
天気予報ではまだ「真夏日・・・」という言葉が聞かれますが、朝晩の過しやすさに加え、マーケットには栗なども出始め秋もたけなわになってきました。いよいよ食欲の秋の到来です。
先日、軽井沢の離山に行った時のこと、山頂に向かう途中見事な山葡萄を発見しました。これを見逃す手はありません。四人がかりで蔓を精一杯引き寄せ、見事な山葡萄を沢山摘んできました。いつも手に入る食材ではありませんが、手に入る機会がありましたら、ぜひチャレンジして調理してください。
山葡萄は爽やかな酸味が特徴で、ジャムにしてもかなり酸味が残ります。
栽培の果実にはないすっぱさですが、生クリームと一緒にスコーン添えれば、
抜群の相性ですし、ステーキなどのソースの隠し味にしても力を発揮します。
ジャムだけではもったいない食材です。
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【作り方】
1) 摘んだ山葡萄は水で洗い房から外します。笊に入れて水を切り鍋に入れて火にかけます。やや中火で加熱しフツフツと音がして果汁が沢山出てきたら、冷まします。2) これを笊に入れて漉します。この果汁に砂糖を加え煮詰めてゆきます。
3) 冷めると固まってきますので、あまり煮詰めると冷えた時に、ゼリーのようにってしまうので、ご注意下さい。
4 )砂糖の量は果汁の半分が目安ですが、甘めが好きな方は砂糖をたしてください。
5) 二番煎じではありませんが、貴重な食材です。一度果汁を取ったものに、もう一度水を加え火にかけてジュースをとります。色はジャムより少し薄くなりますが、きれいな葡萄色のジュースが出来上がります。




伽羅蕗を頂いた。あの真っ黒な伽羅蕗と当座煮の中間くらいのもの。鷹の爪がぴりりと心地よい。
春子といっても、人の名ではありません。茸は歳時記の上では概ね秋に属しますが、春子は春に採れる椎茸の事です。普段は脇役の椎茸ですが、このお料理は椎茸が主役。和風の素材として用いられる機会の多い椎茸ですが、サワークリームの酸味が濃厚な椎茸の味を和らげいくらでも食べられます。
北国に暮らす者にとって春は特別です。雪の毎日を送る身にとって、春の暖かさは何よりあり難いのですが、それにもまして嬉しいのは光です。雪に映える日差しはもとより、なにもかも眩しいと感じるのは毎日を暗い雪の中で過したせいばかりではないようです。
みぞれ あられ 時雨 卯の花 木の芽 みな季語なのですが、利休 いとこ しのだ 磯部 土佐と加えると、これらの共通項っていったいなんでしょう。食いしん坊さんならすぐわかるかも知れません。