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今月の料理(十二月)蕎麦掻

caffe kigosai 投稿日:2018年11月20日 作成者: yoshiko2018年11月22日

子どもの頃初めて蕎麦掻をを食べたのは父の膝の上でした。晩酌の肴として食卓に上がったもで何かもわからず欲しがっておねだりをしたようです。少しだけですが、それは硬くて辛くてとても美味しいとは思えるものではなっかた記憶があります。その後大人になってお蕎麦屋さんで注文した蕎麦掻は大きな朱塗りの器にたっぷりとお湯をはり木の葉の形にした蕎麦掻がゆったりと沈んでいました。良い香りの出汁に山葵をきかせ薬味をのせて頂いたのですが、子供の頃食べたあの蕎麦掻とは違い箸でちぎれるほど柔らかくふわふわとしていました。長い間子供の頃食べてあれ
は何だったのかと思っていたのですが、それは蕎麦掻の作り方の違いだと納得したのは自分が料理をるようになってからです。

父の膝の上でいたずら半分に食べたものはそば粉を熱湯でさっと練り上げた「椀がき」
お蕎麦屋さんで食べたのは「鍋がき」と言うものでした。大人になってみれば薬味を
きかせ生醤油でたべた蕎麦掻はお蕎麦の香りが高く手早く出来て、酒の肴にぴったり
かも知れません。

今年も後一か月です。年末には年越しそばをいただきますが平成最後の年、少し目先
を変えて蕎麦掻はいかがでしょうか。

椀がきは蕎麦粉を熱湯で勢いよく練り上げるもで作り方などありませんが、鍋がきは
蕎麦粉をお湯で溶き、火に掛けて練り上げるものです。ちょっと忙しい思いをします
が先に好みの汁と薬味を揃えておけばふわふわの美味しい蕎麦掻ができます。

シンプルな蕎麦掻だけでは物足りない時、鴨なんの要領で焼き葱と鶏肉、牛蒡を出汁
で煮て具入りの蕎麦掻にすると軽い食事にもなります。今でしたらいろいろな茸を入
れた茸汁にしても良いかも知れません。今年は暖冬傾向のようですが、寒い時は暖ま
る食事で風邪などひかれないようにお元気でお過ごしください。

【分量】
そば粉 100グラム 水270シーシー
汁はお好みで。

【作り方】
鍋に分量の水を入れ沸かします。
蕎麦粉をだまにならないように入れかき混ぜます。
すぐかたまり始めますが弱火にしてすりこぎ等で練っていきます。
段々と粘りがでてくるので艶が出るまで練り上げます。
滑らかになったら、手に水をつけ濡れ布巾にとって形を整えできあがりです。
後はお好みの汁でいただきます。

今月の料理(十一月)里芋の黒酢ソース

caffe kigosai 投稿日:2018年10月20日 作成者: yoshiko2018年10月25日

新潟では今頃になるとテレビからちらほらと雪囲のニュースが伝わってきます。刈り取りがすっかり終わった田は緑のひつじが丈を延ばし、もう少したつと遠山の頂きに初冠雪が望めます。あちこちには鳥たちも食べ切れない程、鈴生りの柿がそのまま残されていよいよ冬到来の景色へと変わってゆきます。

この頃美味しくなるのが里芋。一説によれば稲より早く日本には入って来たとも言われています。山で採れる「山芋」に対し里で収穫することから「里芋」とも。江戸時代は芋と言えば里芋のことを言ったようです。新潟は五泉市の「(きぬ)乙女」がブランドですが生産量はそれ程多くはないものの消費量は全国二位だそうです。結局すべて地元で消費されているのでしょうか。

今月の料理は一寸変わった里芋の食べ方。普段の食べ方に飽きたらお試し下さい。

【作り方】

里芋は皮をむきゆでます。蒸しても電子レンジでも良いでしょう。

火の通った里芋の水分をふき取り、フライパンで焼きます。

軽く焼き色がついたら塩をふり皿に盛ります。胡桃は荒く刻みサッと煎っておきます。

黒酢に蜂蜜を加え煮詰めます。ソテーした里芋に煮詰めた黒酢を掛け胡桃を散らして色取りにイタリアンパセリを散らします。

【分量】二人前

里芋400グラム 胡桃大匙三杯  黒酢30㏄ 蜂蜜20㏄ オリーブオイル  イタリアンパセリ  

今月の料理(十月)蓮根と柿の梨ソース

caffe kigosai 投稿日:2018年9月20日 作成者: yoshiko2018年9月27日

喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、お彼岸を過ぎるとばたばたと季節が進んで行きます。残り少なくなったカレンダーを見ながら一抹の感慨を覚えるのもこの頃。田舎ではもう稲刈りもおわり、広々とした空があるばかりです。

今月の料理は体調を崩しがちな節の変わり目に梨やレンコンを使ったサラダです。空気が乾燥してくると肌や咽を痛めやすくなるので、梨や柿、ナッツで潤しレンコンで胃腸の働きを高める狙いがあります。梨のソースは目先も変わり香ばしい松の実が食欲をそそります。色取りに春菊をそえます。

春菊は茎と葉に分けて茹でると苦みもなく良い香りが楽しめます。茎と葉を一緒にするとどうしても茹ですぎ葉に苦みが残りますので、葉の部分は一分程で引き揚げてしまいます。食べ方としては葉の部分はお浸しで、残りの茎は牛肉などと炒めるとクレソンのような爽やかな風味でお肉がさっぱりといただけます。また、野菜のかき揚げ等に入れると色取りがとてもよくなります。一寸面倒ですが、葉と分けて使うと用途がぐっと広がる野菜です。

【作り方】
蓮根は三ミリ程度の輪切りにして酢と塩で茹で水気を切ります。
この時少し塩を多めに入れ蓮根に味をつけます。

柿と梨も蓮根と同じくらいの厚さにしてイチョウ切りにします。

春菊は葉の柔らかい部分を使うので、茎と葉に分け葉を手でち
ぎっておきます。

松の実を軽く煎って擂鉢でペースト状にして塩、擦りおろした梨、
酢を合わせてソースを作ります。好みで蜂蜜を加えます。

材料を全てボールにいれソースで和えます。松の実を添えます。

 

【分量】

蓮根百五十グラム 春菊半束 柿三分の一
梨四分の三 松の実大匙二杯

ソースの分量
梨四分の一 松の実大匙二杯  塩小さじ三分の一
酢大匙一と二分の一 好みで蜂蜜

今月の料理(九月)蒸し茄子のサラダ

caffe kigosai 投稿日:2018年8月20日 作成者: yoshiko2018年8月20日

随分と荒々しかった今年の夏。大雨や大型の台風で大変な思いをされた方々も多かったと思います。つい先日は北海道で例年より四十日あまり早い初雪が観測されたとか。このまま行くと春や秋の過ごし良い季節が段々と短くなり、厳しい冬や命の危険を感じるような暑い夏だけになってしまいそうです。めりはりがありすぎるのも困りもの。人間が生ぬるいせいか、一年中春や秋のように過ごしやすければいいのにと思います。とは言え立秋も過ぎると、太陽の位置が段々と低くなるので日の射し方が随分と違って来ます。夏至の頃から比べると夜明けもずっと遅くなり、日中いくら暑くても早まって行く夕暮れに何となく心もとない感じを覚えます。庭の隅に夏落葉とも病葉ともつかない茶色の枯れた葉などに気が付くのもそんな時です。

一方で秋は新米を始めとして美味しい物が沢山出回ります。桃や梨などの果物の他秋刀魚や松茸を始めとした茸類、女性の大好きな栗やさつま芋等。おまけに涼しさと共に食欲も湧いてきてダイエットの方には一寸油断ならない季節です。

今月の料理は嫁に食わすなと言われる秋茄子。意地悪な姑か、茄子は体を冷やすので嫁をいたわった姑の言葉か知りませんが、冷たくしていただく茄子のサラダです。

【作り方】

茄子を丸ごと蒸かします。
蒸かした茄子は熱いうちに皮をむき手で裂きます
ドレッシングは酢の半量のオイルとお好みで醤油をさします。
蒸した茄子にドレッシングをからませアサツキを色取りにして
貝柱のほぐしたものを乗せて出来上がりです。
オイルと酢の分量は目安で油が苦手な方は控えめに。

今月の料理(八月)ひつまぶし

caffe kigosai 投稿日:2018年7月20日 作成者: yoshiko2018年7月23日

「坂内さん今日うなぎが入りましたが」懇意にしている魚屋さんから電話がかかって来ました。今日は土用の丑、今年は八月一日と二回あるようです。西日本はもとより連日のこの暑さうなぎでも食べて乗り切るのもよいかもしません。

最近は少なくなってしまった個人商店ですが、とりわけ魚屋さんのありがたさは身に沁みます。素人がいくら頑張ってもなかなか美味しい魚を見分けるのは困難です。ある程度は新鮮な物を見分けることは出来ますが、脂の乗り具合や産地まではとても不可能です。そのてん魚屋さんは魚のプロ。美味しそうに見えても「それはお進めできません」とか「関鯵ではありませんが、豊後水道の鯵です」とかいろいろ教えて貰えます。例えば「北海道でも釧路の山伏鰈はブランドですので間違いありません」などと聞くとお魚も捕れるところによって随分と差があるものだなと思います。本当は八百屋さんでも、お肉屋さんでも、そんなことがあるのでしょうね。便利さと引き換えに身近な美味しい物を失ってしまったことは残念です。

さて、うなぎと言えばうな重やかば焼きですが今月の料理はひつまぶし。ご存知の方も多いと思いますが、超節約がたのひつまぶしです。昔は会合や寄り合いの折詰めに一切れ二切れと入っていたのを何となく記憶していますが、この一切れ二切れで十分楽しめます。本来のひつまぶしは一膳目はそのまま、二膳目は薬味をそえて、三膳目はお茶漬でとけっこう贅沢なようですが、我家のものは人数分のご飯に在るだけのうなぎをほぐし入れサッとまぶすだけです。後はうなぎのたれを掛け、白ごまをふって薬味の青シソと茗荷の千切りを乗せれば出来上がりです。うなぎを細かくしてしまうのでその風味がご飯全体にゆき渡るためある程度満足できるのかも、知れまん。ご飯に対してのうなぎの分量はお財布と相談の上で。また、上に乗せる薬味もお好みで。

今月の料理(七月)パプリカのマリネ

caffe kigosai 投稿日:2018年6月20日 作成者: yoshiko2018年6月28日

梅雨明けを待たれる日が続きます。明ければまた暑い日が待っているのですがやはりこのじめじめとした鬱陶しさからは早く抜け出したいものです。昔、商店街には八百屋 魚屋 豆腐屋などの個人商店が軒を連ねていました。今は個人の商店として目立つのは酒屋さんくらいでしょうか。子供の頃お使いに行くと乾物屋さんはたいして暑くもないのに店の奥と前の方に扇風機を二台置きつねに風を送っていました。お客さんと応対する時も何となく団扇を動かしていたようです。今のようにクーラーもなく湿気を嫌う商品ばかりの乾物屋さんにとって梅雨は気が抜けない季節だったのでしょう。

七月も夏休みが近づく頃南の方から梅雨が明けてきます。例年は七月二十日前後のようですがまだまだ先のようです。鬱陶しい季節ですが、食卓は色取りよく爽やかに今月の料理はパプリカを使います。赤や黄色が鮮やかで目を引く野菜です。生のままでも食べられますが、少し皮が硬く肉厚な分食べにくいかも知れません。このパプリカ焼くと薄皮が簡単に剥け、甘みもぐっとまして柔らかくとても食べやすくなります。さっぱりと頂きたいと時はお出汁と塩コショウと酢で調味液を作り漬け込みます。冷蔵庫で冷やすと食欲のな
い時など火を通したパプリカはスルりと咽を通ってくれます。

【作り方】

パプリカをオーブンで焼きます。薄っすらと焦げたら取り出し薄皮を剥きます。この時必ず丸のまま火を通します。中にはパプリカ自身からでた野菜の旨みが詰まった汁が詰まっているのでこれを別の容器に取ります。

好みの出汁を用意します。ここでは昆布と鰹で和風の出汁をとりました。お酢と先のパプリカの汁と合わせ熱いうちにこの汁に漬け込みます。味は塩とコショウで調え全体に味が行きわたったら出来上がりです。洋風にするなら、お酢をワインビネガーにかえたり出汁をコンソメにしたりと工夫次第で美味しいマリネが出来ます。生で食べるより口当たりも柔らかく沢山いただけサラダにトッピングしたり、ちょ箸つなぎに用いたりと中々重宝します。

【材料】

パプリカ赤と黄色 酢もしくはワインビネガー 出汁(洋風 和風どちらでも)塩 胡椒
付け汁のマリネはパプリカが被る程度の量で大丈夫です。

今月の料理(六月)ピーナッツバターと バナナのトースト

caffe kigosai 投稿日:2018年5月20日 作成者: yoshiko2018年5月21日

先日「台湾バナナ」を見つけました。バナナは一年中あり何時が旬なのかよくわかりませんが、「台湾バナナ」とあるこの時期がバナナの旬なのでしょうか。野菜や果物の季節感が薄れる中で注意深く見ていくとやはりその季節ならではのものがけっこうあるようです。枇杷やさくらんぼ、柿、梨、桃などは季節がこないと出回りません。その反対に無花果などのように年々出回るのが早くなる物もあります。

そして台湾バナナと同じころ「茘枝・ライチ」が入ってきます。始めて口にしたのは十代も終りの頃でした。会食のおり、ボーイさんが銀の器に乗せて配ているのですが、どう見てもトリフチョコのようで、まさか中華料理のデザートがトリフチョコではね?と話していた目の前に置かれたのがライチでした。食べた事もなく見た事もないのに直感でライチ=楊貴妃と頭に浮かんだのはライチと言う果物が余程魅力的で、心のどこかに残っていたのでしょうか。あの半透明の白さとちょっと魅惑的な食感ほのかな香りと上品な甘みは魅力的で、今でも見つけるとついつい買ってしまうものの一つです。

さて、今月の料理はこのライチではなく、バナナトースト。はじめこれを聞いた時は「え!」と思ったのですが、けっこうポピュラーなようで、ご存知の方も多いかも知れません。カロリーが高いので朝はこれと具沢山の野菜スープなどで。忙しい時やちょっとお腹のすいた時、お八つなどにも便利です。

作り方は簡単です。普通のトーストしたパンにピーナッツバターを塗り、スライスしたバナナを乗せて出来上がりです。ただし、ピーナツバターは甘みのない調理等に使うものを。ミスマッチのようですが、バナナとピーナツは相性が良いようで、少し堅めのバナナをバターでソテーしリキュールを振って、ミルクでゆるめたピーナツバターを塗ってもおいしく頂けます。

今月の料理(五月) ホワイトアスパラのリゾット

caffe kigosai 投稿日:2018年4月19日 作成者: yoshiko2018年5月21日

何年か前の話になりますが、山菜等をお送りしたお礼に見事なホワイトアスパラガスを頂いたことがありました。わざわざ北海道からの直送でそれは見事なもので、親指ほどの太さの物が箱にぎっしりと詰まっています。グリーンのアスパラガスも美味しいものですが、ホワイトアスパラガスはかすかな苦みがありそれが魅力です。最近では町の身近なマーケットでも売られるようになって来ています。

さて頂いたアスパラガスですが茹でたり、バターで炒めたりと毎朝楽しく頂きましたが少し個性の強い物との相性が良いようです。茹でた物はマヨネーズにケッパー、ピクルス、玉ねぎ、茹で卵のみじん切りにパセリなどを加えたタルタルソースを添えて、またちょっと癖のあるベーコンと炒めても美味しいものです。バターとの相性もよく、アスパラの甘みの中にほのかにミルクの香りを感じます。

今月の料理は新潟産のホワイトアスパラガスが手にはいったのでさっそくリゾットに。リゾットと言うと何だか面倒そうです。それもこれもお米の芯の残し具合を云々される方が多いからでは?成功すればリゾット失敗すればバター粥と思えばいいのです。どっちにしても咽を通らない程、不味くはないでしょうから。

まず茹で方ですが、アスパラガスの穂先から下をピーラーで厚めに剥きます。剥いた皮は捨てずにとっておき水から皮も一緒に茹でます。リゾットは茹で汁を使いますので茹で上がったら鍋にそのままいれて冷まします。

【作り方】

玉葱をみじん切りにしてバターで炒めます。玉葱が透明になったらお米を入れお米に艶がるまで炒めます。お米はさっと水洗いする位で十分です。

お米に艶が出て何となく透明感がでてきたら、白ワインとアスパラガスの茹で汁をお米がひたひたになるくらい加え常にグツグツした状態を保つよう煮ていきます。水分がなくなったら茹で汁をたして下さい。時々お米の芯の残りぐあいを確かめながら、好みの硬さに仕上げてゆきます。最後に茹でたアスパラガスとバター、パルメザンチーズ、黒コショウで味を調えて出来上がりです。塩は味を確かめてから不足でしたら入れて下さい。

【分量】二人分

玉葱四分の一 米120グラム バター40グラム 白ワイン40㏄ パルメザンチーズ適量
黒コショウ適量 アスパラガスの茹で汁適量

今月の料理(四月) くずやき

caffe kigosai 投稿日:2018年3月19日 作成者: yoshiko2018年3月19日

 甘いものは別腹などどいいますが、食後にほんの一口でもデザートがあるとなんだかとっても幸せな気持ちになります。お客様を家に招待した時など食後のデザート迄には手が回らないものですが、やはり手作りのスイーツはいただく方も嬉しい物です。今月は簡単に出来る葛を使ったスイーツをご紹介します。

葛は秋の七草の一つ葛の花の根を掘り精製したものです。料理ではとろみをつけるのに用いる事が多いのですが、今は廉価な片栗粉(馬鈴薯でんぷん)が主流のようです。ブランドでは吉野葛が有名ですが生産量は鹿児島県が日本一だそうです。葛は日本中どこでもあり、近年まではいたる所で採れていたのではないでしょうか。以前に近くの山で採れたものですと言って頂いた事がありました。根を掘り出しそれを精製して作るもので手間もかかるうえ段々作る人も少なくなり今や高級品の仲間入りをしそうな食材になってしまいました。

お伝えするくずやきは葛を使ったクレープのようなものです。実は何か機会があったら作ってみたいと思って沢山のレシピをストックしてあるのですがその中の一つです。何とも素朴であっさりとした、フライパン一つ出来る簡単なものなのでお試し下さい。

【作り方】

分量のこしあん、葛、水をよく混ぜ合せる。葛は溶けにくいので丁寧に混ぜる。
テフロンのフライパンに薄くオイルをしく。
クレープを焼く要領で薄くのばし火を通す。
焼き上がったら端からくるくると巻きサランラップの上にとり形を整える。

【分量】

本葛 水Ⅰに対し市販の練あん3の割合

今月の料理(三月) バター風味の粉吹き芋

caffe kigosai 投稿日:2018年2月19日 作成者: yoshiko2018年2月18日

この冬の雪は東京も含め日本海側でも大変でした。その影響でいつもは少々高くなる程度の野菜は葉物を中心に驚く程の値上がり。地方では出荷出来ない不揃いの大根や白菜など廉価で出回るのに今年はそれも品薄状態でした。立春を過ぎての寒波も大変なもので、マーケットに行っても何だか淋しい品揃え、家計を預かる主婦は頭の痛い事この上なしでした。

現在も二月の中場にもなると言うのに降りやまぬ雪を見つつため息をついている状態です。北陸では例年の六倍の雪とか。これからまだまだ、寒さも続きそうですし葉物など野菜の入荷が遅れそうです。テレビなどでは冷凍野菜とか切干大根など乾物の野菜を使うレシピが紹介されていました。

そこで、今月の料理は常備されているジャガイモを使ったお惣菜を。ちょっと一品不足の時などに便利なおかずになる粉吹き芋です。

【作り方】

1)ジャガイモは粉吹き芋の要領で適当な大きさに切って茹でます。
2)鍋にゆで汁が少し残る程度に茹で上げ、火が通ったらジャガイモにバターと醤油を入れます。
2)バターと醤油を全体にまぜます、ジャガイモに旨みが不足でしたら砂糖を少々加えます。
4)この時バター風味の茹で汁ををすっかりジャガイモに吸わせます。
5)後は普通の粉吹き芋の要領で水分と飛ばして出来上がりです。
6)バターと醤油の量はお好みで。熱いうちに召し上がって下さい。

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12月生まれのいて座。句集に『初戎』。好きなものは狂言と落語。
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同人誌『鳳仙花』編集長、6月生まれのふたご座好きなことは料理、孫と遊ぶこと。
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5月生まれの牡牛座、本業はエンジニア、これまで仕事で方々へ。一番の趣味は内外のお酒。金沢在住。
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