いどばた歌仙 飛梅 飛梅の巻/初裏/十一再募集②
【初裏の裏】
八 いよよ賑はふ原発の街 隆子 (雑)
九 電線の鴉の凍る月明り 松太 (冬・月)
十 姥捨山を影の彷徨ふ 酸模 (雑)
十一 朝粥に梅干しひとつ花の宿 松太 (春・花)
新しい朝が明けました。
次も春です。
【付句候補】
・〇
朝粥に梅干し沈む花の宿
・△
・
極楽の花は満開永遠に
花吹雪ひとりつきりのモトクロス
東北の大地ゆらめく花盛り
ロケットの打ち上がる島花盛り
豪快に猪肉くらふ花の下
上皇后花の運河をすべり行く
絶叫のジエツトコースター飛花落花
花吹雪き浴びて未来へ卒業す
ゆらゆらり花荷積みつみ花筏
花びらを着て夭夭と犬帰還せり
巣立ち行く子らの笑顔へ花吹雪
花の屑掃き寄せし跡竹箒
酒瓶にほほずりもして花衣