【花仙の会 2018 クリスマス~新年の巻】報告
第五回となる花と俳句のコラボレーション「花仙の会」。12月15日、冬の青空が美しい東京は御茶ノ水の会場に、クリスマスや新年の華やかな花と俳句が揃いました。初冬からクリスマス、年末から新年と、この季節ならではの深々とした花と俳句。恋の座ではより力が入った(!)句が登場しました。今回も福島光加さんの華麗な「後ろいけ」の技に、驚きの声が上がる3時間となりました。2019年、新たな花仙の会が決まり次第「カフェきごさい」にてお知らせします。みなさま、どうぞよいお年を!(店長・飛岡光枝)
【第1花】赤目柳・菊・刀豆
「身の内に音生まれけり冬はじめ 光枝」
【第2花】桐・ユーカリ・蘭
「着ぶくれて花の名思ひ出せずをり 侑子」
【第3花】さらしキウイの蔓・レッドウイロー・エピデンドラム
「冬銀河神々おはす大社 明子」
【第4花】檜葉・グロリオーサ・着色柊・着色アスパラ・ロマネスコ
「方舟に揺れて聖夜の恋人よ 隆子」
【第5花】モンステラ・百合・アレカヤシ
「年を越す大きな莟ここにあり 遊歩」
【第6花】ウインターベリー・蛇の目松・若松・着色金柳・シンビジウム・水引
「この里に鶴巣籠れり大旦 隆子」