【初裏の裏】
六 背に不意打ちの水鉄砲浴び 遊歩 (夏)
七 砂漠五十年恐竜の骨さぐりあて まさみ(雑)
八 いよよ賑はふ原発の街 隆子 (雑)
九 電線の鴉の凍る月明り 松太 (冬・月)
リラックスリラックス、
次へ行きましょう。
【付句候補】
・〇
電線の鴉も凍る月明り
・△
・
手入れ済み三百年の松に月
真つ黒な海を見るほかなき夕べ(続きになっています)
山裾に襤褸之乱碑苔むして
夜もすがら津波警報鳴り止まず(続きになっています)
アメリカの車産業廃れゆく
人類の滅びる悪夢正夢に
評判のオッペンハイマー封切られ
人の世に何あらうとも花盛る
折鶴にオバマの祈り月涼し
老犬はひめもすどたり寝たりけり
ペルシアの布に魔除けの鳥が舞ひ
うたかたの繁栄襲ふ大津波(続きになっています)