いどばた歌仙 飛梅(夢見る筍の巻) 初裏/五
【初表】
五 祝福の聖堂の上月静か 文 (秋・月)
六 いちじく捥げば乳のしたたる まさみ(秋)
【初裏】
初句 秋寂し妻のくちびる塞ぎては 文 (秋・恋)
二 ごみと一緒に燃やすアルバム 一郎 (雑)
三 恋多きグレコのシャンソン胸焦がす 遊歩 (雑・恋)
四 街に転がる戦車の残骸 雅子 (雑)
転換ができてないようです。
再募集で。
【付句候補】
・〇
・△
・
幾万の死者の十字架雪積る
じやらじやらと硬貨こぼるる社会鍋
ぼろぼろのコートにくるむ赤ん坊
世界遺産冬の歴史の廃都なり
目に見えぬ偉大なちからバクテリア
一撃で巨鯨突き止め歓喜の輪
冬将軍の白き顔なる独裁者
雪の壁しんと七つのスプレー画