【初裏の裏】
七 砂漠五十年恐竜の骨さぐりあて まさみ(雑)
八 いよよ賑はふ原発の街 隆子 (雑)
九 電線の鴉の凍る月明り 松太 (冬・月)
十 姥捨山を影の彷徨ふ 酸模 (雑)
これから明るい(?)春へ!
まずは花の句をどうぞ。
【付句候補】
・〇
姨捨山を迷ふ人影
・△
・
春光返す輪島の漆器
食料持参の海外旅行
白き斜面をカモシカ登る
若き頃にはいたづらもして
春風に乗るホームランボール
水車を回す雪解の水
沖の汽笛を赤子喜ぶ
ホストのために立つ春の宵
埋む地雷の一億如何に
ふたたびの春歓ぶ子たち
着ぶくれてリュック背負ふに大難儀
懐かしきかな麦青む丘