【新連載】猫の俳句 NO1 caffe kigosai 投稿日:2018年1月15日 作成者: mitsue2018年3月1日 百代の過客しんがりに猫の子も 加藤楸邨 季語は「猫の子」で晩春の句だが、読むたびに年越しの感がする。過ぎていく今年の尻尾に子猫がじゃれついているよう。百代の過客とはたゆみなく続いていく命の営みである。猫の佳句が多い楸邨の猫俳句の代表的な一句。句集『雪越し』より。小正月の今日からの新連載、猫の句を猫の写真とともに紹介します。店長 飛岡光枝