いどばた歌仙 飛梅 飛梅の巻/名表/初句_再募集
【初裏の裏】
十 姥捨山を影の彷徨ふ 酸模 (雑)
十一 朝粥に梅干しひとつ花の宿 松太 (春・花)
折端 保護猫親子慈しむ春 遊歩 (春)
【名残の表】
初句 手庇に海市へ向かふ白き船 まさみ(春)
順調な滑り出しです。
前進前進。
【付句候補】
・〇
手庇に海市へ向かふ白き船
・△
むつごろう星を取らむと跳ねにけり(酸模)
うら若き乙女もまじり茶摘唄(文) 型通りに収まってしまいました。
遠かすみタンカーひとつ水平線(妖子)景色に収まってしまいました。
・
門一歩出れば旅なり初燕
塗り直すトーテムポール風光る
何時の間に三等国や円安く
昼酒は蛙の声を聞きながら(十一に戻ります)
新社員つかみ沸かせる大阪弁
ぶらんこに乗りて未来を考へる
さまざまな囀りを聴く山路かな
カンバスを湖畔に立てて永き日を
胸ひろげ息深きまで東風の丘
遍路道しばし野を行く鈴の音