お正月には赤い実のつく南天(Nandina domestica)をいけることが多くあります。白南天という白い実をつける南天もありますが、こちらの葉は紅葉しません。
17世紀に渡来したと言われるヒイラギ南天(Mahonia japonica)と言われる種類は、光沢のある葉がヒイラギのようにとがっています。南天と言われますがこの種類は学名にNandinaがつかず、先の南天とは違い、黄色の小さな花が咲きます。
秋になると、枝の先に放射状についた黄褐色や紅色の葉が目を引きます。中心にある7ミリ程の粉をふいたような黒紫の実に注目!この秋の展覧会では、繊細な花びらの糸菊といけた門下がいて、季節感を強調した作品となっていました。また細羽ヒイラギ南天と言われるものは、いけばなをいける方なら岩南天という名でおなじみでしょう。
新年、我が家は赤い実をつけた南天をいけてみたいと思っています。飾るところが問題、と初心者の若い方がおっしゃるので、実南天と言って、南天の実だけを若松一本とドアに飾ったらいかがかしら?水を入れる小さなチューブに生のお花を一、二本いれ、水引きをかければお正月を迎えられますよ!!
私たちの流派のいけばなは、レリーフといって壁に制作するレッスンも教科書にはあります。それをいかすチャンスではないでしょうか、と。
南天をたくさんいけ、もし難が押し寄せたら南天を味方に、幸いに転じる年にしていこう、と思っています。
皆様も健康に気を付けられて、2026年が良い年になりますように。(光加)














