いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 七
樹齢が千年を超える神杉を抱く山が眠りにつく。
次も冬で詠んでください。
【初折の裏】
二 誰が忘れし白き羽衣 尾燈子(雑)
三 初めての女性総理で恋女房 史生(雑・恋)
四 いつのまにやら真珠婚式 真樹子(雑・恋)
五 開戦は一瞬なれど終戦は うたこ(雑)
六 響く島唄呷る泡盛 貝太(雑)
七 大いなる神杉抱き山眠る みつこ(冬)
八
〇
大いなる神の杉とて冬眠る(みつこ)(大いなる神杉抱(いだ)き山眠る)
△
一年の無沙汰を詫びて賀状書く(真知子)
・
雪しまき欠航物資届かざる
ひつ掴みぐいと差し出す燗徳利
暖炉の火心地良くなりうたた寝す
学生帽島を発つ日の寒桜
年の夜に親戚縁者集まりて
ぬくぬくと日がな炬燵で眠りこけ
まぼろしの氷の国にあこがれて
葱くれる今は畑が趣味の人
大鍋の湯気ありがたや大根焚
