いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 八
次は雑で詠んでください。
【初折の裏】
三 初めての女性総理で恋女房 史生(雑・恋)
四 いつのまにやら真珠婚式 真樹子(雑・恋)
五 開戦は一瞬なれど終戦は うたこ(雑)
六 響く島唄呷る泡盛 貝太(雑)
七 大いなる神杉抱き山眠る みつこ(冬)
八 月に向かつて鳴く寒鴉 うたこ(冬・月)
九
〇
風にあらがひ寒鴉鳴く(うたこ)(月に向かつて鳴く寒鴉)
△
野兎の耳ピンと張り詰め(美津子)
・
餌を求めて人里へ熊
雪を掻ひては暮れる休日
虎落笛とぞ海へ抜けゆく
落ち葉が燃へて飛び火延焼
ジャズで奏でるきよしこの夜
高野豆腐に味よく染みて
けふも里では熊を撃つ音
熊は彷徨ひ里は慄き
猫舌なれど鍋焼きうどん
