いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の表 四
お伊勢参りによく行くのか、故郷なのか、大好物なのか、土産といえば
赤福餅。
次は月の定座です。秋の月で詠んでください。
【初折の表】
発句 水鳥のおもたく見えて浮きにけり 鬼貫(冬)
脇 庭に積もりし明け方の雪 真知子(冬)
第三 大店の丁稚奉公にも慣れて 茉胡(雑)
四 土産と言へば赤福餅よ 史生(雑)
五
〇
赤福餅をいつも土産に(史生)(土産と言へば赤福餅よ)
△
匂でわかる今夜のおかず(うたこ)
おちょけの友の夢は落語家(美津子)(おちょけ→おちよけ 表記上)
・
めきめき上がる囲碁の腕前
雑巾を縫ふ廊下の女子
友への返信幾度も直し
新香一切れ茶漬掻き込む
青空のもと散歩をしたる
似顔絵書きに頼む一枚
先頭競ふ市民ランナー
夜明け近づく本来の夢
