今月の料理(11月)_ねこまんま

ねこまんま、ワードで変換すると猫飯となります。猫のご飯ではありません。
秋になって一番の喜びは新米。この新米を味わうことなくして実りの秋は語れません。現代では保冷庫などで玄米のまま貯蔵するため、それ程品質が損なわれることもありませんが、つややかでみずみずしく仄かに甘い新米はやはり秋一番の食べ物。ただ何も手を加えなくても十分に美味しいため、料理として成り立ちにくいという難点があります。新米の美味しさを堪能しようとすると、おかずがかえって邪魔になるくらいです。
そこで、料理とはいえないとブーイング、イエロウカードを承知でご紹介のねこまんま。
昔はどの家にもあった、鰹節削り。これでシュカシュカと鰹節を削ります。くるりと鉋屑のようになれば上出来。葱を細かに刻み晒したものと混ぜ合わせ、お醤油をかけてあつあつをご飯の上に。もう鰹節を削る音を聞きつけた猫が脇を離れません。食卓のお皿に気をくばりつつお豆腐のおみそ汁、焼海苔、蕪の糠漬を手早く準備して、いただきま~す。あとは、美味しいお茶で完結。
さて、あまりふざけていると飼い猫から猫パンチが来そうなので、真面目に一品。さつま芋のオレンジ煮。
たくさん頂いたさつま芋。少しおしゃれにオレンジジュースで煮てみました。色がきれいなのでクリスマスのお料理のつけ合わせなどに利用できます。
ころころと四角にきったさつま芋を、塩を入れた水で固めに茹でます。これはさつま芋の匂いを消すため。笊にとって水を切り、鍋にバターを溶かして、オレンジジュースを注ぎ、レモンの皮の千切りと一緒に中火で煮てゆきます。砂糖はジュースの甘さが色々ですので、お好みに。さつま芋の角が少しとれ、ジュースが煮つまりトロリとすると出来上がりです。
一晩水を切ったヨーグルトそえると、ヘルシーなおやつにもなります。(善子)
さつま芋 中2本
塩 少々
オレンジジュース 2分の1カップ
砂糖 適量
バター 大匙3
レンモンの皮 少々
