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いどばた歌仙 善哉

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いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の裏 二再募集                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

主に第二次世界大戦のあと、海外にいた軍人、軍属、一般人が日本へ
帰還しましたが、その輸送に使われた船舶が引揚船。主要な港が引揚港
に指定され、門司港もその一つでした。
戦後の混乱の中、やっとの思いでたどり着いた日本での暮しも厳しい
ものだったようです。
明るい未来を感じられるよう雑で詠んでください。

【初折の表】
第三   若草の萌ゆる故郷後にして      知枝(春)
四     髷を結ふにはすこし足らずも    みつこ(雑)
五    インタビュー終へて見上げる今日の月 茉胡(秋・月)
六     夜なべ仕事の選挙速報       史生(秋)
【初折の裏】
初句   一行はいつしか無口末枯野      うたこ(秋)
二     引揚船は門司の港へ        真知子(雑)
三

〇
引揚船は門司の港へ(真知子)

△
夜の軍勢迫る本陣(桃瑪)
埋蔵金の地図は暗号(うたこ)

・
徴兵検査待ちし問診
コルティナの夜に悲鳴歓声
寄付で再建パリの聖堂
ふたたび歩む霊場めぐり
包丁一本修行の道へ
紙と鉛筆だけをお供に
誰かがひゆうと口笛を吹く
喝采浴びるアスリートたち

投稿日:2026年2月12日 作成者: kinosita2026年2月14日

いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の裏 二                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

興味深い句が多かったのですが、前句の解明で終わらず、前へ
進めて詠んでください。再募集です。

【初折の表】
脇     鳴り響きたる春の雷        一郎(春)
第三   若草の萌ゆる故郷後にして      知枝(春)
四     髷を結ふにはすこし足らずも    みつこ(雑)
五    インタビュー終へて見上げる今日の月 茉胡(秋・月)
六(折端) 夜なべ仕事の選挙速報       史生(秋)
【初折の裏】
一(折立)一行はいつしか無口末枯野      うたこ(秋)
二

〇

△
学童疎開幼遅るる(茉胡)
肩の荷おろし熱き茶を飲む(桃瑪)
召集令状逃げられもせず(みつこ)

・
われこそ代表てふ猛者出るや
次の相手は優勝候補
最終レースは写真判定
関所越ゆればちりぢりとなる
留守のさなかに金品取られ
メダルの行方神のみぞ知る
腹が減っては戦はできぬ
寸分違はぬ日本列島
バッキンガムの前で交代

投稿日:2026年2月10日 作成者: kinosita2026年2月10日

いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の裏 一(折立)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

謎の多い句です。何の一行。無口になるのはなぜ。
末枯野(うらがれの)は冬景色になる前のさびしい景。
前句のハードワークの後の虚無感に通じるものも。
いかようにも転じられます。
雑で詠んでください。

【初折の表】
脇     鳴り響きたる春の雷        一郎(春)
第三   若草の萌ゆる故郷後にして      知枝(春)
四     髷を結ふにはすこし足らずも    みつこ(雑)
五    インタビュー終へて見上げる今日の月 茉胡(秋・月)
六(折端) 夜なべ仕事の選挙速報       史生(秋)
【初折の裏】
一(折立)一行はいつしか無口末枯野      うたこ(秋)
二

〇
一行はいつしか無口末枯野(うたこ)

△
落ち鮎で軽く一杯酔ふほどに(桃瑪)
朝寒の牛舎に子牛産まれんと(みつこ)
観覧車紅葉かつ散る中空へ(久美)
あつらえのスーツの方に秋時雨(真樹子)(方→肩)

・
はからずも意中の人は露と消へ
この国の将来不安秋惜しむ
肌寒といひつつ犬と外に出る
いつもより少し厚めに栗羊羹
新米のおむすびあまた大皿に
憧れのノマドとなりて暮るる秋

投稿日:2026年2月10日 作成者: kinosita2026年2月10日

いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の表 六                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

四から五では、活躍した若手力士がインタビューを受けた
感慨を、今日の月に重ねています。
六に「夜なべ仕事の選挙速報」が付くと、主体は選挙関係の
インタビューを行っていた報道関係者となります。
今日は夜なべ仕事だと、臨戦態勢に入る覚悟で見上げた月だ
ったようです。
今回は、時事問題としてタイムリーな句をいただきました。

「初折の裏」に入ります。
晩秋で詠んでください。 締切は、月曜日の午後8時です。

【初折の表】
発句  闘鶏の猛る一羽を抑へけり      桃瑪(春) 
脇    鳴り響きたる春の雷        一郎(春)
第三  若草の萌ゆる故郷後にして      知枝(春)
四    髷を結ふにはすこし足らずも    みつこ(雑)
五   インタビュー終へて見上げる今日の月 茉胡(秋・月)
六(折端)夜なべ仕事の選挙速報       史生(秋)
【初折の裏】
一(折立)

〇
夜なべで送る選挙速報(史生)(夜なべ仕事の選挙速報)

△
次々届く当選の蘭(真知子)(当選祝ふ蘭次々と)
今年はいかに太刀魚の漁(桃瑪)(太刀魚漁の水揚げいかに)
秋風を斬る役者の一閃(真樹子)(秋風を斬る役者の見せ場)

・
失言拾ふマイク身に沁む
妻と二人でやる新走
終戦日から二十九年経
新蕎麦を打つ名人の技
芒の銀波縫い行くバイク
あんぱん食みていそしむ夜学
利酒会でつひに優勝

投稿日:2026年2月6日 作成者: kinosita2026年2月7日

いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の表 五                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

前句を受けて、相撲関連だとわかると続きになります。
モンゴルの高原は大きな景でいいのですが、第三に戻る感が
あります。
いただいた句は、前句を受けて相撲で良い結果を出しての
インタビューともとれますが、次の句によっては全く違う分野
のインタビューになります。転じる働きのある句です。
展開によっては、今日の月への思いにも変化が生まれます。
次も秋で詠んでください。

発句  闘鶏の猛る一羽を抑へけり      桃瑪(春) 
脇    鳴り響きたる春の雷        一郎(春)
第三  若草の萌ゆる故郷後にして      知枝(春)
四    髷を結ふにはすこし足らずも    みつこ(雑)
五   インタビュー終へて見上げる今日の月 茉胡(秋・月)
六

〇
インタビュー終へてつくづく今日の月(茉胡)(つくづく→見上げる)

△
月今宵お国自慢を持ち寄りて(史生)

・
万感の満月背負ふ土俵入
砧打つ音の夕月昇らすも
隊商はすすむ月下を絹の道
上めざす決意を月に誓ひけり
モンゴルの高原照らす金の月
読みかへす友からの文月の夜
零れゆく月の光の子守歌
銭湯の桶の中から月上り

投稿日:2026年2月6日 作成者: kinosita2026年2月6日

いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の表 四                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

十両までとんとん昇進しても、まだ髪の毛が髷が結えるほどは
伸びていないようです。

五は、月の定座です。秋の月です。

発句  闘鶏の猛る一羽を抑へけり   桃瑪(春) 
脇    鳴り響きたる春の雷     一郎(春)
第三  若草の萌ゆる故郷後にして   知枝(春)
四    髷を結ふにはすこし足らずも みつこ(雑)
五

〇
髷を結ふにはすこし足らずも(みつこ)

△
カップラーメンすする屋上(一郎)
関西弁の洗礼を受け(美津子)
アメリカで読む折々のうた(真樹子)

・
暖簾分け受け開く和菓子屋
昔語りの下宿生活
一汁一菜大部屋暮らし
なくてはならぬ朝の味噌汁
もふ懐かしき母の味噌汁(もふ→もう)
父はその日も寡黙をとおす
大志を胸に青年は行く

投稿日:2026年2月5日 作成者: kinosita2026年2月5日

いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の表 第三                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

「若草の萌ゆる」の瑞々しい表現が印象的です。
故郷を後にした主体のその後の歩みに思いを馳せます。

四句目は、雑で軽く付けてください。

発句  闘鶏の猛る一羽を抑へけり   桃瑪(春) 
脇    鳴り響きたる春の雷     一郎(春)
第三  若草の萌ゆる故郷後にして   知枝(春)
四

〇
若草の萌ゆる故郷後にして(知枝)

△
入学子新生活の荷を解いて(茉胡)

・
苗代水はたゆたゆと田に(いいのですが77です)
初潜り新人海女も加わりて(加わりて→加はりて)
つぎつぎと八重山吹もうるほひて
手でつかみよく育てよ種蒔て
ふるさとの果てしなき田を返すらん
ゆるしあふ潅仏の日の雨ならん

投稿日:2026年2月4日 作成者: kinosita2026年2月4日

いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 初折の表 脇                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

闘鶏の試合開始を告げるがごとく春の雷が鳴り響きます。
「闘鶏の巻」も開始です。
春の雷は三春の季語です。第三は、時の流れから晩春で。
第三は、前句を受けながらも大きく転じてください。
長(たけ)高く、句跨がりにならないように詠んでください。
留めは、「に・て・にて・らん・もなし」などが多いです。

発句  闘鶏の猛る一羽を抑へけり   桃瑪(春) 
脇    鳴り響きたる春の雷     一郎(春)
第三

〇
をちこちに鳴る春の雷(一郎)(鳴り響きたる春の雷)

△
蹴鞠の球は春空高く(尾燈子)(春空高く上がりし蹴鞠)
入園へ向け早も競争(茉胡)(難関越えて入園の吾子)

・
ナムルに混ぜし春の山菜
早や咲きそめし庭の紅梅
里の景色をはこぶ春雨
春の岬に朝日のぼりて
春の眠りを割く鉦の音
桃咲く里に生れし益荒男
大漁旗は春風に舞ひ

投稿日:2026年2月2日 作成者: kinosita2026年2月3日

いどばた歌仙 善哉「闘鶏の巻」 はじまります。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

2月2日月曜日から「闘鶏の巻」が始まります。
石川桃瑪さんによると「闘鶏」は、韓国に行かれた時に見たとの
ことです。この句の後に、
闘鶏師宥めながらもけしかけつ
があり、戦闘態勢の闘鶏とそれを制御する闘鶏師の関係が
生き生きと詠まれています。
句集『旅支度』の上梓を祝して「闘鶏の巻」をはじめます。

脇は春で詠んでください。
2月2日、午後8時締切です。

発句  闘鶏の猛る一羽を抑へけり    石川桃瑪 
脇

投稿日:2026年1月28日 作成者: kinosita2026年1月28日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 満尾となりました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

「水鳥の巻」めでたく満尾となりました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。

《連衆》青沼尾燈子 安藤久美 石川桃瑪 斉藤真知子 高角みつこ 
    高橋真樹子 田村史生 土谷眞理子 永井貝太 中野美津子 
    氷室茉胡 峯岡知枝 山下うたこ 
《捌き》木下洋子

2025年11月24日~2026年01月24日

【初折の表】
発句 水鳥のおもたく見えて浮きにけり  鬼貫(冬)   
脇   庭に積もりし明け方の雪     真知子(冬)
第三 大店の丁稚奉公にも慣れて     茉胡(雑)
四   土産と言へば赤福餅よ      史生(雑)
五  叢雲をすいと躱して今日の月    久美(秋・月)
六   野外フェスでは虫も合唱     眞理子(秋)
【初折の裏】
初句 浜辺まで色変へぬ松続く道     桃瑪(秋)          
二   誰が忘れし白き羽衣       尾燈子(雑)
三  初めての女性総理で恋女房     史生(雑・恋)
四   いつのまにやら真珠婚式     真樹子(雑・恋)
五  開戦は一瞬なれど終戦は      うたこ(雑)
六   響く島唄呷る泡盛        貝太(雑)
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九  入魂の日本画家なる三代目     美津子(雑)
十   のど飴舐めて出番待つ寄席    桃瑪(雑)
十一 かまびすし長屋の衆と花見酒    尾燈子(春・花)  
折端  空き巣に入りや亀鳴くばかり   みつこ(春)
【名残の表】
初句 退院の父と見上げる春の虹     久美(春)
二   所狭しと発明の品        真樹子(雑)
三  AIのプラトンと夜対話して     知枝(雑)
四   ブルーカラーの時代到来     茉胡(雑) 
五  原発が再稼働する古団扇      真樹子(夏)
六   一匹の蚊に眠り邪魔され     真知子(夏)
七  発掘のファラオの墓にミイラ無く  真樹子(雑)
八   手招きをする薔薇の香水     みつこ(雑・恋)
九  きつぱりと鎌八幡で縁切らん    久美(雑・恋)    
十   海から昇る月を見にゆく     美津子(秋・月)
十一 同窓の集ふ大鍋芋煮会       久美(秋)
十二  べい独楽廻し擦り切れる茣蓙   桃瑪(秋)
【名残の裏】
初句 兄弟は天下取りへと駆け出して   史生(雑)
二   風向きは今議会解散       茉胡(雑)
三  朝刊はまづ「折々のことば」から  みつこ(雑)
四   まだぎこちなき鶯の声      尾燈子(春)
五  千年を守り育てて花の山      美津子(春・花)
挙句  百畳の間に春惜しみつつ     久美(春)

投稿日:2026年1月25日 作成者: kinosita2026年1月25日

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