いどばた歌仙 善哉 雲雀の巻 初折の裏/五 再募集
時空を越えて、転じているのがいいです。
だみ声のママ→フェイシャルエステときて、クレオパトラだと、前々句に戻る
「観音開き」になるので、それを避け、転じる必要があります。
カタカナが3句続くと前句・前前句のカタカナの魅力が薄れます。
固有名詞を使わずとも表現できます。
「紀元前の王の眠れる墓いづこ」に直しました。
生老病死、森羅万象、まだ詠んでいない世界がいっぱいあります。
次も雑で。
【初折の表】
六(折端) 街の灯遠く秋潮の音 うた子(秋)
【初折の裏】
一(折立) 郁子の実の垣根に数多ぶら下がり 桃瑪(秋)
二 あちらこちらに配る釣書 茉胡(雑・恋)
三 だみ声のママと夜通し酌み交し 貝太(雑・恋)
四 週に一度のフェイシャルエステ 真知子(雑)
五 紀元前の王の眠れる墓いづこ 尾燈子(雑)
六
【付句候補】
・〇
紀元前クレオパトラの墓いづこ(尾燈子)
・△
空爆を怖れ眠れぬ人あまた (真知子)
・
香油焚くアルハンブラの中庭に
和装してしとやかにゆくシャンゼリゼ
オーロラも見えるかブルーラグーン広し
円高で空に二泊の旅寝して
腕を欠くヴィーナス像の佇まい
駐機場ゆるゆる動く大型機
ハリウッド女優目指さむ先づNOVAへ