしてもそぞろ寒
丸髷に姉様被り柿を干し
記録より記憶に残る名力士
一面のコスモス揺るる巡礼地
名人の棋譜誦ずる夜ぞ長き
渡り鳥眼を閉じて甲板に
同志友皆急ぎ足墓参る
日々孫に使い方きくスマホかな
手向山稲穂まぶしき裾をひき

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名表/十二

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月6日 作成者: muramatu2026年4月7日

【名残の表】
九  一族の秘め事飯の種にして    玲子(雑)
十   讃美歌うたふ日曜の朝     一郎(雑)
十一 月浴びて故郷の星をなつかしむ  玲子(秋・月)
十二  膝下はなれて六十の秋     靖彦(秋)

次も秋

【付句候補】
・◎
膝下はなれて六十の秋
・〇
宙いつぱいの虫の音を聴(尾燈子)
・
諏訪湖に映る秋のともしび
島の崖まで曼珠沙華咲く
甘く煮つける紅葉鮒つこ
川下り行く錆鮎の腹
土俵の鬼に変る青き眼
色なき風をだいじこうじに
柿好物の総理大臣
砂漠にひとつ赤き秋薔薇
下宿の畳擦り切れかけて

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名表/十一

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月5日 作成者: muramatu2026年4月6日

【名残の表】
八   質に流れし形見のダイヤ    一郎(雑)
九  一族の秘め事飯の種にして    玲子(雑)
十   讃美歌うたふ日曜の朝     一郎(雑)
十一 月浴びて故郷の星をなつかしむ  玲子(秋・月)

次も秋

「故郷の星」とは

【付句候補】
・◎
月浴びて故郷の星を懐かしむ
・
月仰ぐヒッチハイクの荷台から
月光に眠る棺の幼き子
月天心コヨーテの声尾を引いて
樹木葬墓を照らして盆の月
大泥棒千両担ぐ無月の夜
新月の闇を早馬駆け抜けて
樹木葬墓を照らして盆の月
篝火の月見の宴へネクタイ来
満月が峰の紅葉照らす夕
幻の本丸浮かべ月の海

いどばた歌仙 さへづり/「うつし世」の巻/名表/十

いどばた歌仙 さへづり 投稿日:2026年4月4日 作成者: muramatu2026年4月5日

【名残の表】
七  春団治羽織の紐をすつと解き   りえこ(雑)
八   質に流れし形見のダイヤ    一郎(雑)
九  一族の秘め事飯の種にして    玲子(雑)
十   讃美歌うたふ日曜の朝     一郎(雑)

次は秋の月

【付句候補】
・◎
讃美歌うたふ日曜礼拝
・
万事そつなき古参家政婦
泣きて笑ひて芸を磨きて
離れて暮らす三男可愛い
肩に食ひ込む玉の王冠
女王陛下の崩さぬ笑顔
世が世であれば天下人とは
跡継ぎ決める国民投票
指名手配の極悪三人
新米刑事帽子投げ捨つ

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