いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の表 脇
闘鶏の試合開始を告げるがごとく春の雷が鳴り響きます。
「闘鶏の巻」も開始です。
春の雷は三春の季語です。第三は、時の流れから晩春で。
第三は、前句を受けながらも大きく転じてください。
長(たけ)高く、句跨がりにならないように詠んでください。
留めは、「に・て・にて・らん・もなし」などが多いです。
発句 闘鶏の猛る一羽を抑へけり 桃瑪(春)
脇 鳴り響きたる春の雷 一郎(春)
第三
〇
をちこちに鳴る春の雷(一郎)(鳴り響きたる春の雷)
△
蹴鞠の球は春空高く(尾燈子)(春空高く上がりし蹴鞠)
入園へ向け早も競争(茉胡)(難関越えて入園の吾子)
・
ナムルに混ぜし春の山菜
早や咲きそめし庭の紅梅
里の景色をはこぶ春雨
春の岬に朝日のぼりて
春の眠りを割く鉦の音
桃咲く里に生れし益荒男
大漁旗は春風に舞ひ
