いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の裏 二再募集
主に第二次世界大戦のあと、海外にいた軍人、軍属、一般人が日本へ
帰還しましたが、その輸送に使われた船舶が引揚船。主要な港が引揚港
に指定され、門司港もその一つでした。
戦後の混乱の中、やっとの思いでたどり着いた日本での暮しも厳しい
ものだったようです。
明るい未来を感じられるよう雑で詠んでください。
【初折の表】
第三 若草の萌ゆる故郷後にして 知枝(春)
四 髷を結ふにはすこし足らずも みつこ(雑)
五 インタビュー終へて見上げる今日の月 茉胡(秋・月)
六 夜なべ仕事の選挙速報 史生(秋)
【初折の裏】
初句 一行はいつしか無口末枯野 うたこ(秋)
二 引揚船は門司の港へ 真知子(雑)
三
〇
引揚船は門司の港へ(真知子)
△
夜の軍勢迫る本陣(桃瑪)
埋蔵金の地図は暗号(うたこ)
・
徴兵検査待ちし問診
コルティナの夜に悲鳴歓声
寄付で再建パリの聖堂
ふたたび歩む霊場めぐり
包丁一本修行の道へ
紙と鉛筆だけをお供に
誰かがひゆうと口笛を吹く
喝采浴びるアスリートたち
