いどばた歌仙 善哉 雲雀の巻 初折の裏/七
再募集です。
【初折の表】
六(折端) 街の灯遠く秋潮の音 うた子(秋)
【初折の裏】
一(折立) 郁子の実の垣根に数多ぶら下がり 桃瑪(秋)
二 あちらこちらに配る釣書 茉胡(雑・恋)
三 だみ声のママと夜通し酌み交し 貝太(雑・恋)
四 週に一度のフェイシャルエステ 真知子(雑)
五 紀元前の王の眠れる墓いづこ 尾燈子(雑)
六 砂漠をすすむ隊商の列 真知子(雑)
七
【付句候補】
〇
△
・
短夜の星次々と消え日の出
昼寝覚め一服もらふ水たばこ(けだるい感じはいいですが、「昼寝」前々句に「眠れる」)
ふるさとは石榴の花の咲く頃か
監督の日傘かかげてはや五年(映画の助監督か。前々句がインディ・ジョーンズになる。)
こんこんと泉湧く町風やさし
妖艶に仙人掌の花ひらく夜 (三四に戻る。恋句。)
姫の眼は涼しき月を映しをり(恋句。)
水喧嘩今はもうなき過疎の村
真つ白な夏手袋をはめて立つ