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カテゴリーアーカイブ: 今月の料理

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今月の料理(10月)_山葡萄のジャム

caffe kigosai 投稿日:2013年10月2日 作成者: yoshiko2013年10月3日

jam
天気予報ではまだ「真夏日・・・」という言葉が聞かれますが、朝晩の過しやすさに加え、マーケットには栗なども出始め秋もたけなわになってきました。いよいよ食欲の秋の到来です。

先日、軽井沢の離山に行った時のこと、山頂に向かう途中見事な山葡萄を発見しました。これを見逃す手はありません。四人がかりで蔓を精一杯引き寄せ、見事な山葡萄を沢山摘んできました。いつも手に入る食材ではありませんが、手に入る機会がありましたら、ぜひチャレンジして調理してください。

山葡萄は爽やかな酸味が特徴で、ジャムにしてもかなり酸味が残ります。
栽培の果実にはないすっぱさですが、生クリームと一緒にスコーン添えれば、
抜群の相性ですし、ステーキなどのソースの隠し味にしても力を発揮します。
ジャムだけではもったいない食材です。

*

【作り方】
1) 摘んだ山葡萄は水で洗い房から外します。笊に入れて水を切り鍋に入れて火にかけます。やや中火で加熱しフツフツと音がして果汁が沢山出てきたら、冷まします。

2) これを笊に入れて漉します。この果汁に砂糖を加え煮詰めてゆきます。

3) 冷めると固まってきますので、あまり煮詰めると冷えた時に、ゼリーのようにってしまうので、ご注意下さい。

4 )砂糖の量は果汁の半分が目安ですが、甘めが好きな方は砂糖をたしてください。

5) 二番煎じではありませんが、貴重な食材です。一度果汁を取ったものに、もう一度水を加え火にかけてジュースをとります。色はジャムより少し薄くなりますが、きれいな葡萄色のジュースが出来上がります。

今月の料理(9月)_夕顔の翡翠煮

caffe kigosai 投稿日:2013年9月4日 作成者: yoshiko2013年9月12日

yuugao
源氏物語のモチーフにもなっている夕顔。夕方近く大きな真っ白い花を開き翌日には萎んでしまうはかなさに心惹かれます。
新潟県では初秋のころ出回る野菜で、くじら汁に入れたり、あんかけにしたりして食べます。丸いものと写真のように細長いものがあります。

【作り方】
1 夕顔は種と綿の部分をとり,皮をむきます。
2 食べやすい大きさに切り、出汁と貝柱の缶詰めの汁、塩適量と分量の水とともに鍋に入れ火に掛けます。
3 中火で静かに煮含めは柔らかくなったら火を止め、貝柱を入れて水溶きの片栗粉を入れ、汁が透明になったら出来上がりです。
4 種をとったオクラを薄切りにして散らします。美しい緑を楽しむために、皮の曳き方を最小限にとどめ、煮すぎないようにご注意下さい。貝柱の缶詰は手軽ですが、この汁だけだと少ししつこい感じがしますので、他の出汁と水も加えました。
【分量】
夕顔 150グラム
貝柱の缶詰の汁、出汁と合せて二分の一カップ
水 二分の一カップ
貝柱 25g
オクラ 4本
塩 適量
片栗粉 粉さじ3杯

さて、余った夕顔でもう一品。夕顔は皮をむいて縦に四つに切ります。種と綿をとり、ラップを掛けて600ワットの電子レンジで約3分から4分。熱が通り夕顔が透明になったら、冷まして薄く切り冷蔵庫へ。良く冷してください。お豆腐よりやさしい口当たりのよさは、食欲のない時に何となく手が伸びます。辛子酢味噌や山葵をつけて。

今月の料理(8月)_滝川豆腐

caffe kigosai 投稿日:2013年8月2日 作成者: yoshiko2013年8月2日

takikawa
 夏、台所に立つ主婦にとって長く火を使う料理はちょっと遠慮したいところ。かといってそう毎日冷奴ではいかにも手抜きと思われそう。そこで、いつもの豆腐に少し手を加えて滝川豆腐に。分量さえ守れば、思ったより簡単に作れます。ここでは絹ごし豆腐を使いましたが、豆乳を使えば裏ごしも必要ありません。また寒天でなく、ゼラチンで固めると違った舌触りになります。
新暦では終わってしまいましたが、旧暦の七夕はこれから。刻んだオクラを星に、滝川豆腐を天の川に見立てて盛り付ければ、いっそう季節感も増すというもの。
薬味はわさび、すりおろした生姜。茗荷や海苔。酢醤油でもさっぱりといただけます。また、お吸い物より少し濃いくらいの味で、汁ごと冷しても喉越しよくいただけます。

【作り方】
 1 豆腐と水100ccをミキサーにかけて、笊で漉します。 
 2 寒天をサッと洗いちぎって30分くらい水に漬けます。次に水気を絞り、200ccの水で焦がさぬように寒天を煮とかします。
 3 寒天が完全にとけたら、鍋を火からおろして少し冷まし、先の豆腐を入れて、手早くかき混ぜ流し箱に流し込みます。 
 4 冷蔵庫で冷し固めたものを心太突きで、皿に突き出します。

【材料】
 絹ごし豆腐 150グラム 棒寒天二分の一 水300cc
 薬味や出汁は適宜

今月の料理(7月)_茄子の揚浸し

caffe kigosai 投稿日:2013年7月5日 作成者: yoshiko2013年7月7日

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クリックするとおおきくなります。

今では茄子も胡瓜も一年中見かける野菜ですが、一番美味しいのはやはり旬を迎えたもの。医食同源ということを考えても、その季節に出回る野菜はその季節に食べるのが道理、美味しい上に体にもよいのです。漢方医学からみても、ナス科、ウリ科の植物に体を冷す作用があるのは、天の配剤と言うべきかもしれません。(善子)

 今月は旬の茄子の揚浸しですが冷蔵庫に入れて冷せば、出来立てとはまた違った味になります。お酢を使うとさらにさっぱりといただけます。油が気になる方は揚げた茄子を湯通ししてお使い下さい。彩りにパプリカも素揚げしてありますが、ピーマンやししとう、いんげんなどでも応用できます。

【作り方】
1)茄子はへたを取り、たて半分に切って水に入れあくを抜きます。半分にした茄子に包丁目を入れて180度の油で素揚げします。
2)鍋に出汁と醤油をいれ一煮立ちさせます。
3)油を切って素揚げにした茄子を熱い汁に入れます。
4)酢を使うと若干茄子の色がぬけますが、熱いもの同士を合わせると比較的色落ちを食い止める事ができます。

【材料】
茄子 4本
だし汁 400 cc
醤油 大匙2~3杯
味醂    大匙1
酢 大匙2~3杯
酢の分量は好みで加減してください。

今月の料理(6月)_伽羅蕗

caffe kigosai 投稿日:2013年6月6日 作成者: yoshiko2013年6月6日

kyarabuki 伽羅蕗を頂いた。あの真っ黒な伽羅蕗と当座煮の中間くらいのもの。鷹の爪がぴりりと心地よい。

 話をしているうちに随分と高い伽羅蕗であることがわかった。水は一滴もいれず、酒と醤油だけで炊いたものだ。その酒もなんと飲んべいがよだれをたらしそうな越後村上の銘柄。醤油も遠方より取り寄せたものらしい。

 蕗はどこにでもあるが、採る場所採る時期にこだわったとのこと。野にある蕗はただでも、見えないところに随分と手間と費用をかけている。もちろん美味しい。いたずらにデコレーションされたものよりも、そのものが持っている本質に触れる。それは料理に限らず、何ごとにも通じるようだ。本当の贅沢とはそういうものではないだろうか。

 さて、頂いた伽羅蕗のレシピ。分量は全くお構いなし。ただ、選ぶ蕗と手順はお間違えのないように。

【作り方】

 伽羅蕗に適した蕗は季節が進んだ、蕗の葉に虫食いの穴ができて、茎が針金のように固くなったくらいのも使います。

 採取した蕗は皮を剥かず三センチほどに切りそろえて、二晩ほど水を替えながら真水に晒して灰汁抜きをします。その際、伽羅蕗に適さない柔らかい蕗は、切口が蛸の足のようになってしまうので、あらかじめ取り除きます。(この蕗を使っても仕上がりに問題はありませんが、見た目がよくありません)

 晒しておいた蕗に錆色が出てきたら、炊き始めます

 鍋に蕗がたっぷりと隠れるくらいの酒を入れます。出汁と酒でもよいでしょう。お好みで味醂を入れても。要するに好みの味を頭に描いて調味料を入れてください。お酒が苦手なら、出汁を。甘口が好みなら味醂を。そして一番肝心なところは、一回で味付けを決めないことです。必ず時々味をみて、段々に味を濃くして調えてゆくのがポイント。水分が不足したら、お酒か出汁もしくは水を加えて下さい。

 鷹のつめを入れ落し蓋をして、弱火で四、五時間は炊き込みます。一日で仕上がらなければ、翌日炊いても問題はありません。蕗が固いので長時間の煮炊きに耐えられるのです。蕗がしんなりとしてきたら出来上がり。

 ほとんど醤油とお酒だけで炊いた伽羅蕗は冷蔵庫で一年くらいは保存できます。それは真っ黒で本当に伽羅香のようです。

今月の料理_筍

caffe kigosai 投稿日:2013年5月7日 作成者: yoshiko2013年5月14日

001 野山が緑に染まる頃、竹やぶが茶色になっているのを目にすることはありませんか。これは竹の秋です。竹は晩春に葉を落としこの頃に、筍が出始めます。まだ、土にもぐっている筍を用心深く足で探りつつ、やっと見つけた時の嬉しさは格別です。

掘りたての筍はほとんどアクがありません。生のまま天ぷらにすると歯ざわりも香りも最高です。筍ご飯 天ぷら 若竹煮 土佐煮 いろいろに使えてとても便利ですが、今日は田舎ならではの鄙びた炊き合わせを。お惣菜ですが中々味わい深く身欠き鰊との相性の良さは抜群です。

【作り方】
1) 筍は取り立てならそのまま、皮をむいて食べやすい大きさに切り分けます。生で使用する時はたっぷりの水で30分以上弱火でゆでます。アクは丁寧に掬いアスパラガスを茹でたような甘い匂いがしてきたら出来上がり。茹で汁は驚くほど甘いはずです。糠でアク抜きをした筍でしたら、そのまま食べやすい大きさに切ります。

2) 身欠き鰊は米のとぎ汁に一晩漬けそのままゆっくり茹でアクを抜きます。鰊の皮がはがれると見た目が悪いので、弱火にしてそっと扱ってください。柔らかくなったら、丁寧に水洗いをします。匂いが気になったらもう一度水から茹でるとよいでしょう。 
 
3) 厚揚げは湯通しして、油を抜き食べやすい大きさにきります。

4) 筍 身欠き鰊 厚揚げを鍋に入れ材料が被るくらいの出汁を入れ煮はじめます。(生の筍を茹でた汁がある場合は、出汁の代わりに用いると格段においしく仕上がります)酒 砂糖を入れます。酒や砂糖は材料を柔らかくする作用があるので、初めに加えます。15分くらいして醤油を加えます。ここで味を見てまだ物足りないくらいにして、一晩ねかせます。(急ぐ場合はそのまま調味料をたして、納得の行く味付けにします。)時間がある時は翌日また、弱火で煮返し、砂糖 醤油をたしてお好みの味に仕上げてください。蕗や椎茸 ぜんまいなど山の物を加えるといっそう深い味わいになります。 

【材料】
筍_小1本
身欠き鰊(よく乾燥した物)_二本
厚揚げ_一枚
だし汁_400 cc
酒_大匙3
砂糖_大匙1.5
醤油_大匙3

調味量はあくまで目安です。筍の大きさや鍋の大きさで違ってきますので、普段ご家庭でなさる煮物の味付けより少し濃い目にすると、冷めても美味しくいただけます。

 

今月の料理(4月)_春子

caffe kigosai 投稿日:2013年4月16日 作成者: yoshiko2013年4月17日

999  春子といっても、人の名ではありません。茸は歳時記の上では概ね秋に属しますが、春子は春に採れる椎茸の事です。普段は脇役の椎茸ですが、このお料理は椎茸が主役。和風の素材として用いられる機会の多い椎茸ですが、サワークリームの酸味が濃厚な椎茸の味を和らげいくらでも食べられます。

 今日はその春子を使ったワインにもよく合うお料理を。とても簡単であっと言う間に出来上がります。ガーリックトーストなどを添えれば、ベランダやお庭でちょっと一息、という時に便利な一品になると思います。

【作り方】
1) フライパンにオリーブオイルをいれ、みじん切りにしたニンニクを軽くいためます。
2) このフライパンにオイルをたし椎茸に火が通るまで炒め塩コショウします。バターで炒めるとぐっとコクが出ますが、カロリーが気になる方は煮切ったお酒やワインで煮るか、椎茸を素焼きにするとヘルシーになります。
3) 耐熱容器に椎茸を並べ上からサワークリームをのせ、先ほどのニンニクをトッピングしてオーブントースターで焦げ目がつくまで焼きます。

【材料】 一人前
椎茸 8枚
サワークリーム 100g
ニンニク 一かけ
オリーブオイル 適量
こしょう 適量
塩 適量

今月の料理(3月)_蕗の薹のパスタ

caffe kigosai 投稿日:2013年3月5日 作成者: yoshiko2013年3月8日

pasuta 北国に暮らす者にとって春は特別です。雪の毎日を送る身にとって、春の暖かさは何よりあり難いのですが、それにもまして嬉しいのは光です。雪に映える日差しはもとより、なにもかも眩しいと感じるのは毎日を暗い雪の中で過したせいばかりではないようです。

 2月も半ば頃から段々に日が長くなりますが、どんよりとした空の下でも、心なしか明るさの残る暮空に春の兆しを感じます。雪解の輝きも、芽吹のあざやかさも春は光となってやって来るのです。

 今頃の季節になると都市のマーケットでは、蕗の薹やたらの芽などが、パック詰めされて売られますが、とても山菜とは思えません。新潟ではまだ雪が一面に残っていますが、日当たりの良い所は黒々とした土が見え始める頃。長靴でその土を蹴飛ばし真っ白な雪をどろどろに汚しながら、蕗の薹を探し出します。あの輝くような緑のつぼみを見つけたとき、やっと春にであった喜びを感じます。それはまさに春の光そのもの。

 蕗は根で繋がっているので、一つあるとその辺りにまたあるもの。雪の上に五つ六つと転がして、長靴で雪を蹴飛ばしては探します。こうして雪の中で寝ている子を無理やり起こすようにして積んだ蕗の薹は、アクが少なくとても柔らか。

 さてこの蕗の薹パスタにすると、また趣が違って美味しい。ざくざくと刻んだ蕗の薹をオリーブオイルでサッと炒め、胡椒をふり塩ではなくアンチョビで味を調えます。蕗の癖とアンチョビの癖がぶつかり合い深い味わいをかもし出してくれます。パスタの白と、蕗の薹の緑とところどころ見えるアンチョビの色が、先ほどの蕗の薹を探しに行った野の景色の色となってお皿の上に現れます。

 
【作り方】
1)フライパンにオリーブオイルいれ、ざく切りにした蕗の薹を炒める。(蕗の苦味やアクが気になる時はさっと下茹でしてアクをぬくと食べやすい)
2)蕗の薹に胡椒をしてアンチョビを加えよく混ぜる。
3)フライパンの火をとめ、茹であがったバスタを絡ませて出来上がり。

アンチョビはペーストでもよろしいのですが、メーカーにより塩分の濃度が異なるので、塩加減を見ながら調整して下さい。

【材料】 一人前
パスタ 100グラム
オリーブオイル 適量
蕗の薹 3.4個
アンチョビ フィレ2から3尾
こしょう 適量

今月の料理〈2月〉_みぞれ鍋

caffe kigosai 投稿日:2013年2月4日 作成者: dvx223272013年2月7日

mizoreみぞれ あられ 時雨 卯の花 木の芽 みな季語なのですが、利休 いとこ しのだ 磯部 土佐と加えると、これらの共通項っていったいなんでしょう。食いしん坊さんならすぐわかるかも知れません。

 みぞれは大根を摩り下ろした所謂、大根おろしを使った料理。あられは霰餅の略で料理に使う場合はお菓子の霰よりもっと小さくしたものを使います。よくお茶漬けのもとに入っている小さくて丸い香ばしい粒々といえばおわかりいただけると思います。お料理によってはこれをさらに細かくして、まぶしたり、衣にして揚げ物にしたりします。時雨は蛤の時雨煮や牛肉の時雨煮でご存知の方も多いはず。多くは生姜をきかせた佃煮などをこのように呼んでいますが、時雨煮には諸説あり必ずしも生姜を使ったものをさすとは限りません。卯の花はおから、木の芽は若い山椒の葉、などをつかったものです。利休は利休焼や利休あんなどゴマを用いた料理に、いとこは小豆を使用したもので南瓜や蓮根のいとこ煮などは、家庭でもよく作るお惣菜です。しのだは油揚げ、磯辺は海苔、土佐はもちろん鰹節を使ったものです。 

 立春も過ぎましたが、あとひと月ほどは寒い日が続きます。一月の半ばから三月の声を聞くまでが冬本番といったところでしょうか。土鍋の出番も多い頃です。

 今回はシンプルこの上ない鍋料理を。旬の大根をたっぷりと使ったみぞれ鍋です。雪見鍋などと呼ぶこともある、色も素材も思いっきり精進の鍋です。
作り方はいたって簡単。鍋に濃い目に出しを引き、ここに絹ごし豆腐をいれて豆腐を温めます。大根はおろして水気をきり、軽く絞ります。大根臭さが気になるようでしたら、さっと水洗いをしてください。くつくつと煮立った鍋に大根をいれ熱々のところをぽん酢で頂きます。薬味は葱や生姜、海苔、柚子こしょう、かんずり、などで。材料が材料だけに出汁を奢るのをお忘れなく。半透明の大根おろしが本当のみぞれのようで、つくづくすばらしいネーミングだと思います。

 でも、余りにもシンプルで、と思われる方はここに薄切りにした豚のさんまい肉などいれて楽しんでみてはどうでしょう。何をプラスしてもけっこうおいしくいただけます。(岩井善子)

今月の料理(1月)_雑煮

caffe kigosai 投稿日:2012年12月30日 作成者: yoshiko2012年12月30日

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 多くの郷土食がすたれてゆく中で、今もってお雑煮ほどその地方の特色を保っているのは珍しいといえるのではないだろうか。文字面をみると「ざつに」である。これは「年神」さまにお供えした様々の食べ物のお降りを取り混ぜて煮こみ、皆でいただく事から来ている。
 南北に長い日本では、北と南では採れる産物もおのずと違ってくる。それゆえ、「年神」さまのお供えはその地方によっても違いがあり、当然お雑煮の中身も違う。越後の年越しに欠かせない鮭も富山あたりでは鰤になり、青森では鱈になる。お餅にいたっては丸餅、切り餅、焼く、茹でると千差万別。要はその年に採れた物を神様にお供えして、一年の収穫に感謝し、みなでお降りをいいただく。これが雑煮の本質。
 東京のお澄ましのぞうにとはちがい、越後のそれは「ざつに」に近い感じがする。大根、人参などを短冊に切り油揚げ、椎茸、お肉、蒲鉾、銀杏 などを入れ、醤油で味を付ける。欠かせないものとしては、鮭(概ねは新巻き鮭)、上越では鱈などをいれる。仕上げに三つ葉、柚子、いくらなどをのせてできあがり。野菜、肉、魚と具が沢山なので、これ一杯でも随分と栄養価が高い。

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飛岡光枝(とびおかみつえ)
 
5月生まれのふたご座。句集に『白玉』。サイト「カフェきごさい」店長。俳句結社「古志」題詠欄選者。好きなお茶は「ジンジャーティ」
高田正子(たかだまさこ)
 
7月生まれのしし座。俳句結社「青麗」主宰。句集に『玩具』『花実』『青麗』。著書に『子どもの一句』『日々季語日和』『黒田杏子の俳句 櫻・螢・巡禮』。和光大・成蹊大講師。
福島光加(ふくしまこうか)
4月生まれのおひつじ座。草月流本部講師。ワークショップなどで50カ国近くを訪問。作る俳句は、植物の句と食物の句が多い。
木下洋子(きのしたようこ)
12月生まれのいて座。句集に『初戎』。好きなものは狂言と落語。
趙栄順(ちょよんすん)
同人誌『鳳仙花』編集長、6月生まれのふたご座好きなことは料理、孫と遊ぶこと。
花井淳(はない じゅん)
5月生まれの牡牛座、本業はエンジニア、これまで仕事で方々へ。一番の趣味は内外のお酒。金沢在住。
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