いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の表 五
前句を受けて、相撲関連だとわかると続きになります。
モンゴルの高原は大きな景でいいのですが、第三に戻る感が
あります。
いただいた句は、前句を受けて相撲で良い結果を出しての
インタビューともとれますが、次の句によっては全く違う分野
のインタビューになります。転じる働きのある句です。
展開によっては、今日の月への思いにも変化が生まれます。
次も秋で詠んでください。
発句 闘鶏の猛る一羽を抑へけり 桃瑪(春)
脇 鳴り響きたる春の雷 一郎(春)
第三 若草の萌ゆる故郷後にして 知枝(春)
四 髷を結ふにはすこし足らずも みつこ(雑)
五 インタビュー終へて見上げる今日の月 茉胡(秋・月)
六
〇
インタビュー終へてつくづく今日の月(茉胡)(つくづく→見上げる)
△
月今宵お国自慢を持ち寄りて(史生)
・
万感の満月背負ふ土俵入
砧打つ音の夕月昇らすも
隊商はすすむ月下を絹の道
上めざす決意を月に誓ひけり
モンゴルの高原照らす金の月
読みかへす友からの文月の夜
零れゆく月の光の子守歌
銭湯の桶の中から月上り
