今月の料理(四月)_山葵漬のサンドイッチ
アフタヌーンティーにつきもののフィンガーサンドイッチ。その代表といえばきゅうりのサンドイッチです。今ではありふれた食材のきゅうりも当時のイギリスでは高級食材だったようです。
今月の料理はこのフィンガーサンドイッチをまねてきゅうりの代わりに山葵漬を使ってみました。お土産に頂く山葵漬ちょっともてあます事などありませんか。こんな使い方も頭の隅に入れておいて頂くと何かのときに役に立つかもしれません。
雪国は今、雪解けのさなか。里山ではきれいな水の湧き出るところや、少し湿ったところに自生の山葵を見つけることが出来ます。刻んで酒かすと合えると美味しい山葵漬になるのですが、たまには目先を変えてパンで頂いてみませんか。お腹を満たすというより、小さくカットしてお茶やお酒の相の手に目先を変えていかがでしょう。
【作り方】
サンドイッチ用の薄くスライスしたパンにバターと山葵漬をぬりチーズをはさみます。
味をみて塩が不足のようでしたら足してください。もう一つにはハ ムとチーズをはさみます。
自家製の山葵漬は市販の物に比べると、作りたてはかなりしゃきしゃきとして歯ざわりの良いものです。既製品を使う時は山葵漬を塗り、セロリを薄く小口に切って塩をふり、しばらく置いて水気を拭いたものをはさむと歯ざわりがよくなります。その時セロリは少し多めのほうがおいしいようです。
分量ははぶきます
せせらぎをころがる小石花わさび 善子