皆さんお疲れさまでした。めでたく満尾を迎えました。
次の発句の締切は
1月4日 20時
心新たに始めましょう
《連衆》高平玲子、杉東優子、青沼尾燈子、きだりえこ、花井 淳、安立由美子、園田靖彦、石川桃瑪、宗芳房子、鈴木千閑、𡈽谷眞理子、湯浅菊子、伊藤空
《捌き》村松二本
二〇二五年十一月七日~十二月二十五日
【初折の表】
発句 つとめての富士つんとして冬に入る 房子(冬)
脇 ぱんぱん叩く煎餅布団 由美子(冬)
第三 三年の旅のつれづれ書き上げて りえこ(雑)
四 雨の降る日はだらだら眠り 眞理子(雑)
五 月光に研ぎ澄まされし鑿鉋 玲子(秋・月)
六 風鐸の舌ゆらす秋風 靖彦(秋)
【初折の裏】
初句 討入の血判状に散る紅葉 優子(秋)
二 ひいき役者がぎろりと睨む 千閑(雑)
三 耳元でシャンパンタワーねだりては りえこ(雑)
四 舌を絡めるホワイトハウス 玲子(雑・雑)
五 ベッドイン身に纏ふのは香りのみ 空(雑・恋)
六 朝の光へ走る高速 桃瑪(雑)
七 ハンモック山懐に抱かれて 眞理子(夏)
八 月の涼しきアイガーの壁 淳(夏・月)
九 祭壇の大きな写真にこやかに 由美子(雑)
十 犯人捜し二十六年 尾燈子(雑)
十一 先生は過去を語らず花堤 靖彦(春・花)
折端 送る言葉は風船に乗り 由美子(春)
【名残の表】
初句 碧眼の若駒跳ねる国技館 りえこ(春)
二 腹を空かせて眠る焼け跡 玲子(雑)
三 ほろ苦きノーベルメダルチョコレート 由美子(雑)
四 迷ひこんだるノルウェイの森 玲子(雑)
五 大いなる嚏をひとつ響かせて 桃瑪(冬)
六 聖夜に近き婚活サイト 由美子(冬)
七 炊き出しを配るマリアに一目ぼれ りえこ(雑・恋)
八 嬰の骸に乳首含ませ りえこ(雑・恋)
九 門前に唐人飴の笛の音 由美子(雑)
十 質屋を出づる備前長船 りえこ(雑)
十一 月浮かぶ尺余の杯を飲み干して 由美子(秋・月)
十二 菊人形が大見得を切る 尾燈子(秋)
【名残の裏】
初句 どんぐりの雨降りやまぬシャングリラ 玲子(秋)
二 高みに消ゆるジョナサンの羽根 由美子(雑)
三 礼深く一握の米鉢に受け りえこ(雑)
四 手毬のやうに雀寄り来る 由美子(雑)
五 羽衣は松に打ち掛け花筵 玲子(春・花)
挙句 雲雀の声の金色に降る 房子(春)
