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いどばた歌仙 善哉

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いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の裏 挙句再募集                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

更新が遅くなり申し訳ございませんでした。
前句を受けて、大寺でもお宿でもいいのですが百畳の間に
それぞれが春を惜しみつつ、めでたく満尾となりました。

投句をしてくださった皆様ありがとうございました。
誘い誘われる世界が一巻にこめられています。

次の歌仙は2月2日月曜日から始めます。午後8時締切です。

発句は 闘鶏の猛る一羽を抑へけり   石川桃瑪

連衆としてこの歌仙に参加してくださっている石川桃瑪さんが
このたび第一句集『旅支度』(角川書店)を上梓されました。
潔くて、深みと軽みがある味わい深い句集です。

闘鶏は晩春の季語ですが、春を迎えて心躍る気持はこの発句の
躍動感につながる気がします。

春の句が3句続きますので、脇句は三春で、三句目は晩春と
させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

【名残の裏】
初句 兄弟は天下取りへと駆け出して   史生(雑)
二   風向きは今議会解散       茉胡(雑)
三  朝刊はまづ「折々のことば」から  みつこ(雑)
四   まだぎこちなき鶯の声      尾燈子(春)
五  千年を守り育てて花の山      美津子(春・花)
挙句  百畳の間に春惜しみつつ     久美(春)

〇
百畳の間に春惜しみつつ(久美)

△
峠超えゆくお遠路の声(真知子)
鞦韆漕ぎて天へと昇る(眞理子)

・
曲水の宴新しき筆
孫と青きを踏みて投票
子猫の荒らす静かな老後
お薄の淡にそよぐ春風
街道をゆく遠足の列
まばゆき空に跳ねる春駒
鳩杖ついて春風をゆく
春野つらぬく特急電車

投稿日:2026年1月24日 作成者: kinosita2026年1月24日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の裏 挙句                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

再募集です。あと一息です。

【名残の表】 
十二  べい独楽廻し擦り切れる茣蓙   桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句 兄弟は天下取りへと駆け出して   史生(雑)
二   風向きは今議会解散       茉胡(雑)
三  朝刊はまづ「折々のことば」から  みつこ(雑)
四   まだぎこちなき鶯の声      尾燈子(春)
五  千年を守り育てて花の山      美津子(春・花)
挙句

〇

△
しおでを摘んで籠はいつぱい(桃瑪)
池の水面にそよぐ春風(真樹子)

・
青き踏みゆく老若男女
ふらここ漕げばお臍が笑ふ
春夕焼けを呼ぶ飛行船
ゆつくりと山を越えゆく遍路杖(短句で詠んでください)
暮れゆく宿に春惜しみつつ
終の棲家の庭に舞ふ蝶
串蒟蒻でしのぐ春寒     

投稿日:2026年1月22日 作成者: kinosita2026年1月22日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の裏 五                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

吉野山の歴史を思いつつ、今年の花を見に行こうと思います。

いよいよ、挙句です。
さらりと春で詠んでください。

【名残の表】 
十二  べい独楽廻し擦り切れる茣蓙   桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句 兄弟は天下取りへと駆け出して   史生(雑)
二   風向きは今議会解散       茉胡(雑)
三  朝刊はまづ「折々のことば」から  みつこ(雑)
四   まだぎこちなき鶯の声      尾燈子(春)
五  千年を守り育てて花の山      美津子(春・花)
挙句 
  
〇
幼木を守り育てて花の山(美津子)(幼木→千年を)

△
坂道を登りて向かふ花の句座(史生)
パンダ去り動物園は花吹雪(知枝)
目指したる補陀落浄土飛花落花(茉胡)(飛花落花→花ふぶき)
花咲けばまた来て登る吉野山(真樹子)

・
花吹雪浴びて旨酒酌み交す
木のもとに子供も犬も花衣
学校の行きも帰りも花見上げ
托鉢の旅の親子に花吹雪

投稿日:2026年1月21日 作成者: kinosita2026年1月21日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の裏 四                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

2月ごろの初音は、まだぎごちないですが、桜の咲く頃には
見事な「ホーホケキョ」になっています。

次は花の定座です。

【名残の表】 
十一 同窓の集ふ大鍋芋煮会       久美(秋)
十二  べい独楽廻し擦り切れる茣蓙   桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句 兄弟は天下取りへと駆け出して   史生(雑)
二   風向きは今議会解散       茉胡(雑)
三  朝刊はまづ「折々のことば」から  みつこ(雑)
四   まだぎこちなき鶯の声      尾燈子(春)
五
  
〇
まだ鳴き慣れぬうぐひすの声(尾燈子)(鳴き慣れぬ→ぎこちなき)

△
水の輝き白魚の網
掬ふて揺らす白魚の網(ウ音便 掬うて)

・
恋に疲れて眠るトラ猫
孫の俳句に学ぶ早春
壬生菜あをあを笊したたらす
下萌の道今歩きだす
余寒にめげずいざ特売日
残る瓦礫に草萌の色
三角形のコーヒー牛乳

投稿日:2026年1月19日 作成者: kinosita2026年1月20日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の裏 三                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

前句を引きずらず、しずかに日常の句に転じました。
次は雑でも、早春の句でもいいです。

締切は、月曜日の午後8時です。

【名残の表】 
十   海から昇る月を見にゆく     美津子(秋・月)
十一 同窓の集ふ大鍋芋煮会       久美(秋)
十二  べい独楽廻し擦り切れる茣蓙   桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句 兄弟は天下取りへと駆け出して   史生(雑)
二   風向きは今議会解散       茉胡(雑)
三  朝刊はまづ「折々のことば」から  みつこ(雑)
  
〇
朝刊はまづ「折々のことば」から(みつこ)

△
フーテンの鞄ひとつをひよいと提げ(知枝)

・
接着剤買ひに使いを走らせる
宣告を受けて終活始めたる
気持ち悪るにたにた笑ひ人誑す
東京へ人の流入とどまらず
リゾートを名乗れば外国人ばかり
穴馬の番狂はせに沸き返り
スーパーの食料すべて値が上がり
トランプの言葉今期は聞き取れず
脱藩の道の向うは太平洋

投稿日:2026年1月17日 作成者: kinosita2026年1月17日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の裏 二                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

議会解散の時期をはかるのは勝負師の勘のような気が。
国民のことはさておきという気もしますが。

前句の続きにならないように、次も雑で詠んでください。

【名残の表】 
九  きつぱりと鎌八幡で縁切らん    久美(雑・恋)
十   海から昇る月を見にゆく     美津子(秋・月)
十一 同窓の集ふ大鍋芋煮会       久美(秋)
十二  べい独楽廻し擦り切れる茣蓙   桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句 兄弟は天下取りへと駆け出して   史生(雑)
二   風向きは今議会解散       茉胡(雑)
三
  
〇
世論を頼り議会解散(茉胡)(世論を頼り→風向きは今)

△
政情まさに常に戦場(桃瑪)(政情→政界)」
日々一升の米を炊く母(真知子)

・
爾来弑しし人幾十万
内堀めぐる金の御座船
見覚えのある黒塗りのドア
切磋琢磨のすり足てつぽう
焦がれしものはよき血統書
あつさり負ける日本シリーズ

投稿日:2026年1月16日 作成者: kinosita2026年1月16日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の裏 初句                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

今年の大河ドラマは「豊臣兄弟」で、まさにこの句ですね。
天下取りを目指す勢いで名残の裏が始まります。

次も雑で詠んでください。

【名残の表】 
八   手招きをする薔薇の香水     みつこ(雑・恋)
九  きつぱりと鎌八幡で縁切らん    久美(雑・恋)
十   海から昇る月を見にゆく     美津子(秋・月)
十一 同窓の集ふ大鍋芋煮会       久美(秋)
十二  べい独楽廻し擦り切れる茣蓙   桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句 兄弟は天下取りへと駆け出して   史生(雑)
  
〇
兄弟は天下取りへと駆け出して(史生)

△
綻びのあちらこちらに吾が体(茉胡)(体→地球)

・
夕飯の支度にせはし母の背ナ
午年のせはしなき世に産まれ出で
けん玉の世界チャンプとなりにけり
水路沿い遠回りして帰る児ら
伝説の駅伝ランナー駆け抜けて
パリの灯をめざし飛び立つ滑走路
リフォームのすみし古家の床の艶
夕暮れて父と初めて銭湯へ
秘仏なる救世観音を夢に見て

投稿日:2026年1月15日 作成者: kinosita2026年1月15日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の表 十二                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

「擦り切れる茣蓙」にべい独楽廻しに夢中の様子がよく出ています。

いよいよ名残の裏に入ります。
雑で詠んでください。

【名残の表】 
 
七  発掘のファラオの墓にミイラ無く  真樹子(雑)
八   手招きをする薔薇の香水     みつこ(雑・恋)
九  きつぱりと鎌八幡で縁切らん    久美(雑・恋)
十   海から昇る月を見にゆく     美津子(秋・月)
十一 同窓の集ふ大鍋芋煮会       久美(秋)
十二  べい独楽廻し擦り切れる茣蓙   桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句
  
〇
べい独楽廻し擦り切れる茣蓙(桃瑪)

△
馴染みの雀蛤となる(真樹子)

・
丹精こめた柚餅子懐かし
またも友の訃深みゆく秋
山も谷間も錦に染まる
猫が番する秋深き宿
菊師となりて回る全国
裏道行けば木の実降る音
今年は上がる新米価格
不惑の肩に紅葉かつ散る

投稿日:2026年1月14日 作成者: kinosita2026年1月14日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の表 十一再募集                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

同窓で囲む芋煮のあたたかさ。
次は晩秋で詠んでください。
   
【名残の表】 
六   一匹の蚊に眠り邪魔され     真知子(夏) 
七  発掘のファラオの墓にミイラ無く  真樹子(雑)
八   手招きをする薔薇の香水     みつこ(雑・恋)
九  きつぱりと鎌八幡で縁切らん    久美(雑・恋)
十   海から昇る月を見にゆく     美津子(秋・月)
十一 同窓の集ふ大鍋芋煮会       久美(秋)
十二  

〇
一鍋は同窓集ふ芋煮会(久美)(同窓の集ふ大鍋芋煮会)

△
地虫鳴くことしきり夜の細き道(桃瑪)(月の後なので夜でない方が)
一粒を慈しみ穂は稲舟へ(穂は→穂を)

・
すすき野を旅ゆく人を見送りぬ(見にゆくのあとの見送りぬなので)
ちゃぶ台に枝豆の莢山と積み
精魂の豊作いまは枯葎
角切の勢子一斉に駆け出して(十に縁切らんがあるので角切を使わずに)
木の実落つ音に目覚めし旅の宿
ひとまずは秋思はなれて夕支度

投稿日:2026年1月13日 作成者: kinosita2026年1月13日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の表 十一                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

再募集です。
十一は長句です。
締切は、月曜日の午後8時です。

   
【名残の表】
五  原発が再稼働する古団扇      真樹子(夏) 
六   一匹の蚊に眠り邪魔され     真知子(夏) 
七  発掘のファラオの墓にミイラ無く  真樹子(雑)
八   手招きをする薔薇の香水     みつこ(雑・恋)
九  きつぱりと鎌八幡で縁切らん    久美(雑・恋)
十   海から昇る月を見にゆく     美津子(秋・月)
十一   

〇

△
新米のにぎり飯さえあればよし(うたこ)

・
秋郊わたる心地よき風
弁当のぬくもり膝に栗おこわ
立待の岬にけふも秋刀魚待つ
掛け軸にわだばゴッホの秋扇
野生馬のたてがみ揺らす秋の風
画像バズりてさやかなる里
どの家の柿の木々にも実のあまた
澄みわたる空へと白き帆を上げて
アルバムをめくり端島の運動会
退職金使ふ当てなく秋遍路

投稿日:2026年1月10日 作成者: kinosita2026年1月10日

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