いどばた歌仙 善哉「初空の巻」名残の裏 五
明るい未来を感じさせる花の句です。
いよいよ挙句になります。春で詠んでください。
【名残の表】
十二(折端)蓮の実飛ぶを眺む縁側 桃瑪(秋)
【名残の裏】
一(折立)この国は何処へ向かふ冬隣 茉胡(秋)
二 彼の日のままに太陽の塔 史生(雑)
三 カラオケの十八番のはずが音外し 貝太(雑)
四 売り切れとなる翔平グッズ 桃瑪(雑)
五 腹の子も一緒に浴びる花吹雪 真知子(春・花)
〇
腹の子も一緒に浴びる花吹雪(真知子)
△
ポトマック河畔逍遥花吹雪(茉胡)
・
ポトマック河畔みな寄る花盛り
場外の花の宴も盛り上げて
ドームでは一足早く花の宴
青春の涙忘れず夕桜
週末にどつと繰り出す花の山
ありたけの花の溢れる吉野建
咲き満てる花のさざめき運ぶ風
あといくつ眠れば山は花盛り
川沿いに行燈吊し花を待つ