〈カフェネット投句〉5月 飛岡光枝選 caffe kigosai 投稿日:2015年6月1日 作成者: mitsue2015年6月1日 【入選】 花びらは木霊の峪へ吉野山 周作 山また山の吉野山の花じまい。 五月場所隅田に舟の行き交ひて 澄江 夏場所の涼やかな様子を描いた。一句としてできてはいるが、より新鮮な句を目指したい。 足元に猫がまつはる袋掛 澄江 夏を迎えて、いよいよ果実が充実する頃。袋掛は手のかかる仕事だが、収穫に近づいた喜びも感じながらの作業。まつわりつく猫にうきうきした心持が感じられる。春先に生まれた子猫かもしれない。 初真桑ゆきげの水に冷やしあり 隆子 春が遅い地方。冬が終わったかと思うと、すぐに夏の兆し。