いどばた歌仙 善哉「花の巻」初折の表 第三
このところ、先行き不安になるニュースが多かったのですが、明るい
ニュースが届きました。
第三は向日性を感じる句をいただきました。
四句目から挙句の前までの句を平句といいます。
四は、雑(季語なし)の短句で、軽く付けてください。
【初折の表】
発句 残生やひと日は花を鋤きこんで 飴山實(春・花)
脇 白き蝶々あそぶ川舟 真樹子(春)
第三 春風に乗りて祝電届くらん みつこ(春)
四
〇
春風が届けてきたる祝電は(みつこ)(春風に乗りて祝電届くらん)
△
吉報が春の列島駆けめぐり(真樹子)
新入生やうやう慣れし登校路(尾燈子)(登校路→通学路)
背に揺れて新入生のランドセル(真知子)
・
来し方を振り返りつつ徒遍路
入学の子ら次次と駆け抜けて
雁帰るドローン飛び交ふ北方へ
みちのくのずしりと重き草の餅