【初折の表】
発句 梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太(春)
脇 春の潮に沈む戦艦 雅子(春)
第三 大き手の母が自慢の蓬餅 真樹子(春)
四
状況の説明、焦点が定まらず弱い句が多いようです
しっかりした句を
再募集でいきましょう
・〇
・△
・
四方の山を望む集落
昔宿場の町興しの計
小川を渡る鼠の親子
意気揚々と峠越え行く
やればできると尻叩かれて
部屋のしつらひ絣・刺し子で
撮り鉄集ふ廃線の駅
【初折の表】
発句 梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太(春)
脇 春の潮に沈む戦艦 雅子(春)
第三 大き手の母が自慢の蓬餅 真樹子(春)
四
状況の説明、焦点が定まらず弱い句が多いようです
しっかりした句を
再募集でいきましょう
・〇
・△
・
四方の山を望む集落
昔宿場の町興しの計
小川を渡る鼠の親子
意気揚々と峠越え行く
やればできると尻叩かれて
部屋のしつらひ絣・刺し子で
撮り鉄集ふ廃線の駅
【初折の表】
発句 梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太(春)
脇 春の潮に沈む戦艦 雅子(春)
第三 大き手の母が自慢の蓬餅 真樹子(春)
転換、うまくいきました
次はどうでしょう
・◎
大き手の母が自慢の蓬餅
・△
・
凍解くるマンモスの声聞こゆめり
故郷に自生蒲公英咲き満ちて
凧糸の吸い上げられてゆくみ空
蟻穴を出て太陽の黒点に
【初折の表】
発句 梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太(春)
脇 春の潮に沈む戦艦 雅子(春)
発句の青鮫をどうとらえるか
受け止めきれていない付けが多いなか
作者の背景にまで思いが至った脇となりました
次の春はどうでしょう
・◎
珊瑚の海に沈む戦艦
・△
春風受けて犬目を細む(尾燈子)
・
遠吠えはるか雪解の集落
坂東太郎霞棚引く
波瑠戸に透ける春の暁
空気を食うて咽せる赤ん坊
水に沈む町きらめく春日
命あるもの謳歌する春
【名残の裏】
三 庭に来る目白ふくふくふくらんで 森恵 (春)
四 春天へ嘶く雪占の馬 妖子 (春)
五 花ひらき初む拾ひきし折れ枝も まさみ(春・花)
挙句 命めでたく百歳の春 真樹子(春)
生誕百年を寿いで、みごと満尾!
挙句は参加者全員のご投句があり、なによりでした
次回の発句は
「梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太」
【庭中に青鮫の巻】です
どのような巻になるか、張り切ってご参加ください
2月11日(水・祝 大安)からスタートします
午後8時までに脇(春)からお送りください
・〇
命めでたく百歳の春
・△
・
海の朧へ花と流るる
風光る道くはへ楊枝で
朝湯楽しむ銭湯の富士
蒲生野あたり洒落る野遊
山笑ひつつ今日と別れる
全句集捧げん飴山忌
雛の群れは潮の彼方に
ひかり遥けく白鳥帰る
【名残の裏】
二 おむつが問題寝たきりの母 森恵 (雑)
三 庭に来る目白ふくふくふくらんで 森恵 (春)
四 春天へ嘶く雪占の馬 妖子 (春)
五 花ひらき初む拾ひきし折れ枝も まさみ(春・花)
『次の花』を思わせる一句
いよいよ挙句です
・〇
花ひらき初む拾ひきし折れ枝も
・△
畦といふ畦真つ白に花吹雪(一郎)
・
末の子も独り立ちする花吹雪
雪国は花の便りを待ち焦がれ
花吹雪緞帳下りて大団円
理科室の顕微鏡で見る花の蕊
磐座を彩る落花森閑と
花守の鼻歌聞こゆ道すがら
【名残の裏】
初句 人類の終末時計また進む 雅子 (雑)
二 おむつが問題寝たきりの母 森恵 (雑)
三 庭に来る目白ふくふくふくらんで 森恵 (春)
四 春天へ嘶く雪占の馬 妖子 (春)
庭先から大空へ
次はどうでしょう
・〇
春天へ嘶く雪占の馬
・△
・
球春迎へからだぶくぶく
春の恨みに抱かれて眠る
賃金上がらぬ春の寂しき
入日の浜を遍路笠ゆく
春の霙に老若さわぐ
財源の無き春の公約
腰痛めたる春の大雪
【名残の裏】
初句 人類の終末時計また進む 雅子 (雑)
二 おむつが問題寝たきりの母 森恵 (雑)
三 庭に来る目白ふくふくふくらんで 森恵 (春)
四
三の明るい春そのままの句が多いようです
最後の春三句がだらだらで終わってしまいます
転換して内容のある句を
深呼吸して再募集でいきましょう
・〇
・△
雪崩轟く山寺の奥(遊歩)
・
新入生の巡査にあいさつ
懐深く寺請証文
春田ながめて日に日に若く
春光あふるるモネの池の面
元気いっぱい新入生は
小半もつて彼岸詣へ
【名残の裏】
初句 人類の終末時計また進む 雅子 (雑)
二 おむつが問題寝たきりの母 森恵 (雑)
三 庭に来る目白ふくふくふくらんで 森恵 (春)
四
風船多し、シャボン玉も、ふくらむから?
作り方次第ですがちと安直
再募集でどうぞ
・〇
・△
・
北半球の春に入らん
カタカタ待てる春の縁側
息が続かぬ赤い風船
栄転左遷弥生の引越し
もの言ふやふに流るる春水
子の手離れて風船空へ
団地にひとり新一年生
日向の縁に子猫ころころ
朝陽を受けてシャボン玉飛ぶ
十二 億万の魂いやす送り火 妖子 (秋)
【名残の裏】
初句 人類の終末時計また進む 雅子 (雑)
二 おむつが問題寝たきりの母 森恵 (雑)
三 庭に来る目白ふくふくふくらんで 森恵 (春)
一足先に春になりました
(二直しました)
庭に来るのは雀くらいにしたいところですが
雀ふくふくですと冬の季語ふくら雀になるので
続いて春三句にいきましょう
・〇
かまくらの餅ふくふくとふくらんで
・△
・
炎上をものともしない選挙戦
あれこれの消臭剤のコマーシャル
暗闇へ映画泥棒走り去る
刑務所の笑いの渦の演芸会
ワン切りのスパムメールが続々と
あかあかと地平を染めて夕陽落つ
十一 混沌の地球眺むる月の海 雅子 (秋・月)
十二 億万の魂いやす送り火 妖子 (秋)
【名残の裏】
初句 人類の終末時計また進む 雅子 (雑)
二 寝たきり母のおむつが問題 森恵 (雑)
続きになっている句が多いようです
いよいよ大詰め、次はどうでしょう
・〇
寝たきり母のおむつが問題
・△
「鶴亀」謡ふニンゲン国宝(妖子)
・
原油産地につきぬ争ひ
核シェルターに掛ける表札
昨日の友も今朝は敵なり
昔語りの四季ありし国
生まれてすぐに聞くレクイエム
エンドロールに瞳潤ませ
諸刃の剣レアアース掘り