いどばた歌仙 飛梅 飛梅の巻/初裏/十
【初裏の裏】
六 背に不意打ちの水鉄砲浴び 遊歩 (夏)
七 砂漠五十年恐竜の骨さぐりあて まさみ(雑)
八 いよよ賑はふ原発の街 隆子 (雑)
九 電線の鴉の凍る月明り 松太 (冬・月)
再募集です。
前の句だけでなく、全体を眺めて進んでいきましょう。
【付句候補】
・〇
・△
・
断崖を行くオオカミ親子
ほろ酔ひの中とぼとぼ歩く
晩酌例のたこの青饅
春の宴の残すごみ山
便座はいつもほんのりとして
紺紙金泥納経延べて
なにがあつたと池の亀鳴く
鳥辺山まで観光の波
それぞれの地で祝ふ卒業
風呂より父の謡ふ「敦盛」
人影動く向かひの空家
門口叩く夫と付馬