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いどばた歌仙 善哉

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いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の表 初句再募集                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

帰還は戦地から帰ってくることかと。初折の裏五に「開戦」「終戦」が
出ているので、退院にしました。
父が無事退院した日に見た春の虹。明るい未来を感じる句で名残の表を
始めます。

次は雑で詠んでください。

【初折の裏】
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九  入魂の日本画家なる三代目     美津子(雑)
十   のど飴舐めて出番待つ寄席    桃瑪(雑)
十一 かまびすし長屋の衆と花見酒    尾燈子(春・花)
十二  空き巣に入りや亀鳴くばかり   みつこ(春)
【名残の表】
初句 退院の父と見上げる春の虹     久美(春)
二

〇
初虹を帰還の父と仰ぎ見て(久美)(退院の父と見上げる春の虹)

△
軒先に今年も来るか燕待つ(尾燈子)(今年また役場の軒に燕来る)
働いて働いて春惜しみたる(茉胡)(惜しみたる→どこへやら)

・
忘れ霜足跡追へば寺の前
蜃気楼となりの国が遠くなり
入学の子らは光の羽付けて
夏隣ジンベエザメの影連れて
暮れながら富士は霞のかなたにて
朝まだき岬を走る春の駒
宇宙へと飛び立つための大試験

投稿日:2025年12月23日 作成者: kinosita2025年12月23日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 名残の表 初句                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

再募集です。
名残の表の初句なので、大きく転じてください。
森羅万象を詠みたいので、新たな展開を。
締切は、月曜日の午後8時です。

【初折の裏】
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九  入魂の日本画家なる三代目     美津子(雑)
十   のど飴舐めて出番待つ寄席    桃瑪(雑)
十一 かまびすし長屋の衆と花見酒    尾燈子(春・花)
十二  空き巣に入りや亀鳴くばかり   みつこ(春)
【名残の表】
初句

〇

△
髪色を黒に戻して新社員(史生)

・
真夜中に二人で聴きし「ジェットストリーム」
菜の花に散切りの子らあをあをと
苗売りの店に色彩溢れたる
風に乗りあてどなく飛ぶもんしろ蝶
手作りの甘茶の柄杓仏生会
村中のあちらこちらに茶摘笠
畔を塗る影長き人動きゐて

投稿日:2025年12月19日 作成者: kinosita2025年12月20日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 十二                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

空き巣に入ったようですが、亀が鳴くばかりで他は何もない状態。
「亀鳴く」は、藤原為家が遊び心で、鳴かない亀を鳴くと想像して
詠んだ和歌からですが、この付けはおもしろいです。

名残の表に入ります。
晩春で詠んでください。

【初折の裏】
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九  入魂の日本画家なる三代目     美津子(雑)
十   のど飴舐めて出番待つ寄席    桃瑪(雑)
十一 かまびすし長屋の衆と花見酒    尾燈子(春・花)
十二  空き巣に入りや亀鳴くばかり   みつこ(春)
【名残の表】
初句

〇
空き巣入れど亀の鳴くのみ(みつこ)(空き巣に入りや)(のみ→ばかり)

△
春の夢より覚めてため息(史生)
肘を枕にうたた寝の春(真樹子)(うたた寝の春→春のうたた寝)

・
春の夕べをつげる鐘楼
春あけぼのをゆく汚穢舟
子猫を捨てに上野の山へ
待ち遠しきは老後の朝寝
一人旅立つ入学の地へ
日の上りても朝寝しすぎて
春の風邪とやひと日は臥して
長き堤を春の夕暮れ

投稿日:2025年12月19日 作成者: kinosita2025年12月19日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 十一再募集                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

古典落語「長屋の花見」は、大家と一緒に貧乏長屋の住民一同が上野の
山に花見に出かけるという噺。かまびすしという表現が言い得ています。
元は、上方落語「貧乏花見」でした。「貧乏」ゆえの笑いが満載です。
YouTubeでも聴けます。機会があれば寄席でたのしんでください。

次も春で詠んでください。

【初折の裏】
六   響く島唄呷る泡盛        貝太(雑)
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九  入魂の日本画家なる三代目     美津子(雑)
十   のど飴舐めて出番待つ寄席    桃瑪(雑)
十一 かまびすし長屋の衆と花見酒    尾燈子(春・花)
十二

〇
かまびすし貧乏長屋の花見酒(尾燈子)「貧乏長屋の」でいいのですが8音の
                   ため「長屋の衆と」にします。

△
熊さんも八つあんも皆花に酔ひ(史生)
花の宴孫の一発芸に沸く(茉胡)
こつこつと苗植ゑやがて花の山(知枝)(こつこつと植樹をつづけ花の山)

・
花むしろ仮装の踊登場す
わずかなる弟子守る身も花の酒
初花を待たず師匠は旅立てり
襲名の人力車へと花吹雪
上京の親も一緒に花筵
花吹雪舞ふ凱旋パレード
花盛り甘味処に誘はれて

投稿日:2025年12月17日 作成者: kinosita2025年12月17日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 十一                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

前句から誘われる花の句があれば。
再募集です。

【初折の裏】
五  開戦は一瞬なれど終戦は      うたこ(雑)
六   響く島唄呷る泡盛        貝太(雑)
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九  入魂の日本画家なる三代目     美津子(雑)
十   のど飴舐めて出番待つ寄席    桃瑪(雑)
十一

〇

△
友好のパンダ見納め花ふぶき(久美)

・
花堤自転車をこぐご住職
豹柄の気炎姦し花の宴
一仕事終へて家路の花月夜
花盛り町の小さな天満宮
空高く上野の池も花筏
花吹雪刀の先で喉を突く
残業を切り上げてゆく花の宴
海越へて花見がてらにワシントン

投稿日:2025年12月17日 作成者: kinosita2025年12月17日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 十                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

次は花の定座です。

【初折の裏】
五  開戦は一瞬なれど終戦は      うたこ(雑)
六   響く島唄呷る泡盛        貝太(雑)
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九  入魂の日本画家なる三代目     美津子(雑)
十   のど飴舐めて出番待つ寄席    桃瑪(雑)
十一

〇
のど飴舐めて戻りゆく街(桃瑪)(のど飴舐めて出番待つ寄席)

△
眠りを誘ふ枕草子(美津子)

・
猪木チョップを右頬に受け
今日も代理で頭下げれば
俳句指導に駆け廻る日々
国宝といふ誉れ苦しく
喫茶店にて食ぶるオムレツ
子供の遊ぶ声朗らかに
迷子の猫を探すポスター
阿吽の龍の守る中堂
奥義を求め今はいづこに
太平洋をひとりで渡り
白きうなじは何を語らん

投稿日:2025年12月16日 作成者: kinosita2025年12月16日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 九                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

次も雑で詠んでください。
十一が花の定座なので、十は植物は避けてください。
締切は月曜日の午後8時です。

【初折の裏】
三  初めての女性総理で恋女房     史生(雑・恋)
四   いつのまにやら真珠婚式     真樹子(雑・恋)
五  開戦は一瞬なれど終戦は      うたこ(雑)
六   響く島唄呷る泡盛        貝太(雑)
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九  入魂の日本画家なる三代目     美津子(雑)
十

〇
日本画を親子三代追求し(美津子)(入魂の日本画家なる三代目)

△
机上には書きかけの稿同人誌(桃瑪)

・
組み合わせ抽選会は神妙に
芝浜に黒革財布拾ひしが
スリラーのゾンビ目覚めて踊りだす
全国を隈なく回りディナーショー
人間のゴミとて生を養ふ餌
文字の海黒塗り画面で抗ひて
冬の空はみ出してゆくナスカの絵
門限を破りて親に叱らるる
あこがれの晴耕雨読いつの日か

投稿日:2025年12月13日 作成者: kinosita2025年12月13日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 八                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

次は雑で詠んでください。

【初折の裏】
三  初めての女性総理で恋女房     史生(雑・恋)
四   いつのまにやら真珠婚式     真樹子(雑・恋)
五  開戦は一瞬なれど終戦は      うたこ(雑)
六   響く島唄呷る泡盛        貝太(雑)
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八   月に向かつて鳴く寒鴉      うたこ(冬・月)
九

〇
風にあらがひ寒鴉鳴く(うたこ)(月に向かつて鳴く寒鴉)

△
野兎の耳ピンと張り詰め(美津子)

・
餌を求めて人里へ熊
雪を掻ひては暮れる休日
虎落笛とぞ海へ抜けゆく
落ち葉が燃へて飛び火延焼
ジャズで奏でるきよしこの夜
高野豆腐に味よく染みて
けふも里では熊を撃つ音
熊は彷徨ひ里は慄き
猫舌なれど鍋焼きうどん

投稿日:2025年12月12日 作成者: kinosita2025年12月12日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 七                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

樹齢が千年を超える神杉を抱く山が眠りにつく。

次も冬で詠んでください。

【初折の裏】
二   誰が忘れし白き羽衣       尾燈子(雑)
三  初めての女性総理で恋女房     史生(雑・恋)
四   いつのまにやら真珠婚式     真樹子(雑・恋)
五  開戦は一瞬なれど終戦は      うたこ(雑)
六   響く島唄呷る泡盛        貝太(雑)
七  大いなる神杉抱き山眠る      みつこ(冬)
八

〇
大いなる神の杉とて冬眠る(みつこ)(大いなる神杉抱(いだ)き山眠る)

△
一年の無沙汰を詫びて賀状書く(真知子)

・
雪しまき欠航物資届かざる
ひつ掴みぐいと差し出す燗徳利
暖炉の火心地良くなりうたた寝す
学生帽島を発つ日の寒桜
年の夜に親戚縁者集まりて
ぬくぬくと日がな炬燵で眠りこけ
まぼろしの氷の国にあこがれて
葱くれる今は畑が趣味の人
大鍋の湯気ありがたや大根焚

投稿日:2025年12月11日 作成者: kinosita2025年12月11日

いどばた歌仙 善哉「水鳥 の巻」 初折の裏 六                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

この句から、読み手が受け取るものは。

次は冬で詠んでください。
前句にひっぱられないように転じてください。

【初折の裏】
初句 浜辺まで色変へぬ松続く道     桃瑪(秋)
二   誰が忘れし白き羽衣       尾燈子(雑)
三  初めての女性総理で恋女房     史生(雑・恋)
四   いつのまにやら真珠婚式     真樹子(雑・恋)
五  開戦は一瞬なれど終戦は      うたこ(雑)
六   響く島唄呷る泡盛        貝太(雑)
七

〇
響く島唄呷る泡盛(貝太)

△
忘れた頃に津波来襲(茉胡)
遠き世ならじ猿の惑星(真樹子)

・
未だ錯綜日本のけじめ
隣同士で角突き合はせ
ホワイトハウスをスーツで訪ふ日
銃口に挿す一輪の花
エンドロールを見ながら涙
避難の国に選ぶ日本

投稿日:2025年12月10日 作成者: kinosita2025年12月10日

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