いどばた歌仙 飛梅「庭中に青鮫」の巻 五
【初折の表】
発句 梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太(春)
脇 春の潮に沈む戦艦 雅子(春)
第三 大き手の母が自慢の蓬餅 真樹子(春)
四 機織の音路地に響き 淳(雑)
五 秋風にほてりを冷ます湯屋帰り 尾燈子(秋)
△はどちらも音なので、前句の音と重なります
落語家の扇子、いつも使う道具なので秋扇子としただけでは
秋の感じは薄いのでは
次の秋はどうでしょう
・〇
秋風にほてりを冷やす湯屋帰り(尾燈子)
・△
秋扇子前座の稽古寿限無から(遊歩)
月待ちて早やも指笛カチャーシー(まさみ)
・
豊公の上七軒に月渡る
月煌々素振りに励む美少年
冷ややかにガラスのビルが空削り
月照らす戦い終わりし選挙ポスター
去ぬ燕碁盤の目なり町の地図(前句の路地ともろ重なる)
