いどばた歌仙 善哉「新米の巻」 名残の表 十一
絵本の読み聞かせをしていた子どもは、やっと眠りについたようです。
次は、晩秋に季節を進めてください。
【名残の表】
六 人に驚き隠るる子鹿 美津子(夏)
七 指笛の上手き少年いま何処 真樹子(雑)
八 ガンジス川のほとりに契る 真樹子(雑・恋)
九 永眠の君の唇ありがたう 茉胡(雑・恋)
十 迎えに来たる輿は月へと 尾燈子(秋・月)
十一 やつと寝て絵本を閉ぢる秋の夜 眞理子(秋)
十二
〇
子の眠り絵本を閉ぢて夜食とる(眞理子)(やつと寝て絵本を閉ぢる秋の夜)
△
秋深き正倉院の扉開く(美津子)
長き夜の村の語り部わづかにて(みつこ)(長き夜村に伝はる話して)
胸もとのそれは何かと赤い羽根(桃瑪)(胸もとの赤い羽根見てそれは何)
・
裏の石万博用に持ち帰る
飛び入りがさらふ優勝草相撲
ナスカ絵を探すAI秋深し
機織りのさなかと露の札かけて
二三日で食べごろとなる吊し柿
