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朝日カルチャーセンター「カフェきごさい」句会(九月)

caffe kigosai 投稿日:2022年10月25日 作成者: mitsue2022年10月25日

新宿朝日カルチャーセンター「カフェきごさい」句会。今月の兼題はサイトより九月の季語「台風」、花「野ばらの実」、浪速の味「鷹の爪」です。

【特選】
台風を睨む一徹鬼瓦  勇美

台風が頻繁に来る沖縄の屋根はシーサーが守っていますが、句の家は鬼瓦が守っています。ありそうで無かった台風の新鮮な一句。

【入選】
天の川降り注ぎたり山の小屋  和子

天の川が降り注ぐとはなんと豪勢なのでしょう。内容はよくわかるのですが、句の形が少々不自由なのが惜しい。また「山の小屋」と「山小屋」は違うので注意しましょう。「山小屋へ降り注ぎけり天の川」など。

吊るされて空を引つ掻く鷹の爪  勇美

青空に揺れる鷹の爪が鮮やかです。ただ、引っ掻くとまで言うと爪との理屈が見えてしまうので深みが無くなってしまいます。普通の言い方を工夫してみましょう。

学校へ秘密の近道野ばらの実  勇美

子供は誰でも自分だけの(と思っている?)秘密の近道を持っています。「野ばらの実」がよく効いています。原句の表記は「学校へ秘密の近みち野薔薇の実」。

鷹の爪湯治の窓を彩れり  勇美

宿の窓にゆれる鷹の爪は、香辛料として湯治客の身体を癒すだけでなく、目からも元気にしてくれるようです。鄙びた温泉地の鮮やかな一点。

野分け去り果樹は裸で並びけり  和子

丹精込めた果実の収穫を目前に、台風が襲うことがよくあります。呆然と立ちすくんでいるような果樹の様子。「裸で並ぶ」に冷徹な目が感じられて奥深い一句となりました。

颱風にいなないてゐる摩天楼  勇美

こちらは大都会の台風。摩天楼がいななくという鋭い観察眼。中七の「ゐる」が少々間延びするので、できれば消す工夫を。「颱風に一夜いななく摩天楼」など。

女王の眠り安かれいばらの実  光枝

カフェきごさい「ネット句会」10月 ≪互選+飛岡光枝選≫

caffe kigosai 投稿日:2022年10月8日 作成者: mitsue2022年10月11日

【連中】桂 すみえ 良子 都 隆子 酔眼 光尾 雅子 利通 裕子 光枝
 
≪互選≫

光尾選
ふるさとへ戻りしここち温め酒 隆子
摘みたてのみょうが華やか道の駅 雅子
遠ざかるバグパイプの音秋澄めり すみえ

都選
桃太郎なんども生るる夜長かな 裕子
初風にバグパイプの音聞こえしか 光尾
日ぐらしや三つ四つをやり残し 光尾

裕子選
八千草の土手に分け入る峡日和 利通
夢二の猫飛び出しさうな秋扇 都
小鳥来てにはかに母のゐますかに 隆子

すみえ選
くノ一の伊賀の案山子も黒づくめ 隆子
両の手に糠しつとりと今年米 雅子
花芒二三本活け良夜かな 雅子

良子選
老いてなほお洒落上手やラ・フランス 桂
夢二の猫飛び出しさうな秋扇 都
ふるさとへ戻りしここち温め酒 隆子

桂選
話したきことのありさう林檎むく 良子
ふるさとへ戻りしここち温め酒 隆子
遠ざかるバグパイプの音秋澄めり すみえ

雅子選
八千草の土手に分け入る峡日和 利通
桃太郎なんども生るる夜長かな 裕子
コスモスを束ねてみても淡きかな 良子

酔眼選
両の手に糠しっとりと今年米 雅子
話したきことのありさう林檎むく 良子
新走り浮かぶ顔みなあちら側 光枝

隆子選
話したきことのありさう林檎むく 良子
引き戸開け古書噎せ返る残暑かな 酔眼
盆帰省義手にカフスを止めなほす 利通

利通選
桃太郎なんども生るる夜長かな 裕子
小鳥来てにはかに母のゐますかに 隆子
故郷の地酒を提げて衣被 裕子

≪飛岡光枝選≫
【特選】
新蕎麦を待つ小上がりのスポーツ紙 酔眼

小うるさい(失礼!)蕎麦屋の方が美味しい(感じがする)という思い込みからか、新蕎麦と言うと少々かしこまった句が多いなか、この句のざっくばらんな様子が好もしい。スポーツ紙を読みながら待つ新蕎麦。たぶん記事の内容は覚えていないのではないでしょうか。

初風にバグパイプの音聞こえしか 光尾

9月8日、96才で亡くなったエリザベス女王。波乱に満ちたその生涯と君主としての存在感ゆえ、世界中で多くの方が国葬中継を見守りました。その一コマを切り取り、愛し親しんだバグパイプに送られる女王を悼む静かな一句となりました。将来句集に掲載の際は「エリザベス女王逝去」などの前書きを。季語の「初風」がいい。

小鳥来るにはかに母のゐますかに 隆子

秋の明るい日射しのなか、とりどりの小鳥がやってきます。小鳥の声に包まれていると、ふと身近に母上の気配が、という句です。母上が小鳥となってやってきたという句ではありません。原句は「小鳥来てにはかに母のゐますかに」。

【入選】
老いてなほお洒落上手やラ・フランス 桂

弾むようなリズムが句の内容とよく合っています。

桃太郎なんど生まれる夜長かな 裕子

この子は今、桃太郎がお気に入り。桃太郎が桃から生まれるハイライトを、今夜は何回読まされるのやら。桃太郎が日本中で生まれているのだろうと思えるのも、「夜長」の季語の力でしょう。原句は「桃太郎なんども生るる夜長かな」。

いちじく捥ぐ大きな葉かげ母の声 すみえ

木漏れ日のなか、母上の明るい声が聞こえます。秋の日射しを感じる一句。原句は「いちじく捥ぐ大き葉かげに母の声」。

ふるさとへ戻りしここち温め酒 隆子

寒さを感じ始める秋の終わりは、大の大人でも心細くなる季節。季感をよく捉えた一句です。季語の「温め酒」は「あたためざけ」と読み「ぬくめ酒」は傍題。

くノ一の伊賀は案山子も黒づくめ 隆子

忍者の伊賀では当たり前ですが、くノ一と言って愉快な一句になりました。でも、黒づくめの案山子では、鴉が仲間だと安心して寄ってくるような気がしますが・・・。

竹伐らんやをら取り出す肥後守 都

孟宗竹を伐るには肥後守では心細いですが、黒竹などの細い竹なら伐れるのでしょうか。「やをら取り出す」の勢いで、肥後守がりっぱな日本刀のような風情。

盆帰省義手にカフスを止めなほす 利通

にぎやかでも少人数でも、親族が集まるお盆の帰省は多くの方にとって大切で楽しみなこと。思いの籠った一句です。

日や月や風や喜び柿たわわ 桂

原句は「日の月の風の喜び柿紅葉」。柿紅葉も美しいですが、上五中七の宇宙の躍動感を受けるには、今まさに命輝く柿の実を置きたいと思います。ご一考を。

次回の「カフェきごさい句会」は12月です。日本中が色づく美しい季節、みなさまどうぞ句作をお楽しみください。くれぐれも体調にはお気を付けて。(光枝)

ネット句会(10月)投句一覧

caffe kigosai 投稿日:2022年10月2日 作成者: mitsue2022年10月2日

10月の「ネット句会」の投句一覧です。
参加者は(投句一覧)から3句を選び、このサイトの横にある「ネット句会」欄(「カフェネット投句」欄ではなく、その下にある「ネット句会」欄へお願いします)に番号と俳句を記入して送信してください。
(「ネット句会」欄にも同じ投句一覧があります。それをコピーして欄に張り付けると確実です)

選句締め切りは10月4日(火)です。後日、互選と店長(飛岡光枝)の選をサイトにアップします。(店長)

(投句一覧)
1 八千草の土手に分け入る峡日和
2 老いてなほお洒落上手やラ・フランス
3 新蕎麦を待つ小上がりのスポーツ紙
4 夢二の猫飛び出しさうな秋扇
5 鵙の贄じつと見てゐる蛙かな
6 桃太郎なんども生るる夜長かな
7 話したきことのありさう林檎むく
8 一粒の葡萄をはこぶ熱の唇
9 草の花幼なじみを訪ねけり
10 黒きまで熟れて大柿枝たわむ
11 円や角太郎も次郎も柿熟るる
12 初風にバグパイプの音聞こえしか
13 秩父ゆく白装束に曼殊沙華
14 他人事の政治いつまで秋の朝
15 いちじく?ぐ大き葉かげに母の声
16 たうがらし庫裡に干されて竹の奥
17 ふるさとへ戻りしここち温め酒
18 小鳥来てにはかに母のゐますかに
19 いわし雲千の手欲しき保育士よ
20 引き戸開け古書噎せ返る残暑かな
21 くノ一の伊賀は案山子も黒づくめ
22 故郷の地酒を提げて衣被
23 摘みたてのみょうが華やか道の駅
24 渡良瀬に雲流れゆく秋彼岸
25 両の手に糠しっとりと今年米
26 竹伐らんやをら取り出す肥後守
27 日ぐらしや三つ四つをやり残し
28 新走り浮かぶ顔みなあちら側
29 盆帰省義手にカフスを止めなほす
30 花芒二三本活け良夜かな
31 遠ざかるバグパイプの音秋澄めり
32 日の月の風の喜び柿紅葉
33 コスモスを束ねてみても淡きかな

「カフェきごさい」ネット句会≪10月≫のお知らせ

caffe kigosai 投稿日:2022年9月25日 作成者: mitsue2022年9月25日

今年の中秋の名月は早く、9月10日でした。全国で綺麗な月が楽しめたのも束の間、つぎつぎに大型の台風が来る秋となりました。みなさまの地域は如何だったでしょうか。被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

「カフェきごさい」ネット句会≪10月≫の締切は10月1日(土)です。どなたでも参加可能です。サイトの「ネット句会」欄から3句ご投句ください。

・このサイトの右側に出ている「ネット句会」欄より、3句を投句ください。

・10月2日中にサイトへ投句一覧をアップしますので、10月4日までに参加者は3句を選び、投句と同じ方法で選句をお送りください。

・後日、参加者の互選と店長・飛岡光枝の選をこのサイトへアップいたします。

秋たけなわの「ネット句会」、みなさまの力作をお待ちしています。(店長)

カフェきごさい「ネット投句」9月 飛岡光枝選

caffe kigosai 投稿日:2022年9月22日 作成者: mitsue2022年9月22日

【入選】

日一日金色勝る稲田かな  和子

稲田が金色というのはよくある表現ですが、日一日というところで、毎日眺めている稲田が日々重く実っていく喜びが感じられます。ここから一歩でも二歩でも抜け出て詠む工夫をしてみましょう。

【投句より】

まんまるだ童は月を掴まんと

有名な「名月を取てくれろと泣く子かな 一茶」と同じ発想です。より新鮮な句を目指しましょう。

朝日カルチャーセンター「カフェきごさい」句会(八月)

caffe kigosai 投稿日:2022年9月22日 作成者: mitsue2022年9月22日

新宿朝日カルチャーセンター「カフェきごさい」句会。今月の兼題はサイトより八月の季語「秋果」、花「ブーゲンビリア」、江戸の味「谷中生姜」です。

【特選】
アトリエの静けさに盛る秋果かな  勇美

季語「秋果」は、様々な秋の果実のことです。個々の果物を詠む場合より句が散漫になりがちですが、この句は「秋果」が活きる印象的な一句です。これから絵筆を走らせるのでしょうか、アトリエを包む、秋の日をも感じます。「静けさに盛る」が秀逸。

いただきを埋めつくさんと赤とんぼ  和子

赤とんぼが数多集まるという句は見慣れていますが、「埋め尽くす」とまで言って迫力のある句になりました。シンプルな句の形もいい。原句は「いただきを埋めつくしたり赤とんぼ」。

【入選】
日盛りをブーゲンビリア花溢れ  和子

たいへんシンプルな句。花盛りのブーゲンビリアのみを詠み、読者をブーゲンビリアの日盛りに誘います。原句は「日盛りにブーゲンビリアの花溢れ」。俳句ではこの「の」は不要です。

ほんのりと色づく稲穂風渡る  和子

上五中七では当たり前すぎて句になりませんが、「風渡る」で一気に稲穂が生き生きと動きはじめました。

亡き父の友より届く秋果かな  勇美

ご仏前に届いた果物だと思いますが、何年後かにご家族へ届いた贈り物のようにも感じます。父上のお人柄が偲ばれる一句です。

はじかみを噛んで幼き目に涙  勇美

大人が美味しそうに齧っているのを真似してしまったのでしょうか。少し早かったですね。食卓にはじかみがある、秋のひと日。

しんかんとブーゲンビリア基地の町  光枝

朝日カルチャーセンター「カフェきごさい句会」七月

caffe kigosai 投稿日:2022年8月24日 作成者: mitsue2022年8月24日

新宿朝日カルチャーセンター「カフェきごさい」句会。今月の兼題はサイトより七月の季語「夏の水辺」、花「ひまわり」、浪速の味「鱧鮨」です。

【入選】
肩車され向日葵とにらめつこ  勇美

子どもの顔よりはるかに大きい向日葵の様子が目に浮かびます。上五中七が少々散文的なのが惜しい。向日葵がより印象的になる工夫を。「肩車大向日葵とにらめつこ」など。

大氷河割れて地球の崩れゆき  和子

地球の崩れる音が聞こえるような一句です。句の内容からすると「割れて」が弱い。「大氷河崩れ地球の崩れゆく」。

つながるるスワンボートや夏の果  勇美

繋がれてしょんぼりしているスワンボート。夏の終わりをその様子で描いているので「夏の果」という季語はダメ押し。季語を工夫してみましょう。「つながれてスワンボートや百日紅」など。

一坪の庭に聳えて日輪草  勇美

「日輪」の大きさが効いている一句。「一坪の庭に聳える日輪草」もある。

椀の中鱧の白さの目に沁みて  和子

「目に沁みて」は言わずもがな。この五字でより内容を深く詠みましょう。

鱧鮨の経木開けばコンチキチン  光枝

カフェきごさい「ネット句会」(8月)互選+飛岡光枝選

caffe kigosai 投稿日:2022年8月6日 作成者: mitsue2022年8月7日

【連中】涼子 桂 すみえ 良子 都 隆子 酔眼 光尾 雅子 利通 裕子 光枝
 
≪互選≫
都選
噴水に疲れみえたり午後三時 すみえ
緑の葉付けて供さる新生姜 雅子
背泳のそのまま星の裏側へ 隆子

良子選
一時の華やぎとなれサングラス 桂
噴水に疲れみえたり午後三時 すみえ
山ひとつ氷室蔵して静かなり 光枝

すみえ選
山ひとつ氷室蔵して静かなり 光枝
炎天の橋を渡れば秋かすか 裕子
ブーゲンビリア藍深々と島の海 雅子

雅子選
燕の子初めての天怖るるな 桂
仲見世のあかりの中へ初浴衣 すみえ
ブーゲンビリア影まき散らし風の中 隆子

裕子選
仲見世のあかりの中へ初浴衣 すみえ
惜しみなく体重預けヨット行く 都
山ひとつ氷室蔵して静かなり 光枝

光尾選
戦争のニュースに慣れて蚊遣かな 光枝
告げぬ恋ただザクザクとかき氷 桂
花かぼちゃ噂話をしつつ行く 良子

涼子選
仲見世のあかりの中へ初浴衣 すみえ
山ひとつ氷室蔵して静かなり 光枝
背泳のそのまま星の裏側へ 隆子

利通選
山ひとつ氷室蔵して静かなり 光枝
朝顔や笛工房は路地の奥 良子
炎天の橋を渡れば秋かすか 裕子

桂選
山ひとつ氷室蔵して静かなり 光枝
背泳のそのまま星の裏側へ 隆子
炎天の橋を渡れば秋かすか 裕子

隆子選
仲見世のあかりの中へ初浴衣 すみえ
灼熱化山椒魚も動き出す 光尾
炎天の橋を渡れば秋かすか 裕子

酔眼選
告げぬ恋ただサクサクとかき氷 桂
撫肩の咳ひつそりと水中花 利通
ブーゲンビリア藍深々と島の海 雅子

≪飛岡光枝選≫
【特選】
惜しみなく体預けてヨット行く 都

自分の体ひとつで操縦するヨット。句はその様子をしっかり描き、波を蹴って疾走するヨットが目に浮かびます。「惜しみなく」にヨットと一体化するという思いが伝わります。原句の「惜しみなく体重預けヨット行く」は体重をかけて操るという、より側物的な句となります。

花かぼちや噂話の長々と 良子

軽い噂話の楽しさ。季語「花かぼちや」が上手い。原句「花かぼちや噂話をしつつ行く」でも様子はわかりますが、散文的でパンチに欠けるでしょうか。

【入選】
朝顔や笛工房は路地の奥 良子

「笛工房」とあると、その涼し気な音色が思われます。

大花火日本の空にナイアガラ 涼子

中七下五の思い切りが一句を大きくしました。原句の上五「花火の夜」は、説明になってしまったのが残念。

告げぬ恋ただサクサクとかき氷 桂

「ただ」が全体の説明になってしまったのが惜しい。消す工夫をしてみましょう。「告げぬ恋匙サクサクとかき氷」などなど。

噴水に疲れみえけり午後三時 すみえ

午後三時が絶妙。噴水は同じように上がっているのに。原句は「噴水に疲れみえたり午後三時」。

灼熱化山椒魚の動き出す 光尾

温暖化どころではなく、灼熱化でさすがの山椒魚も動く。原句は「灼熱化山椒魚も動き出す」。

背泳やそのまま地球の裏側へ 隆子

海での背泳ぎでしょうか。まるで海を背負って泳いでいるような、季語を大きく捉えた夏らしい一句。原句は「背泳のそのまま星の裏側へ」。

怖いなあ夏は稲川淳二かな 酔眼

何十年もテレビで見ない夏はありませんでした。原句は「怖いなあ……季語は……稲川淳二かな」。

撫肩の咳ひつそりと水中花 利通

水中花をそっと見ている様子がよく描かれています。

雲の子はあれよあれよと雲の峰 すみえ

ぐんぐん育つ夏雲。「雲の子のあれよあれよと雲の峰」もある。

ブーゲンビリア藍深々と島の海 雅子

よく描かれていますが、少々単純でしょうか。今一歩深く。

起し絵やがたんごとんと都電ゆく 裕子

起し絵の中の懐かしい風景。原句は「都電の通りし街は起こし絵の中」ですが、言葉が多くごちゃついてしまいました。

☆次回の「ネット句会」は10月です。みなさまどうぞお元気で、ますますのご健吟を!光枝

ネット句会(8月)投句一覧

caffe kigosai 投稿日:2022年8月2日 作成者: mitsue2022年8月2日

8月の「ネット句会」の投句一覧です。
参加者は(投句一覧)から3句を選び、このサイトの横にある「ネット句会」欄(「カフェネット投句」欄ではなく、その下にある「ネット句会」欄へお願いします)に番号と俳句を記入して送信してください。
(「ネット句会」欄にも同じ投句一覧があります。それをコピーして欄に張り付けると確実です)

選句締め切りは8月4日(木)です。後日、互選と店長(飛岡光枝)の選をサイトにアップします。(店長)

(投句一覧)
1 朝顔や笛工房は路地の奥
2 燕の子初めての天怖るるな
3 仲見世のあかりの中へ初浴衣
4 この星の巨大クレーター原爆忌
5 早起きの朝顔に空晴れわたり
6 天使魚永遠に夜をひるがへる
7 戦争のニュースに慣れて蚊遣かな
8 一時の華やぎとなれサングラス
9 納涼バスお台場の海突き抜けて
10 惜しみなく体重預けヨット行く
11 花火の夜日本の空にナイアガラ
12 告げぬ恋ただサクサクとかき氷
13 噴水に疲れみえたり午後三時
14 緑の葉付けて供さる新生姜
15 大南風洗濯もののフラメンコ
16 木漏れ日にけんけん遊び汗の子ら
17 進んではすこし流され水馬
18 灼熱化山椒魚も動き出す
19 山ひとつ氷室蔵して静かなり
20 風死すか台北街のアーケード
21 背泳のそのまま星の裏側へ
22 炎天の橋を渡れば秋かすか
23 片蔭やアイコンタクト道譲る
24 海山がきそうて誇る日焼の子
25 ブーゲンビリア影まき散らし風の中
26 男水たたら踏みして滝轟轟
27 怖いなあ……季語は……稲川淳二かな
28 ブーゲンビリア咲ひて南国日和かな
29 花かぼちや噂話をしつつ行く
30 撫肩の咳ひつそりと水中花
31 青幻の母芭蕉布の紡ぎ唄
32 雲の子はあれよあれよと雲の峰
33 マルエフと頼むランチョン生ビール
34 水草の陰を伸び伸びイモリかな
35 ブーゲンビリア藍深々と島の海
36 都電の通りし街は起こし絵の中

「カフェきごさい」ネット句会(8月)のお知らせ

caffe kigosai 投稿日:2022年7月29日 作成者: mitsue2022年7月30日

三年ぶりに開かれた「祇園祭句会」で京都を訪れました。極力人混みを避けるため、遠くから祇園囃子を聞いていましたが、祭りの街の熱気が伝わる熱い(暑い)京都でした。

「カフェきごさい」ネット句会8月の締切は8月1日(月)です。どなたでも参加可能です。サイトの「ネット句会」欄から3句ご投句ください。

・このサイトの右側に出ている「ネット句会」欄より、3句を投句ください。

・8月2日中にサイトへ投句一覧をアップしますので、8月4日までに参加者は3句を選び、投句と同じ方法で選句をお送りください。

・後日、参加者の互選と店長・飛岡光枝の選をこのサイトへアップいたします。

夏の「ネット句会」、みなさまの力作をお待ちしています。(店長)

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「カフェきごさいズーム句会」のご案内

「カフェきごさいズーム句会」(飛岡光枝選)はズームでの句会で、全国、海外どこからでも参加できます。

  • 第三十五回 2026年2月14日(土)13時30分
    (3月は第一土曜日・7日です)
  • 前日投句5句、当日席題3句の2座(当日欠席の場合は1座目の欠席投句が可能です)
  • 年会費 6,000円
  • 見学(1回・無料)も可能です。メニューの「お問い合せ」欄からお申込みください。
  • 申し込みは こちら からどうぞ

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スタッフのプロフィール

飛岡光枝(とびおかみつえ)
 
5月生まれのふたご座。句集に『白玉』。サイト「カフェきごさい」店長。俳句結社「古志」題詠欄選者。好きなお茶は「ジンジャーティ」
岩井善子(いわいよしこ)

5月生まれのふたご座。華道池坊教授。句集に『春炉』
高田正子(たかだまさこ)
 
7月生まれのしし座。俳句結社「青麗」主宰。句集に『玩具』『花実』『青麗』。著書に『子どもの一句』『日々季語日和』『黒田杏子の俳句 櫻・螢・巡禮』。和光大・成蹊大講師。
福島光加(ふくしまこうか)
4月生まれのおひつじ座。草月流本部講師。ワークショップなどで50カ国近くを訪問。作る俳句は、植物の句と食物の句が多い。
木下洋子(きのしたようこ)
12月生まれのいて座。句集に『初戎』。好きなものは狂言と落語。
趙栄順(ちょよんすん)
同人誌『鳳仙花』編集長、6月生まれのふたご座好きなことは料理、孫と遊ぶこと。
花井淳(はない じゅん)
5月生まれの牡牛座、本業はエンジニア、これまで仕事で方々へ。一番の趣味は内外のお酒。金沢在住。
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