いどばた歌仙 飛梅 飛梅の巻/初裏/五
【初裏の裏】
二 どんぶらこつこ都をめざす 尾燈子(雑)
三 釣書に偽りあるも頼もしく 桂 (雑)
四 女子学生の詰めかけるゼミ 妖子 (雑)
五 老いらくの恋深閑と蝉しぐれ 松太 (夏・恋)
みなさん、恋様々でいいですね。
次はどうでしょう。
夏は二句続いてもOKです。雑でも。
【付句候補】
・〇
老いらくの恋深閑と蝉しぐれ
・△
浮世絵の恋を読み解く涼しさよ(遊歩)
・
塩田に潮撒く男入道雲
輪になつて新緑の下寛ぎて
ナイターのビール売り子に一目惚れ
きみ思ふ金魚に餌をやりながら
夏服のテニス姿に一目惚れ
二人乗りナナハン恋をガソリンに
新婚の夕餉はいつもウーバーイーツ
濃き影を地に広々と大夏木
シン・ゲンジ恋する時空谷崎賞
凍へゐる子ども政策担当相