いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の表 初句再募集
帰還は戦地から帰ってくることかと。初折の裏五に「開戦」「終戦」が
出ているので、退院にしました。
父が無事退院した日に見た春の虹。明るい未来を感じる句で名残の表を
始めます。
次は雑で詠んでください。
【初折の裏】
八 月に向かつて鳴く寒鴉 うたこ(冬・月)
九 入魂の日本画家なる三代目 美津子(雑)
十 のど飴舐めて出番待つ寄席 桃瑪(雑)
十一 かまびすし長屋の衆と花見酒 尾燈子(春・花)
十二 空き巣に入りや亀鳴くばかり みつこ(春)
【名残の表】
初句 退院の父と見上げる春の虹 久美(春)
二
〇
初虹を帰還の父と仰ぎ見て(久美)(退院の父と見上げる春の虹)
△
軒先に今年も来るか燕待つ(尾燈子)(今年また役場の軒に燕来る)
働いて働いて春惜しみたる(茉胡)(惜しみたる→どこへやら)
・
忘れ霜足跡追へば寺の前
蜃気楼となりの国が遠くなり
入学の子らは光の羽付けて
夏隣ジンベエザメの影連れて
暮れながら富士は霞のかなたにて
朝まだき岬を走る春の駒
宇宙へと飛び立つための大試験
