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今月の花(八月) 蛍袋

caffe kigosai 投稿日:2020年7月19日 作成者: dvx223272020年7月19日

春のスノーフレークやおだまき、初夏の鈴蘭、そして晩夏の蛍袋。いずれも下を向いて咲き、その姿から可憐な雰囲気を醸し出す楚々とした花々です。その中でも蛍袋には、明るいイメージが加わるのはその名前からでしょうか。

蛍袋は、子供がとらえた蛍をいれたのでこの名前が付いたともいわれています。蛍の明りのイメージがこの花に、光による華やかさと灯りを通した透けるような軽さとを与えたのかもしれません。

釣鐘型の花はいよいよ夏も本番という頃、野山や、近頃では街でもちょっとした草むらで見かけるようになります。花はせいぜい4,5センチで先は5つにさけ、白 ピンク、濃い紅紫などがあります。

梅雨も終わりの頃咲くので雨降り花、提灯花、釣鐘草という名前もあります。釣鐘といえば 教会の鐘の形のようなカンパニュラという名の花があったと思う方もおいででしょう。カンパニュラはホタルブクロ属の属名です。ラテン語でベルを意味するので、日本の「ホタルブクロ」にも「campanula punctate」 というカンパニュラを頭につけた学名がつけられています。

花屋さんでカンパニュラといって売られている白やピンクや紫のたくさんの花をつけた花は、19世紀後半にヨーロッパから園芸種として入ってきた風鈴草と呼ばれるものかもしれません。背が高く作られるようになったこのカンパニュラ(Campanula medium)はもともと二年草です。

蛍袋は多年草で花は下から上に咲いていきます。毎夏のように行っていた山の小さな宿には、穂が出ていない薄の葉や桔梗と一緒に、蛍袋が小さな竹かごに無造作に生けられて床の間に置かれていた思い出があります。

街の花屋さんでは手に入らない蛍袋は、その宿に行く道の草むらでも見かけることができ、暑い都会からやっと到着した私たちを高原の風と共に迎えてくれたものです。今年も同じところに咲いて待っていてくれたみたいと言いながら、宿への無事の到着を喜んだことが何十年もたってよみがえってきました。

蛍袋の思い出が、ふっと灯ります。(光加)

今月の季語(八月)八月の果実

caffe kigosai 投稿日:2020年7月19日 作成者: dvx223272020年8月27日

今年の〈立秋〉は八月七日。毎年のことながら、やっと梅雨が明けたと思っているとすぐ〈秋〉になります。しかも今年の梅雨は冷え冷えしていましたから、〈暑中見舞〉は〈梅雨明〉のあと様子を見て、と思っていた人が多いのではないでしょうか。いきなり〈残暑見舞〉を書くつもりでいたほうがよいかもしれません。立秋過ぎには、どんなに暑さが厳しくても、秋の暑さ。〈残暑〉と呼ばれますから。

太陽はいつもまんまる秋暑し   三橋敏雄

とはいえ八月は世間では〈夏休み〉真っ只中。いつもとは勝手の違う今年ですが、夏休みシーズンではあります。八月は旧暦と新しいカレンダーとの狭間で悩み多き月といえましょう。

そこで今月は開き直ってテーマを「八月の果実」としてみました。八月に旬を迎える果実類をみていきましょう。

まず〈西瓜〉。野菜か果物かという問題はさておき、夏休みといえばこれでしょう。

風呂敷のうすくて西瓜まんまるし  右城暮石

まんまるな西瓜とは、今では懐かしいものの一つかもしれません。

他にも「瓜」のつく〈南瓜(かぼちゃ・なんきん)〉〈冬瓜(とうが・とうがん)〉〈糸瓜(へちま)〉〈苦瓜・ゴーヤ〉も旬を迎えます。同じ「瓜」でも〈胡瓜(きゅうり)〉の旬は早く、八月には種が目立ってきます。近年は品種改良によって、八月には八月の胡瓜が出回りますから、実感は薄いかもしれませんが。

〈桃〉も早生種が梅雨のころから出ていますが、当たりはずれなく甘くなるのはこのころでしょう。

ゆつくりと引けばめくるる桃の皮  岩田由美

〈葡萄〉は黒紫緑と種類が豊富。近頃は輸入の葡萄が春のころから棚に並びますが、国内産の葡萄の味が安定するのは、八月から十月といわれます。

黒きまで紫深き葡萄かな  正岡子規

熟すまえの葡萄は〈青葡萄〉、同じく〈青柿〉〈青胡桃〉などまだ食べられない時期の実を指す季語があります。独特な「青」を愛で、実りを待つ心といえましょうか。〈青林檎〉も季語の場合は種類ではなく、未熟な林檎を指します。時期を見計らえば〈青蜜柑〉同様、食べることができます。

空は太初の青さ妻より林檎うく  中村草田男

日々水に映りていろのきたる柿  宇佐美魚目

伊吹より風吹いてくる青蜜柑   飯田龍太

〈梨〉も多種多様に少しずつ時期をずらして出回ります。洋梨も市場に加わり、地味な印象は払拭されたのではないでしょうか。

勉強部屋覗くつもりの梨を?く   山田弘子

ラフランス裸婦ラフランス戴き頃  富田敏子

こうしてみてくると、〈西瓜〉と〈桃〉以外は、八月は出始めで、この先どんどん味がのってくるものばかりです。「八月の」として取り上げましたが、実は〈胡瓜〉のほかはすべて〈秋〉の季語。暑さは厳しいですが、やはり〈八月〉は秋の始まりといえそうです。

旅行をして目新しいものに出会うことは難しい今年ですが、腰を落ち着けて季節のうつろいを楽しんだり、惜しんだりしてみませんか。(正子)

2016最初の「きごさい+」は和菓子です!

caffe kigosai 投稿日:2015年12月12日 作成者: dvx223272015年12月12日

次回の「第5回きごさい講座+句会」は来年2016年1月17日に横浜で開きます。ふるってご参加ください。

日 時:2016年1月17日(日)13:30〜16:30(13:10 開場)
    13:30~14:30 講座 
    14:45 投句締切(当季雑詠5句)
    14:45~16:30  句会
会 場:神奈川近代文学館・中会議室(横浜市、港の見える丘公園)
    〒231-0862 横浜市中区山手町110 TEL045-622-6666
    みなとみらい線「元町・中華街駅」下車、6番出口から徒歩10分
    http://www.kanabun.or.jp/guidance/access/
演 題:和菓子における梅の魅力
講 師:中山 圭子(虎屋取締役 虎屋文庫専門職)東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。四季折々の和菓子のデザインの面白さにひかれて、卒論に「和菓子の意匠」を選ぶ。現在、和菓子製造販売の株式会社虎屋の資料室、虎屋文庫の専門職、虎屋取締役。著作に「事典 和菓子の世界」(岩波書店) 「江戸時代の和菓子デザイン」(ポプラ社)、「和菓子のほん」(福音館書店)など。
一 言:寒中にあって、春の訪れを告げる梅の花。その美しさや芳香は古来、日本人を魅了してきました。和菓子のモチーフとしても、梅は桜や菊と並び、大変人気があります。今回は、梅をイメージした菓子がいつ頃から作られるようになったのか、どのような銘や意匠があるのかなど、画像を使いながら、お話したいと思います。(中山圭子)       
句 会:当季雑詠5句(選者=中山圭子、長谷川櫂)
参加費:きごさい正会員1,000円、非会員2,000円

■お申し込みは電話、ファクシミリ、またはこちらから。もちろん申し込みなしでの当日参加もできます。
 きごさい事務局  TEL&FAX 0256-64-8333

次回以降の予定
■第6回きごさい講座+句会
日 時:4月17日(日)13:30~16:30(開場13:10)
会 場:神奈川近代文学館・中会議室(横浜市、港の見える丘公園)
講 座:日本に魅せられたプラントハンターとシーボルト(講師=西川遊歩、大岡信研究会会長)
句 会:当季雑詠5句(選者=西川遊歩、長谷川櫂)
■第7回きごさい講座+句会
日 時:7月3日(日)13:30~16:30(開場13:10)
会 場:神奈川近代文学館(予定)
講 座:家族で楽しむ俳句 ~七つの扉~ (講師=山本新、日本学校俳句研究会幹事長)
句 会:当季雑詠5句(選者=山本新、長谷川櫂)

今月の料理(十月)_芋の茎

caffe kigosai 投稿日:2015年9月29日 作成者: dvx223272015年9月29日

zuiki この食材を一目見てすぐわかる方はかなりご年配の方か、お料理に興味がある方でしょう。これは里芋の茎です。ズイキとか芋がらなどと呼ばれています。紅い茎は八つ頭の茎で、白いのもありますが、これは遮光して育てたものです。通常の里芋の茎は緑色をしています。      

収穫するときこの芋の茎に鎌を入れると、ざっと水が流れ出て驚いた事がありました。切り口を見ると細かな穴が沢山あいていて、スポンジ状になっているのがわかります。

この芋の茎とてもアクが強く、そのままでは食べることは出来ません。一般的には酢水で茹でアクを抜きます。下処理に手間がかかりその割には主菜にもならない食材ですが、ちょっとない食感が魅力です。

今月の料理はこの芋がらに胡桃ソースをかけて頂きます。濃厚な胡桃とさっぱりとした芋がらがとてもよく合います。

【作り方】
芋の茎は蕗と同じようにかわを剥きます。
たっぷりの水を沸騰させ、食べやすい長さに切った芋の茎をいれます。
芋の茎を入れた鍋の湯が再び沸騰したら、浮いている芋の茎をさっと裏返し
て一分ほどたったら笊にあけます。
熱いうちにバットにとり、振り塩のような感じで酢を振り掛け蓋をします。 この時芋の茎から出る水分と、酢が混じりあいきれいな色に仕上がります。酢を掛け過ぎるとすっぱくなり、少ないと色が出ないので、加減しながら熱いうちに調理します。このままですと味が全付いていません。甘酢を作って浸けて置くとかなり日持ちします。
ソースは胡桃を擂ってから、砂糖、塩で味をととのえ、白湯でペースト状にのばします。 この時先の振りかけた酢を少量入れると味もしまり、きれいな色に仕上がります。

【分量】四人前
芋の茎 200グラム(下ごしらえしたもの)
胡桃 30グラム
砂糖 13グラム
塩 少々
白湯または酢 10ミリリットル
醤油 少々

まみどりの葉を巻き込める芋茎かな              善子

明治大学リバティーアカデミーで俳句講座

caffe kigosai 投稿日:2015年2月7日 作成者: dvx223272015年2月7日

 4月開講の明治大学リバティーアカデミーで俳句講座が始まります。一般の方対象で、講師は季語と歳時記の会理事の高田正子先生です。「キャンパスで俳句」というタイトルで句会と鑑賞を交互に行い、全8回の講座(2時間)になります。初めての方や久しぶりの方も安心して受講できます。明るく爽やかな高田先生ですから、きっと楽しい講座になると思います。会場は小田急線生田駅徒歩7分の「明治大学地域産学連携研究センター」になります。詳しくは以下を参照してください。
   
https://academy.meiji.jp/course/detail/2396/ 

今月の料理_黒豚肉のアンチョビ煮込み

caffe kigosai 投稿日:2014年1月28日 作成者: dvx223272014年1月28日

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 新しいお料理を作るとき、以前何処かで頂き美味しかった、とても簡単でよさそう、何かの集まりに便利そう、ご飯のおかずによさそう、とさまざまな動機があります。皆さまはどんな時に新しい料理にチャレンジするのでしょう。
このお料理を雑誌で見たとき、いったいどんな仕上がりになるのか、いくら想像しても味の見当がつきませんでした。用いる食材も実にシンプル、調理法もシンプル、手間もかけない、それでいて美味しそう。でもいったいどんな味?そんな興味にひかれ半分楽しみ、半分恐る恐る、といった気持ちからチャレンジした記憶があります。
 本場北イタリアでは仔牛の肉を使い、ストーブに鍋をのせてそのまま農作業に出かけ、家に戻った頃ソースの旨みを十分に吸った、とろけるようなお肉を頂くという、超手抜きの料理です。新潟の長い冬に暖房器具は不可欠。ストーブに掛けておけば焼き芋だって、ポトフだって、風呂吹き大根だって飛び切り美味しくできます。そんな田舎住まいにはぴったりの煮込み料理です。コツは厚手の鍋を使いじっくりと蒸煮にすること。圧力鍋ではアンチョビと玉ねぎ、マスタードが渾然となった深い味わいのソースが肉に染み込みにくく、本来の味が楽しめません。

【作り方】
肉にフォークで穴を開け塩少々とコショウをふりかけ20分くらい置きます。
玉ねぎを4つ割にして手でばらばらにします。
マスタードを水で溶き、白ワインビネガーを加えておきます。
鍋に玉ねぎの半量を敷き、肉を入れその上にスライスしたにんにくとアンチョビを載せます。
残りの玉ねぎを入れ先ほどのマスタードを水で溶いたものをいれます。
これを火にかけ沸騰させて、後は弱火で肉が柔らかくなるまで煮込みます。

これには茹でたジャガイモが良く合います。また、余ったら肉をほぐしてソースと一緒にし、パスタにかけても美味しく頂けます。

【材料】約5.6人分
黒豚肩ロース1・2キロ
玉ねぎ一個 粉マスタード20グラム 水150cc ワインビネガー40cc
アンチョビ25グラム、にんにく2かけ。

à la carte_韓国東国寺にて

caffe kigosai 投稿日:2013年10月25日 作成者: dvx223272013年10月25日

20130831_165235東国寺
 秋の一日を韓国群山に遊んだ。ソウル俳句会の吟行句会への飛び入り参加である。
 群山は西海にある港町である。その特色は、日本植民地時代に多くの日本人が居住していたこと。豊かな穀倉地帯であったこの地から日本へ米を運んだという。
 東国寺は、この地に現存する唯一の日本風の寺である。色鮮やかな韓国の寺を見慣れた目には、むしろ簡素で清々しい印象を受ける。しかし、何故、日本にとっては歴史の汚点ともいうべき、韓国にとっては痛みを伴う傷ともいうべきこの寺を残したのか。境内に足を踏み入れると、正面に石版がある。日本側からの過去の過ちに対する謝罪文が、日韓両方の言葉で刻まれている。決して広くはない境内には、秋の草花が咲いている。紅葉の始まった蔦紅葉が、銀木犀が、薔薇が、コスモスが……。 この寺には罪がない。秋の日差しを受けて鮮やかに咲く花々に何の罪があろう。

 秋薔薇一輪あやまち赦されよ
 諍ひの歴史解かれよ蔦紅葉

 ふと、この寺は日韓両国のしこりを溶かすための記憶遺産として残されたものなのかもしれないと思った。(趙栄順)

a la carte_トック(雑煮)

caffe kigosai 投稿日:2013年2月11日 作成者: dvx223272013年4月12日

tokku
 本日2月10日は旧暦の正月である。韓国でも、正月は故郷に帰る人たちで道路は渋滞、新幹線も混雑する。人住むところいずこも同じ風景が展開される。
 
 さて、雑煮である。餅が入るのは日本と同じだが、韓国の餅はねばりがない。うるち米を粉にして蒸したものを、小判状に切ったものが入る。ちなみに我が家では、鶏のスーに鶏肉、卵、しいたけ、三つ葉、海苔の具が入る。韓国では牛のスープが一般的だというが、日本の雑煮が家々によって違うように韓国でも“我が家の味”がある。
 
 立春大吉。
 本日我が家は、新旧二度目の雑煮を祝った。
                      (栄順)

今月の料理〈2月〉_みぞれ鍋

caffe kigosai 投稿日:2013年2月4日 作成者: dvx223272013年2月7日

mizoreみぞれ あられ 時雨 卯の花 木の芽 みな季語なのですが、利休 いとこ しのだ 磯部 土佐と加えると、これらの共通項っていったいなんでしょう。食いしん坊さんならすぐわかるかも知れません。

 みぞれは大根を摩り下ろした所謂、大根おろしを使った料理。あられは霰餅の略で料理に使う場合はお菓子の霰よりもっと小さくしたものを使います。よくお茶漬けのもとに入っている小さくて丸い香ばしい粒々といえばおわかりいただけると思います。お料理によってはこれをさらに細かくして、まぶしたり、衣にして揚げ物にしたりします。時雨は蛤の時雨煮や牛肉の時雨煮でご存知の方も多いはず。多くは生姜をきかせた佃煮などをこのように呼んでいますが、時雨煮には諸説あり必ずしも生姜を使ったものをさすとは限りません。卯の花はおから、木の芽は若い山椒の葉、などをつかったものです。利休は利休焼や利休あんなどゴマを用いた料理に、いとこは小豆を使用したもので南瓜や蓮根のいとこ煮などは、家庭でもよく作るお惣菜です。しのだは油揚げ、磯辺は海苔、土佐はもちろん鰹節を使ったものです。 

 立春も過ぎましたが、あとひと月ほどは寒い日が続きます。一月の半ばから三月の声を聞くまでが冬本番といったところでしょうか。土鍋の出番も多い頃です。

 今回はシンプルこの上ない鍋料理を。旬の大根をたっぷりと使ったみぞれ鍋です。雪見鍋などと呼ぶこともある、色も素材も思いっきり精進の鍋です。
作り方はいたって簡単。鍋に濃い目に出しを引き、ここに絹ごし豆腐をいれて豆腐を温めます。大根はおろして水気をきり、軽く絞ります。大根臭さが気になるようでしたら、さっと水洗いをしてください。くつくつと煮立った鍋に大根をいれ熱々のところをぽん酢で頂きます。薬味は葱や生姜、海苔、柚子こしょう、かんずり、などで。材料が材料だけに出汁を奢るのをお忘れなく。半透明の大根おろしが本当のみぞれのようで、つくづくすばらしいネーミングだと思います。

 でも、余りにもシンプルで、と思われる方はここに薄切りにした豚のさんまい肉などいれて楽しんでみてはどうでしょう。何をプラスしてもけっこうおいしくいただけます。(岩井善子)

a la carte_節分

caffe kigosai 投稿日:2013年2月4日 作成者: dvx223272013年2月4日

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 節分は、季節の移り変わる「立春、立夏、立秋、立冬」の前日をいう。

 現在は、立春の前日が重視され、神社、仏閣で、鬼やらい、豆まき、などの節分行事が行われている。

わが家では、厄除けの鰯の塩焼きを食べ、今年の恵方を向いて、太巻きずしを、丸かぶりする。丸かぶりの謂れは、はっきりとはわからないが、幸福を祈って、豪快に、おいしくいただく。

数え歳の数だけ、豆を食べるのも恒例であったが、だんだん、お腹が張る数になってきたので、近年は、「気分は三十歳」ということにして、三十粒を食べる事にしている。

節分は、邪悪なものを追い出し、清々しい気分で春を迎える、大切な日である。(洋子)

節分や灰をならしてしづごころ  久保田万太郎

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「カフェきごさいズーム句会」のご案内

「カフェきごさいズーム句会」(飛岡光枝選)はズームでの句会で、全国、海外どこからでも参加できます。

  • 第二十六回 2025年5月10日(土)13時30分(原則第二土曜日です)
  • 前日投句5句、当日席題3句の2座(当日欠席の場合は1座目の欠席投句が可能です)
  • 年会費 6,000円
  • 見学(1回・無料)も可能です。メニューの「お問い合せ」欄からお申込みください。
  • 申し込みは こちら からどうぞ

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飛岡光枝(とびおかみつえ)
 
5月生まれのふたご座。句集に『白玉』。サイト「カフェきごさい」店長。俳句結社「古志」題詠欄選者。好きなお茶は「ジンジャーティ」
岩井善子(いわいよしこ)

5月生まれのふたご座。華道池坊教授。句集に『春炉』
高田正子(たかだまさこ)
 
7月生まれのしし座。俳句結社「青麗」主宰。句集に『玩具』『花実』『青麗』。著書に『子どもの一句』『日々季語日和』『黒田杏子の俳句 櫻・螢・巡禮』。和光大・成蹊大講師。
福島光加(ふくしまこうか)
4月生まれのおひつじ座。草月流本部講師。ワークショップなどで50カ国近くを訪問。作る俳句は、植物の句と食物の句が多い。
木下洋子(きのしたようこ)
12月生まれのいて座。句集に『初戎』。好きなものは狂言と落語。
趙栄順(ちょよんすん)
同人誌『鳳仙花』編集長、6月生まれのふたご座好きなことは料理、孫と遊ぶこと。
花井淳(はない じゅん)
5月生まれの牡牛座、本業はエンジニア、これまで仕事で方々へ。一番の趣味は内外のお酒。金沢在住。
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