今月の料理(八月)抹茶白玉
八月いよいよ夏休み本番です。子供達にとっての楽しいこの季節ですが大人にとってはいろいろ大変。遊び疲れた子供達の常套句は「お母さん何かない!」です。その頃のお八つの代表は何と言っても西瓜。近所の子と分け合って食べたり、よそ様のお宅で頂いたりと誰にでもある、楽しい思い出の一つです。
今のようにコンビニもなかった頃、一番に思い出すお八つは西瓜ですが、考えるとまくわ瓜や茹でたトウモロコシ、たまに白玉などもありました。今程便利でなかった時代、お八つもお菜も家で作るのが基本。不便でしたがちょっと贅沢だったと言えるかも知れません。
今月の料理は抹茶白玉。白玉に抹茶を加えて作ります。色も美しいのですが、ほろっと苦みのある抹茶の白玉と添えた粒あんと一緒にいただくと、お薄を飲んだ時のようです。餡が面倒でしたら、きな粉をかけたりアイスクリームに添えても美味しくいただる大人向けの白玉です。
【作り方】
白玉粉に水を入れ耳たぶの柔らかさになるくらいに練ります。
半量はそのままにして、残りの半分を二つに分けます。
抹茶にお湯を入れて溶かし、取り分けた白玉に加えます。
この時加える量を多めと少な目にして、色の濃淡をつけます。
鍋にお湯を沸かし、丸めた白玉を茹でます。
底に沈んだ白玉が浮いてきたら出来上がりです。
【分量】
二人分位です。
白玉粉 50から60グラム
水 50から60シーシー(耳たぶの柔らかさになるよう混ぜます)
抹茶 小さじ1杯位(好みで増やしても)
粒あんはお好みで