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今月の季語(2月) 鳥帰る

caffe kigosai 投稿日:2016年1月25日 作成者: masako2016年1月26日

000春です。昨今では雪に不慣れな地域が大雪に戸惑う時期にもなりました。秋冬に日本へ渡ってきて冬を越した鳥が、次々に北へ戻っていく季節の到来です。

〈引鴨〉〈帰雁〉という季語が示すように、種類ごとに群れをつくって帰って行きます。

引鴨や光も波もこまやかに     津田清子

美しき帰雁の空も束の間に     星野立子

このときの「引」と「帰」は同義です。名詞だけでなく動詞の形で使うこともあります。

白鳥の引きし茂吉の山河かな   片山由美子

帰る時期が近づくと渡りの練習のような行動を取り始めます。呼び交わす声や振る舞いから、その土地に住む人は「今夜だな」と察するのだそうです。一夜明けたら池がからっぽ、なんていうことがあるのかもしれません。

こうした大型の鳥のほか、鶫(つぐみ)や鶸(ひわ)など小型の鳥も帰ります。それらをまとめて〈鳥帰る〉といいます。

鳥帰る無辺の光追ひながら      佐藤鬼房

〈鳥帰る〉と同じ内容の季語に〈鳥雲に入る〉があります。鳥が帰っていくとき、雲間に入って姿が消えるように見える、感じるということを表しています。

鳥雲に入るおほかたは常の景     原 裕

略して〈鳥雲に〉ともいいます。

鳥雲に娘はトルストイなど読めり   山口青邨

子の書架に黒きは聖書鳥雲に    安住 敦

子の思いがけぬ成長に、遠まなざしになっている父親の姿が目に浮かびます。見えていたはずの姿をいつまでも追いかけるのは親の宿命とも言えましょうが、同じ趣旨で詠んでいるのが、ともに父親であることが興味深いです。〈鳥雲に〉は〈鳥帰る〉と同義ですから、本物の鳥が帰っていくことを表すのですが、抽象的、比喩的な意味合いをもたせて使うことも可能なようです。

帰る鳥がいる一方、残る鳥もいます。傷ついたり、病気になったりして群れに加わることのできなくなった鳥です。〈残る鴨〉〈残る雁〉などといいます。

蹼(みずかき)を見てゐる鴨よ残りけり  三橋敏雄

残りしか残されゐしか春の鴨       岡本 眸

〈春の鴨〉という場合は、これから帰る鴨も含み、必ずしも残ってしまった鴨とは限りません。また、渡りをしないカルガモのような鴨は、残る鴨とはいいません。

帰るものが帰ってしまうと、天地は〈春の鳥〉〈春禽〉に満たされていきます。鳴き声にも変化が起き、〈囀り〉が高まります。例えば〈鶯〉のホーホケキョのように。そして〈鳥の恋〉が実り、〈鳥の巣〉では新しい命が誕生します。

わが墓を止り木とせよ春の鳥    中村苑子

囀りをこぼさじと抱く大樹かな   星野立子

囀に色あらば今瑠璃色に      西村和子

太陽は古くて立派鳥の恋      池田澄子

鳥の巣に鳥が入つてゆくところ   波多野爽波

やがて〈燕〉もやって来るでしょう。

渡り来て秩父も奥のつばくらめ   石塚友二

歳時記を携え、鳥の世界の入れ替わりを見届けに出かけませんか?  (正子)

室咲き

caffe kigosai 投稿日:2016年1月25日 作成者: koka2016年1月25日

DSCF3829冬の季語に室咲きという言葉があります。

寒い中花屋さんの店先に春の花を見かけると、温室の中で育てられたのか、国内の暖かい所から、あるいは輸入なのか、と眺めます。季節を先取りして店頭に並べられる花たちにはそこに来るまでにそれぞれの物語があります。

雑誌などに掲載する作品の制作の依頼が私にも寄せられることがあります。

これはこの季節のこういうテーマで、という詳細が知らされるのですが、実際に作品写真を載せた季刊誌の発売がずいぶん先ということもあり、花材を選ぶ時には注意を払います。

そんなときに思い出すのが、私の属す流派の初代家元と、出入りの花屋さんの話です。

今から30年以上も前に、こんな話を聞きました。

ある時、家元の作品の写真撮影のためスタジオではカメラマンやスタッフが待機をしていました。年が変わった頃だったかもしれません。スタジオには出始めたばかりの春の花々が並び家元を待っていました。特に蕾をつけた桜がいい具合に開いていました。色もたいそう美しいもので、早咲きの桜だとしてもその時期にはどこにも見られないものでした。

花屋さんの大番頭さんもスタッフの後ろに控えていました。到着した勅使河原蒼風家元はまずひときわ目立つ桜を眺め、次に下から見上げていき選んだ一枝をゆっくりと切りました。そして「ちょっと、そこのお前さん!」と花屋の大番頭さんを呼んだのです。

大番頭さんは何か粗相をしたのだろうかと震え上がったことでしょう。

家元の大きな眼でじろりとみられるだけで、その眼光の鋭さには私もいつもはっとしたものです。ゆっくりとした動作で、歩を進めるたび周りの人は思わず一歩下がるような、初代のカリスマ性をもった家元はこう言ったそうです。

「私にこの春、一番早く桜をいけさせてくれてありがとうよ。」

その桜は幹のある高さのところで色がはっきり変わっていました。幹の下のほうの水がしみ込んだ跡を見て、桜の枝がかなり長い間深水につけられていたことを家元は瞬時に見抜いたのです。それはまだ固い蕾の時に切り出し室に入れて、この撮影のために花屋さんが花の咲き具合を調節していた桜でした。

今の温室とは規模も形も、花屋さんの苦労も異なっているかもしれません。

まだ若かった私はこの話を知った時、室咲きという言葉が心の中に刷り込まれ、同時に日本の花屋さんに伝わる技術に尊敬の念をいだいたのです。(光加)

 

 

 

葉ぼたん

caffe kigosai 投稿日:2016年1月16日 作成者: koka2016年1月24日

habotanお正月に勢いのある大きな花を使いたい、となればこの葉ぼたんが挙げられるのではないでしょうか。気温が下がるとともに花壇にも白や赤紫、紫やうすピンク、クリーム色などが鮮やかさを増す葉ぼたんを見かけます。もともと人目を引くような冬の花は限られていますが、この植物は大きいものだと直径50cmにもなります。葉が重なり、その重なり方が牡丹に似ているので葉ぼたんと名前が付けられたそうです。

元はキャベツと同じアブラナ科で、球を結ばないキャベツといってもいいでしょうか。ヨーロッパのケールを改良したものでdecorative kare(装飾用のケール)といい、18世紀に野菜として入ってきたといわれています。このケールという名をどこかで聞いた方もあるはずです。

野菜の中では栄養価が極めて高いことから、今はやりの青汁にもケールが原料として使われていることが多いのです。

観賞用である葉ぼたんは葉の形も縁がチリチリとしたちりめん型のものや、丸みをおびた丸葉型のもの、細かい切れ込みのある切れ葉型のものなどがあります。サイズも前述の大きなもののほかに、すっと伸びた茎の上についた小ぶりの可愛らしい葉ぼたんも園芸品種として栽培されています。

ヨーロッパではあまり見かけないと思っていたのですが、先日いけばなの仲間の写真の中にモスクワの方が霞草と共にいけられているのを見ました。どこかの国から輸入されたのでしょうか。それともロシアの中でも比較的暖かい地方から来たのでしょうか。

春になると、葉ぼたんの中心の花茎が伸びはじめ、やがてその先に、なるほど、アブラナ科だったのだと思い起こすような黄色い花を付けます。このひょろひょろと伸びている状態を「薹がたつ」といって必ずしもいい意味では使われない言葉があてはめられますが、春の日差しの中でのびのびと、すっかりリラックスしきった表情はユーモラスで面白いと思います。

元の葉はかすかながら貫禄をのこし、一方では軽みと可笑しさとともに峠をこした生き物としての植物の悲しみを感じさせる味わいのある薹のたった葉ぼたん。お正月のピシリとしまった葉のものもいいけれど、春の盛りの葉ぼたんもいつかいけてみたいと思うのです。(光加)

今月の料理(一月)_海胆とお餅の磯部巻

caffe kigosai 投稿日:2015年12月29日 作成者: yoshiko2016年3月4日

isobe 平成も二十八年、ついこの前までの昭和が段々と遠ざかって行く気がします。その昭和も戦前と戦後では価値観も生活様式も大きく違い、人々の考え方も異なっているようです。

団塊の世代にとって戦後は記憶の中では微かなものですが、都市と地方では随分違っていたように思います。

結婚して間もない頃、都会ではもう見かけなくなったリヤカーを引いて苺を売り歩くおばさんや、キャベツや白菜を新聞紙に包み廊下の隅に保存したりするのを見て何となくタイムスリップしたような気分になったものでした。

その頃です、暮近くになると四、五十センチくらいの杉の樽を背負ったおじいさんが海胆を売りに来ます。それは東京では目にしたこともないもので、樽のなかは塩をした海胆が詰まっていました。礼儀正しい寡黙なおじいさんの風情も、年季の入った樽も、ちょっと気軽に近寄れない感じを持ったのを覚えています。それは現在市販されている瓶詰めの海胆などとは違って、塩だけで処理したもので、塩分もきついのですが味も濃く、すっきりとして海胆の旨さが凝縮されたものでした。ねっとりと硬く、ところどころ海胆がその形をとどめています。天秤ばかりに掛けて売ってくれるのですが、樽一杯に海胆を獲るのはさぞ大変なことだったでしょう。

そのおじいさんも何時の頃からか姿を見せなくなりました、今になってみると、気骨を感じさせるあの姿は何か戦前の面影を留めているように思えてなりません。

さて、その海胆ですが、白いご飯にあうのですから当然お餅にもあうはず。いつものお餅に飽きたらこんな食べ方も。

用意するものは無塩バター、海苔、山椒、お餅、そして海胆です。今では瓶詰めの海胆しか用意できませんが、海胆と無塩バターを練り合わせておきます。
お餅を香ばしく焼き、練り合わせた海胆とバターをぬって山椒をふり海苔を巻けば出来上りです。なるべく甘くない海胆をお選び下さい。海胆との割合ですが、バターを少し控えめにしたほうがよいようです。

今月の季語(一月) 七草

caffe kigosai 投稿日:2015年12月29日 作成者: masako2015年12月30日

nanakusa東京墨田区の向島百花園では、七草籠作りが歳末の風物詩となっています。宮中に献上する籠も作られているとのこと。同じものが園内に飾られていますが、白砂を溢れるほど敷いた立派な仕立てです。来園者向けの七草籠講座も開かれていて、何気なく訪れてちょうどその集まりに紛れ込むことができた年もあります。

注連飾と同じ理屈で、七草籠作りは歳末の季語ですが、七草籠そのものは新年の季語となります。

「七草」は「七種(ななくさ)」と書くこともあります。五節句の一つ「七種の節句」を略したものととらえれば行事の季語、正月七日に食べる粥ととらえれば生活の季語、その粥に入れる七種類の「若菜」ととらえれば植物の季語となります。

七種の過ぎたる加賀に遊びけり  深見けん二

濤音の七草粥を吹きにけり          飯島晴子

七種の余りは鳥に返しけり     いのうえかつこ

若菜摘海の方へも行きにけり    藤田あけ烏

 

百人一首にも選ばれている、

君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇「古今集」

のように、本来、若菜は野に出て摘むものでした。今では八百屋やスーパーの店頭に七種がセットされたパックが山積みになりますし、乾燥七草や、レトルト仕様の七草粥もあって、かなりお手軽になりました。が、こうした需要があるというところに、面倒でも切り捨ててしまうことができず、簡略な形にしてでも続けようという日本人魂を感じますが、いかがでしょうか。

さて、その七種類の若菜は、地域や家庭によっても異なるでしょうが、オーソドックスなラインナップは、芹、、薺(なずな)、御形(ごぎょう、おぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)です。菘、蘿蔔以外は、普段は〈春〉の季語、七草粥に入れるときは〈新年〉の季語となります。菘と蘿蔔は、蕪、大根と呼ぶときは〈冬〉の季語です。

芹:春の七草としての呼び名に、根白草(ねじろぐさ)もあります。

水うまき国の夕べの根白草  伊藤通明

 

薺:〈七種打つ〉とは粥に入れるために若菜を刻むことですが、同じ意味で〈薺打つ〉〈薺はやす〉といいます。また七種粥のことを薺粥とも呼びます。薺は七種の代表なのかもしれません。

千枚田より摘みきたる薺なる   斎藤梅子

はづかしき朝寝の薺はやしけり 高橋淡路女

よくみれば薺花さく垣ねかな   芭蕉〈春〉

 

御形:母子草のこと。

御形摘む大和島根を膝に敷き   八田木枯

老いて尚なつかしき名の母子草  高浜虚子〈春〉

 

繁縷:はこべのこと。

はこべらや焦土の色の雀ども  石田波郷〈春〉

 

仏の座:コオニタビラコのこと。

日のひかりひとときとどき仏の座  山口 速

 

菘:蕪のこと。

早池峰の日のゆきわたる菘かな  菅原多つを

大鍋に煮くづれ甘きかぶらかな   河東碧梧桐〈冬〉

 

蘿蔔:大根のこと。

すずしろと書けば七草らしきかな  井沢 修

流れ行く大根の葉の早さかな     高浜虚子〈冬〉

七草粥は万病を除くそうです。自ら七種摘み揃えれば、効果絶大かもしれません。(髙田正子)

今月の花(1月) 裏白

caffe kigosai 投稿日:2015年12月29日 作成者: mitsue2015年12月29日

Cimg2635いよいよ暮れもおしつまると我が家の小さな台所にもあわただしさがあふれます。板の間には煮しめに使う数種類の野菜たちが買い物かごから出されたままごろんと横たわり、煮上がった黒豆の入った鉄鍋には木の蓋が斜めに軽く置かれていました。神棚にそなえるお神酒の瓶子、塩や洗米を入れる白い小皿などが洗い上げられ、ざるに臥せられていました。お屠蘇の器一式を箱から出すときは、黄色くしわになった和紙や古い羽二重の切れ端の間から朱塗りの杯を一年ぶりにとりだして、大事に重ねたものです。

やがて法被姿の鳶の親方が大小のお供え餅やお飾りを長四角の木のお盆に入れ勝手口に現れます。あちこちの家に頼まれて手が足りない時は高校生になった孫が運んできて、母はお駄賃をあげていました。

それからが子供だった私の仕事で、その鏡餅やお供えやお飾りを家の中の定められた場所に飾り付けていくのです。

「鏡餅をのせるお三宝の前と後ろを間違えないでね。裏白も飾りかた、わかっているわね。」

煮物のだしをひいている湯気の中から母の声が飛んできます。

裏白はお供え餅や輪飾りだけでなく門松やしめ飾りに譲葉などともにつけ、正月にはなくてはならないうらじろ科のシダの一種です。葉表の艶のあるほうでなく白い裏を見せて飾ることが不思議でした。

対になった葉は二方向に下がるので夫婦仲良く、裏を見せて飾るのはその色のように二人共白髪になるまで息災でという願いを表すといわれます。内面も隠しごともないように白い葉裏を見せる、ということも聞きました。

春の稽古に出てくる花材の一つ、ぜんまいは先が渦巻き状の新芽が特徴です。このぜんまいは山菜としていただくゼンマイ科のシダとは異なり、実は裏白だということをある日知りました。

巻いた若芽のもとには小さな葉がついていることもあり、よく観察すると形は確かにシダ、あのお正月飾りについていた裏白の葉の小さなものです。すっと伸びた濃茶色の茎は思いのほか固く、切るときには鋏に力が入ります。

シダの仲間の葉はすべての裏が白というわけではありません。新年も何日か過ぎると裏白も乾いて丸まっていきます。少しずついつもの俗世の生活にもどっていくという証拠なのでしょうか。(光加)

 

ネット投句〈12月〉飛岡光枝選

caffe kigosai 投稿日:2015年12月29日 作成者: mitsue2015年12月29日

kamo

【特選】

雑踏を抜けて納めの句会かな  澄江

「雑踏を抜けて」、納めの句会ならでは。

【入選】

羽ばたきて飛沫きらめく鴨日和  澄江

「鴨日和」がいい。

島ぬうて日和の海をみかん船  隆子

少々平凡。

座布団が重ねてあるや石蕗の花  周作

もっと状況がわかるように。「ある」をとる工夫を。

朝日カルチャーセンター〈カフェきごさい句会〉12月

caffe kigosai 投稿日:2015年12月28日 作成者: mitsue2015年12月28日

kareha12月の朝日カルチャーセンター〈カフェきごさい句会〉。兼題はカフェきごさいより、季語「(冬)のつく花」、料理「柚子」、花「郁子」です。

【特選】

ジュリエットグレコの「枯れ葉」色褪せず  光加

深々とした思いが伝わる一句。「 」は取る。この句の場合は句を小さくする。

食ふてみん天狗の鼻のごとき郁子  隆子

その色形、長寿をもたらすという言い伝えまで、「天狗の鼻」という表現で郁子を捉えた。

ふるさとの柚子とゆうるり風呂に入る  稲

思いと表現が一致して成功。「柚子と」が上手い。

【入選】

鮟鱇や骨身にこたへる風の中  光加

「こたへる風の中」はおかしい。骨身にこたえるのは何かを言わなければ意味不明。

干柿の影は障子にしじまかな  周作

こちらもこのままでは意味不明。

庭なかに真紅一粒冬苺  稲

「庭なかに」はただの説明。冬苺が印象鮮やかになるように。

もぎたての柚に一葉の深みどり  澄江

もっと集約していく表現を。「もぎたての柚子の一葉深みどり」。

瞬きて「はやぶさ」へエール寒昴  光加

この形では「寒昴」が生きてこない。

軒下の干柿照らし寒の月  周作

「軒下の」不要。

振出しにもどつてしまふ寒さかな  周作

「寒さ」では上五中七が何のことかわからないまま。

田楽の柚味噌たるる竹の串  澄江

旨そうに描けた。

煮凝の少し崩れて座もゆるみ  守彦

いい宴の様子がよく伝わる。

今年最後の「カフェきごさい句会」。意欲作が揃いましたが、ことばの使い方に問題がある句が多く見受けられました。きちんと伝わるかを見極めながら、励んでまいりましょう。来年もご健吟を祈ります。1月の兼題はカフェきごさいより、季語「暖房」、料理「冬のお菓子」、花(植物)「蜜柑」です。どうぞよいお年を。

膝小僧に日の当りけり冬すみれ  光枝

 

 

a la carte 柚子湯

caffe kigosai 投稿日:2015年12月21日 作成者: yoshiko2015年12月21日

2015121820010000.jpg十二月二十二日は二十四節気の冬至です。冬至は一年中で最も昼が短く夜が長い日です。

冬至の日に、柚子湯に入る風習には様々な説がありますが柚子湯に入ると風邪をひかないといわれています。

子どもの頃、祖母の家に行くと庭に実った柚子を料理に使ったあと皮や種を布の袋に入れて風呂に浮かべていました。良い香りのお風呂だと思いましたが子どもの肌にはチカチカとする刺激が苦手でした。湯上がりの肌に残る柚子の香りとともに懐かしく思い出します。

ぷかぷかと浮かんだ黄色い柚子を眺めながら良い香りに包まれてお湯につかるのは
年末の慌ただしさを、しばし忘れさせてくれます。(真知子)

柚子風呂やまた新しき日の来たる     真知子

2016最初の「きごさい+」は和菓子です!

caffe kigosai 投稿日:2015年12月12日 作成者: dvx223272015年12月12日

次回の「第5回きごさい講座+句会」は来年2016年1月17日に横浜で開きます。ふるってご参加ください。

日 時:2016年1月17日(日)13:30〜16:30(13:10 開場)
    13:30~14:30 講座 
    14:45 投句締切(当季雑詠5句)
    14:45~16:30  句会
会 場:神奈川近代文学館・中会議室(横浜市、港の見える丘公園)
    〒231-0862 横浜市中区山手町110 TEL045-622-6666
    みなとみらい線「元町・中華街駅」下車、6番出口から徒歩10分
    http://www.kanabun.or.jp/guidance/access/
演 題:和菓子における梅の魅力
講 師:中山 圭子(虎屋取締役 虎屋文庫専門職)東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。四季折々の和菓子のデザインの面白さにひかれて、卒論に「和菓子の意匠」を選ぶ。現在、和菓子製造販売の株式会社虎屋の資料室、虎屋文庫の専門職、虎屋取締役。著作に「事典 和菓子の世界」(岩波書店) 「江戸時代の和菓子デザイン」(ポプラ社)、「和菓子のほん」(福音館書店)など。
一 言:寒中にあって、春の訪れを告げる梅の花。その美しさや芳香は古来、日本人を魅了してきました。和菓子のモチーフとしても、梅は桜や菊と並び、大変人気があります。今回は、梅をイメージした菓子がいつ頃から作られるようになったのか、どのような銘や意匠があるのかなど、画像を使いながら、お話したいと思います。(中山圭子)       
句 会:当季雑詠5句(選者=中山圭子、長谷川櫂)
参加費:きごさい正会員1,000円、非会員2,000円

■お申し込みは電話、ファクシミリ、またはこちらから。もちろん申し込みなしでの当日参加もできます。
 きごさい事務局  TEL&FAX 0256-64-8333

次回以降の予定
■第6回きごさい講座+句会
日 時:4月17日(日)13:30~16:30(開場13:10)
会 場:神奈川近代文学館・中会議室(横浜市、港の見える丘公園)
講 座:日本に魅せられたプラントハンターとシーボルト(講師=西川遊歩、大岡信研究会会長)
句 会:当季雑詠5句(選者=西川遊歩、長谷川櫂)
■第7回きごさい講座+句会
日 時:7月3日(日)13:30~16:30(開場13:10)
会 場:神奈川近代文学館(予定)
講 座:家族で楽しむ俳句 ~七つの扉~ (講師=山本新、日本学校俳句研究会幹事長)
句 会:当季雑詠5句(選者=山本新、長谷川櫂)

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「カフェきごさいズーム句会」のご案内

「カフェきごさいズーム句会」(飛岡光枝選)はズームでの句会で、全国、海外どこからでも参加できます。

  • 第三十七回 2026年4月11日(土)13時30分
      (原則第二土曜日です)
  • 前日投句5句、当日席題3句の2座(当日欠席の場合は1座目の欠席投句が可能です)
  • 年会費 6,000円
  • 見学(1回・無料)も可能です。メニューの「お問い合せ」欄からお申込みください。
  • 申し込みは こちら からどうぞ

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スタッフのプロフィール

飛岡光枝(とびおかみつえ)
 
5月生まれのふたご座。句集に『白玉』。サイト「カフェきごさい」店長。俳句結社「古志」題詠欄選者。好きなお茶は「ジンジャーティ」
高田正子(たかだまさこ)
 
7月生まれのしし座。俳句結社「青麗」主宰。句集に『玩具』『花実』『青麗』。著書に『子どもの一句』『日々季語日和』『黒田杏子の俳句 櫻・螢・巡禮』。和光大・成蹊大講師。
福島光加(ふくしまこうか)
4月生まれのおひつじ座。草月流本部講師。ワークショップなどで50カ国近くを訪問。作る俳句は、植物の句と食物の句が多い。
木下洋子(きのしたようこ)
12月生まれのいて座。句集に『初戎』。好きなものは狂言と落語。
趙栄順(ちょよんすん)
同人誌『鳳仙花』編集長、6月生まれのふたご座好きなことは料理、孫と遊ぶこと。
花井淳(はない じゅん)
5月生まれの牡牛座、本業はエンジニア、これまで仕事で方々へ。一番の趣味は内外のお酒。金沢在住。
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