いどばた歌仙 善哉「初空の巻」名残の裏 挙句再募集
もうすぐ始まる、万博をイメージしました。
前句が「花吹雪}と舞うイメージなので、「揺れ」にしました。
これでめでたく満尾となりました。
今回は体調を崩したりなどで、休むこともありましたが、連衆の皆さんのおかげで
なんとか挙句まで旅を続けられました。ありがとうございました。
【名残の裏】
一(折立)この国は何処へ向かふ冬隣 茉胡(秋)
二 彼の日のままに太陽の塔 史生(雑)
三 カラオケの十八番のはずが音外し 貝太(雑)
四 売り切れとなる翔平グッズ 桃瑪(雑)
五 腹の子も一緒に浴びる花吹雪 真知子(春・花)
挙句 春風受けて万国旗揺れ 久美(春)
〇
春風受けて万国旗舞ふ(久美)(舞ふ→揺れ)
△
暗くなるまで遊ぶ永き日(美津子)
・
忘れ角ある公園の隅
兄と駆けつこ競ふ野遊び
春闌のロスアンゼルス
湖へと下る山の春風
富士のお山も笑ふておはす
山を越えゆく風船いくつ
弥生山から帰るやまびこ