いどばた歌仙 飛梅「火の山の初湯」の巻 【名表】四
折端 水棹に崩れ春の満月 雅子(春・月)
【名残の表】
初句 不老不死の秘薬もとめて分け入れる 一郎(雑)
二 聞き覚えある虎のささやき 淳 (雑)
三 敬礼は直立不動夏の星 一郎(夏)
四 臑に疵持つ釣堀の主 遊歩(夏)
なにがあったのか
次はどうでしょう
・〇
臑に疵持つ釣堀の主
・△
棺の上に光る王冠(一郎)
戦死の夫の弟に嫁す(雅子)
・
墓碑の居並ぶアーリントン墓地
写真の父のせめて遺骨を
蚊遣火に微睡ながら向きを変へ
忠魂碑今や目印となる
終戦中尉のなみだ顔かな
