いどばた歌仙 善哉「初空の巻」名残の裏 挙句
あと一息です。再募集です。
【名残の表】
十二(折端)蓮の実飛ぶを眺む縁側 桃瑪(秋)
【名残の裏】
一(折立)この国は何処へ向かふ冬隣 茉胡(秋)
二 彼の日のままに太陽の塔 史生(雑)
三 カラオケの十八番のはずが音外し 貝太(雑)
四 売り切れとなる翔平グッズ 桃瑪(雑)
五 腹の子も一緒に浴びる花吹雪 真知子(春・花)
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春の日永に硯石研ぐ(真樹子)
猫に欠伸の移る長閑さ(貝太)(長閑さ→春の昼などに)
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犬も喜び青を踏みをり
白き春野を歩き出す夢
お玉杓子の尾のとれる頃
在宅ワーク増やす春宵
騙されたふりする四月馬鹿
天のまほらへ雲雀舞ひゆく
枝渡りゆく鶯のこゑ